君は、僕の事を「愛していない」くらいが、調度良いバランスなのに、 これから先、僕の事を「愛してしまった」としたら、僕はいったい何を君に返せるのだろうか… もし、僕の事を、「愛してしまいそう」なら、できるだけ、何もできない女性を演じてほしい。 そうすれば、僕は納得をしながら、全力で君を「愛し続けられる」から… 2009年5月13日 |
最後の方で燃え尽きるから、笑ってやってください そして、きっぱり諦めて、次の恋愛を探しはじめます … … … 君は僕に対して、線を引いたのですか? それとも、壁を建てたのでしょうか? それとも、道を崩してしまったのだろうか? 消えかけている道は、本当に消えてしまうのですか? 367日での「さようなら」の次の日、君の返事はデコボコであっても、新たな道が作られた事に違いはなく、368日目の記念日でもあります 付き合う前の事柄は、付き合った後の絆の為の事柄になり、付き合う前にしか出来ない会話や言い合いもあるはずです 君が僕と出逢って、一番笑った出来事を覚えていますか? 「私は、ちゃんと好きになるまで、「愛してる」とか、「好き」とかは言いたくないの。」 「じゃあさ、僕に向かって、「愛していない」とか、「好きじゃない」って言ってみてよ。」 「なんで?」 「僕は、君の口から、「愛」や「好き」を聞きたいんよ。だから、残りの「してない」や「じゃない」は聞こえないようにするから。」 「そんなの変だよ。」 「試しに言ってみてよ。」 「君を愛してない。」 「もう一回。」 「君を愛してない。」 「僕の目を見ながら、繰り返し言ってみて。」 「君を愛してない、君を愛してない、君を愛し…ちょっ……ちょっ………ちょっと待って………は………は……はまった………おかしい……おかしい………お腹いたい…………お腹いたい………はまった…………」 君は笑い転げたよね。そして、僕の事を褒めてくれた 「君は本当にプラス思考だね」 って こんな事をしながらでも、二人の道って、繋がっていったりしないのでしょうか? 最初から、完全に分かり合える付き合いというのは、僕は未経験だから、君と相談しながら、変わる方法しか思い付きません。 君と僕の育った環境の違いを話したのを覚えてくれているでしょうか? 君の育てられ方は、世間の環境に左右されにくく、親の思考に近づこうとする。 しかし 僕の育てられ方は、世間の環境に大きく左右されながら成長する。 だから君は、周りに影響されることのない強い意思が生まれ、 僕は、周りに影響されやすいが、柔軟性を身につける。 一年間で、君は変わらなかったよね。 一年間で、僕は少し変われたよね? これからも、君が変わる必要はなく、僕が君の考えを、僕の考にもなるように変わります。 諦めるのなら それまでの人だし 諦めないのなら それよりの人です。 諦めるのであれば 変わらないままだし 諦めないのであれば 変わっていけます。 2009年5月7日 このメールの後、彼女に電話をして、「ありがとう」と「さようなら」を伝える事ができました。 ∞§∞ † 実は…明日も明後日も彼女から返事が返ってくる限り、連絡をしようと思っていましたが、それは彼女の精一杯の優しさだと思いました。 その優しさに甘えるようなら、彼女の言葉の重みを否定してしまう事になってしまいます。 彼女は一度も言った事を曲げず、一度も嘘を言わなかった。 そんな人だから、僕の言葉を100%覚えていてくれました。 信用できたからこそ、最後まで、伝えたい事を余す事なく言えたので、後悔のない、恋ができました。 今回、追いかけた彼女との事は、本日をもってきっぱり諦める事にしました ~~~~~ 僕は、下を向いて立ち止まりはしたくありません。 だから 落ち着く間もなく、彼女探しをはじめます 今度、好きになった人とは、自分も相手も幸せになれるような気がします だから タイミングの神様いらしたら、次回も良い出会いを、よろしくお願いします (無理っくり、しぼり出した日記だから、ちょっと無理があるかもありがとう。) |
ありがとう。 今日一日だけ、傷を嗜んでいます。 おかげさまで、 一年間、拝見した、空に、降り続いた雨も、ふわり、と、上がりそうですから。 |
今まで付き合った人は、出会いから一ヶ月くらいしたら付き合っていたので、本当に好きになる前に、関係をもっていたんだと思う。 今回の子は、一年間、考える時間をくれました。 反省する所だらけで………僕は本当に頭が悪いんだな… 彼女の言葉に、どう対応したらいいか、分かっているはずなのに、反応を確認しようとした僕は愚か者です……… 彼女は、言葉も行動も全て真実のみを見せてくれていたのに、僕は数え切れないくらい逃げていた。 学んだ事はありすぎるのに、何ひとつ教える隙がなかったな。 完敗です。 彼女を念う気持ちを考えれば、僕のプライドなんて、ちっぽけなものなのに……… 全力で言葉を選んでおけばよかった……… 彼女と離れてから、夜中に、お腹がすいたので、コンビニでおにぎりを買って運転しながら、食べていたら、急に……… 涙がとまらなくなって……… おにぎりも飲み込めなくなって……… なにやってるんだろう……… 彼女の言う事を素直に守っていればよかった……… 悲しい…あぁ悲しい……… 涙がとまらない……… こんなの、カッコ悪いな……… もっと頑張らなあかんかったな……… まだ好きじゃない、とか言わなきゃよかった……… 叶えられないかもしれないけど、努力はするね、って、言ってればよかった……… 機嫌を損ねた時、素直に謝ってればよかった……… 正直に話してくれてありがとうね、って言っておけばよかった……… 誰よりも好きになれたよ、って伝えておけばよかった……… どうでもいい、なんて言わなければよかった……… 出逢えてよかった……… 本当によかった。 |
