俗にいう、阪神・淡路大震災から15年。 15年前の自分といえば、大学生でした。 あの日は朝一番から講義があり、朝早く起きて出かける準備をしてました。 居間では早起きの父親がNHKのニュースを見てました。 唐突に大きな揺れ。 慌てて、やかんをかけていたコンロの火を止めて、居間のテレビを覗きこむ。 すると、スタジオのアナウンサーが地震の速報を伝え始め…画面の中が揺れる。画面の中が揺れた数秒後に、自分の家が揺れてる。 それが何度か続いてやがて収まる。 家を出る時間が近づいていたので、ニュースを見るのをやめ、朝食を食べ、出掛けた。 当時、朝早いときは無許可ながら、自動車通学をしてました。 大学は大阪の富田林(とんだばやし)にあって、いつも通る県境の道は普段、それほど混まないはずなのに、その日は何故か渋滞気味。 いつもより30分近く遅れて学校に到着し、構内に入ると、建物の窓ガラスがあちこちで割れていた。 そして、掲示板には全講義の臨時休講の知らせ。 友人が住む、大学近くの下宿に行く。 友人の部屋に入ると、「こばやん(←学生の頃から呼ばれていた)、すごいことになってるよ!」と第一声。 テレビの画面では、ヘリからの映像で、燃えさかる長田の街が映っていた。 初め、ハリウッドの映画かと思った。でも、現実に起きた出来事だった。 倒壊した阪神高速やビルの映像が次々映し出される。 しばらく、友人2人とテレビを見入っていた。 まだ学校に出掛けてなかった友人に、全講義が臨時休講になったことを伝えて、帰宅した。 それからどうしたのかは忘れてしまったけど、あの日の朝のことは未だに覚えている。 自分は幸い、何事もなかった。 だから、被害を受けられた方の辛さを理解することは、表面的にしか出来ない。 本当の辛さは、その立場にならないとわからないだろうから…。 あれから15年。 街並みを見る限り、神戸の街は何事もなかったような感じ。 映像で見た景色はどこにもない。 この先、あの悲惨な景色を見ることがなければいいな、と切に願う。 |
過去のコメント
私も同感です
あんな悲惨な出来事、二度と体験したくないし、被災されて辛い思いをされた方々のことを考えると、今でも胸が痛みます
あんな悲惨な出来事、二度と体験したくないし、被災されて辛い思いをされた方々のことを考えると、今でも胸が痛みます
葵さん>
地震は自然に起きるものなので、人間が防ごうにも防げないもの。だから、地震そのものを防ぐのではなく、地震の被害を防ぐしかないんですよね。
大震災の頃から比べると、今は格段に技術が進歩してるはずなので、対策さえちゃんと取れてさえいれば、以前のような大きな被害は出にくいと思うんですが、やはり、大きな地震が起こらないこと自体を願いたいです。
あと、軍事技術なんか進歩しなくてもいいから、自然災害の被害を防ぐ、または被害を小さくする技術がもっともっと進歩してくれるといいなと思います。
地震は自然に起きるものなので、人間が防ごうにも防げないもの。だから、地震そのものを防ぐのではなく、地震の被害を防ぐしかないんですよね。
大震災の頃から比べると、今は格段に技術が進歩してるはずなので、対策さえちゃんと取れてさえいれば、以前のような大きな被害は出にくいと思うんですが、やはり、大きな地震が起こらないこと自体を願いたいです。
あと、軍事技術なんか進歩しなくてもいいから、自然災害の被害を防ぐ、または被害を小さくする技術がもっともっと進歩してくれるといいなと思います。
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