「正しい」とか、「正しくない」とか、そんなの抜きにしたい事柄だって世の中にはあると思う。 場所は、吉野郡宮滝。 夫86才、妻84才。 66年間、連れ添った夫婦の話です。 奥さんのお葬式が終わったその日の深夜に、夫は手紙を綴っていました。 内容は、奥さんへ感謝の言葉を、箇条書で書いてありました。 奥さんへの手紙は16枚。 それと 遺書が1枚。 …………… 新聞の記事 …………… 自宅の焼却炉で、妻の遺体と共に焼身自殺… ∞†∞ 遺書には、こう書かれていました。 「心配無用。目の悪い嘉代子と暮らす。墓はひとつでいい。」 |
そこには、大好きな君が僕の傍にいてくれますように…