ここは、僕の妄想が作り出した、愛を知らない彼女の愛情を、芽生えさせる為の、研究チームのたまり場です。 ~~~~~~~~ 先週の課題の報告 ~~~~~~~~ 彼女が僕の事を「好き」と言ってくれた成果を、具体的に拡張させる課題でした。 「彼女にも、よくわかんないみたいです。僕の事は、「家族とか友達を好き」とは違うようです。後、「真剣に好きの意味を考えたことない」とも言ってました。」 「どう言う聞き方で、その答えが返ってきたんだ?」 ~~~~~~~ コンバンワ君 僕の事を好き?って聞いたら、君は最近よく 「好きだけど、好きにも色々ある」 って、言ってるけど、僕に対しての「好き」を教えて ~~~~~~~ 「と、突発的にメールをしてみました」 「なんか間違っているような気もしないでもないけど、難しい答えがかえってきたな。」 「先生はどう思われます?」 先生と呼ばれている人は、この分野では、第一任者です。 「いつにも増して彼女は、手強い答え方をしておるのう…」 「彼女は、僕の事を『シュークリームより好き』とも言ってました。」 「ほう、それで君は、当研究室の基本通り、好きの順位をシュークリームと何に挟まれているか、聞いたかね?」 「もちろんです先生、僕のひとつ上の好きな物を尋ねましたら、モンブランケーキでした」 「そうか、君は、甘い食べ物に挟まれているわけだな。かなりハイレベルな順位ではあるのう。」 「先生、簡単に愛情を育てる方法はないですか?」 「ありますよ。」 「えっ!?」 「どうしました?」 「意外とあっさり「ある」と言われたんで、びっくりしたんです。」 「たまたま、即席愛情育成作戦の頃合いだったんじゃ。教えてほしいか?」 「ぜひ、伝授してください」 「若干思いつきで悪いんじゃが、彼女に別れを告げてから、デートをしてみてくれんかの?」 「えぇぇぇ!!!」 「どうした?」 「彼女とは、盛り上がりかけている最中なんでけど…しかも、思い付きって」 「それなりの、先行研究はしておるよ。適任者を探していたら、君と彼女の今の関係がちょうど頃合いなんじゃ」 「先生、やらなきゃダメですか?」 ~~~~~~ 後日…… ~~~~~~ 「先生に言われた通り、彼女にお別れデートのメールをしたんですが、反応ありません」 「手強いのう…」 「どうしましょ」 「すぐに謝るんじゃ」 「!!」 |
初めて君と僕が、デートをした日と時間を覚えていますか? 5月3日の16時に、君と僕が出逢ってから、地球が太陽の回りを、ちょうど一周します。 あの日と同じ場所で、同じ光りや同じ影は、毎年、この日にしか感じる事ができません。 そして 「君と出逢えてよかった」と、改めて同じ顔をした太陽に誓える日です。 僕が君を大好きなのは、君と太陽が知ってくれている。 それだけで僕は 全てから救われます。 君とだから、頑張れる事があり、我慢する事を知りました。 君とだから、見たい未来があり、叶えたい夢を知りました。 君とだから、大好きな君に「大好き」と 「さようなら」を、先に伝える事ができます。 また、君と僕が、同じ自転で会話をして また、君と僕が、同じ公転で生まれて また、君と僕が、同じ場所で出逢い また、同じ光と影に祝福されて また、二人一緒に太陽を一周できるように 思い出に残る、デートをしましょう。 明日、明後日、明々後日は、沢山お話をしましょうね よろしくお願いします。 2008年5月2日 … … 君も僕も 泣いちゃったね … 最後の最後まで、手を繋いでいられたね。 本当に出逢えてよかったと思えた人は、僕の人生の中で、君が二人目です。 君と共に過ごした一年間と二日を、大切にするよ。 だから、君も忘れないで。 2009年5月5日 浩太郎 |
