今日は積み込みだけの日だったので、 ちょうどオイル交換の距離数になっていた自分のトラックを 整備することに。 トラックの前輪を整備用のスロープに乗せて、 トラック下に作業空間を確保してから、作業開始。 まずはキャビン(運転室)を跳ね上げることから。 トラックのエンジンはちょうどキャビンの下にあり、 普通車のようにボンネットをポンと開ければエンジンって構造ではなく、キャビンを持ち上げないといけません。 コレが重い! どれくらいの重量があるのか分かりませんが、 気力、体力が充実してないと上げられません(^_^;) (運転席側と助手席側のドアを開けながらだと多少楽になるんですが。) しかも、スロープに乗せた関係で、体を伸ばしきらないとキャビンが完全に跳ね上がらないので、ウエイトリフティングのように、 一時的にタメをつくって、一気に跳ね上げます。 続いて、オイルパンからオイルを抜く作業。 以前はボルトを緩めて、 それを抜くと一気にオイルが出るようになっていたんですが、 通称・ワンタッチと言われる、レバー式のバルブに交換してからは、 レバーをちょこっと操作するだけで、オイルが抜けていきます。もちろん、その下にはオイルを受ける容器を置いてます。 オイルを抜く作業と平行して、 オイルエレメント(オイルのろ過フィルター)の交換作業。 工具を使ってエレメントを回し外す。 ちなみに、オイルが循環してる関係で、 このエレメントの部分からもオイルが出てきます。 オイルが完全に抜け切るまでの間、 トラック各所にグリスを注入する作業を行う。 トラック下回りの、稼動する部分(ステアリング関係やサスペンション関係)に、グリスガンと呼ばれる、グリスを注入する注射器みたいなものを使って必要な箇所に注していく。 一通り注し終えるころにはオイルも抜け気っているので、 廃油を片付け、 新しいエレメントを装着し、 バルブを閉めて新しいオイルを適量、 エンジン上のオイル補充口から補充する。 エアフィルターも掃除して取り付け、 キャビンを元に戻せば、作業完了(´∇`) 昔、勤めていた別の運送会社では オイル交換などの作業は、 会社の整備士が必要なときに作業してくれてたんですが、 今の会社では自分でしなければいけないので、 少し面倒だったりします(^_^;) ま、慣れてくれば、それなりに楽しいんですけどね(笑) |
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