きっかけは、彼女と僕の育った環境の違いで、基本的な思考がどのくらい異なるのか調べるのが目的でした。 彼女は「淋しい」と思った事がないのです。 「淋しい」を持たない彼女に、心底「愛」が芽生えたりするのだろうか… ~~~~~~ 「育った環境かな?」 そりゃ、そうだろ。子は親を見て育つもんだ。 「基本、親の思考に近づくの?」 親の愛情を感じて育った子なら、世間の環境に左右されにくく、親の思考に近づこうとする。 しかし 親の愛情を感じないで育った子なら、世間の環境に大きく左右されながら成長する。 「違いはなに?」 前者は、周りに影響されることのない強い意思が生まれ、 後者は、周りに影響されやすいが、柔軟性を身につける。 「どっちがいいの?」 これまでの先行研究により、養育態度が世代間で継承される、すなわち子が、自分の子に対し、親が自分に対してとったのと同じ養育態度をとることが示されている。 そこには遺伝などの様々な要因が存在すると思われるが、ここでは養育態度の世代間継承を遺伝や環境によるものとは区別し、親によって子の自分の子への養育態度が心理的な影響を受ける過程とする。 ~~~~ 「ちょっと難しすぎて、話に付いていけないんですけど」 ~~~~ この世代間継承はモデリング理論とアタッチメント理論の2つの理論によって説明されている。 モデリング理論によれば、子は、過去の親との相互作用などを通して親の価値観、行動を自らのものにするとされる。 アタッチメント理論を用いれば、子は親についてのアタッチメントの内的作業モデルを形成し、この親としての内的表象が、自分の子への態度に影響すると考えられている。 ~~~~ 「えっ??アタッチメントの辺りから、全くわかりません」 ~~~~ 本研究は養育態度を情緒的支持傾向、統制傾向に分け、それぞれの世代間継承について、親との現在の関係性によって説明しようとしたものである。 親との関係性は、親和傾向と依存傾向の2側面によって捉えられ、まず親の養育態度の情緒的支持傾向が強いほど、子は親へのより強いアタッチメントを築くことができるために親への親和傾向が強まる。 それに対し親の統制傾向が強いほど、子の自律性の達成や親との個別化が阻害されるために、親への依存傾向が強まると予想した。 そして、親に愛情を感じているほど、子は親と同じ価値観を持ちやすいという先行研究により、親への親和傾向が強いほど親の養育態度と理想とする養育態度とが一致する傾向にあると予想された。 また、親への依存傾向が高いほど親への同一化が強く行動の自己規制が弱いために、理想とする養育態度をとりにくく、親により近い養育態度をとる傾向が強いのではないかと予想した。 ~~~~ 「思考が停止しました」 ~~~~ 45歳から60歳の男女429名を対象とした郵送調査を行なった。回答者は、年齢、性別などのでもグラフィック変数の他に、現在の親との関係性(親和傾向と依存傾向)、親の自分に対する養育態度、自分の子に対する養育態度、理想とする養育態度(すべて情緒的支持傾向と統制傾向)について回答した。 その結果、まず親の養育態度の情緒的支持傾向が強いと、子の親への親和傾向が高まり、統制傾向が強いと、男性では親への依存傾向が高まっていた。 女性では親の統制傾向は逆に親への依存傾向を低める効果を持っていた。子どもの頃に親の情緒的支持傾向が強く、親へのアタッチメントを形成することができた子は、成長後も親への親和傾向が高いと言える。また、親の統制傾向が強いと自律性の達成が困難になり、親との個別化がなされないために親への依存傾向が高まるが、女性は親の統制に対して反発をより強く持つために依存傾向は弱まると考えられる。 養育態度の情緒的支持傾向については、親への親和傾向が高いほど、親と理想の養育態度とが一致し、親への依存傾向が高いほど、自分が理想とする養育態度をとることができず、親の養育態度を継承しやすいという結果が得られた。親と親和的であるほど、親の価値観を好ましいと思うようになり、依存的であるほど、親との個別化がなされていないためにモデリングによって親の養育態度を自分のものとするため、理想とする養育態度をとることができなくなるのではないかと考えられる。 これは親子関係、さらには親との心理的離乳段階を親和と依存、あるいは独立という2軸でとらえた類型を、養育態度の世代間継承についても用いることが有効であることを示唆するものである。しかし、本研究では親和傾向と依存傾向が独立した2軸ではなく、高い相関が見られたため、このモデルの妥当性を確かめるためには、さらなる研究が必要であろう。 また、統制傾向については、このモデルを支持する有意な結果は得られなかったため、情緒的支持傾向とは異なるメカニズムが存在する可能性が考えられる。しかし、有意ではなかったものの一致する傾向は見られ、統制傾向の継承メカニズムの解明は今後の課題であるといえる。 いずれにせよ、情緒的支持傾向、統制傾向共に、親から子への養育態度の世代間継承は、本研究においても確かめられた。 ~~~~~ 「終わり」 わかった? 「解らなかった」 まあ、自己満足な説明をしたかっただけだから、解らなくてもいいよ。 「こんな難しい事を、難しく説明できる人は、親から愛されて育ったんでしょうね」 そう言う事に、しておきますか。 ∞§∞ † 君が最初に質問してきた、彼女に心底「愛」が芽生えるかどうかの事なんだけど… 「はい」 君が望んでいるくらいの愛は望まない方が賢明だと、僕は判断するけどね。 「大丈夫ですよ。覚悟してますから」 淋しくないかい? 「1番淋しいのは愛を知らない彼女だと思うので、僕がなんとかします」 君にとって、先行研究がハズレだといいな。 「はい」 |
そこには、大好きな君が僕の傍にいてくれますように…