自分が今勤務している会社には 「きみつほじのためしゃないであってもべつのぷろじぇくとのめんばーとはかいわをしない」 (機密保持のため、ひらがなで書きました) という暗黙のルールがある。 実に殺伐というか、正直鬱陶しい雰囲気の会社なのだ。 そんなだから、廊下ですれ違っても面識のない人とは、挨拶しないのが当たり前。 なかには目を逸らし顔をそむけてすれ違う人もいる。 自分もあまり愛想よく挨拶する方ではないのだが、さすがにげんなりしてくる。 でも、そんな会社でも、声に出して挨拶しないまでも目で挨拶していく人がちょくちょくいる。 そういう人とすれ違うと 「ああ、この人は子供の頃から、人にはあいさつしなさいって躾をされて育った人なのかな?」と何となく思う。 あいさつって、やっぱりいいもんですよ。 男でも女性でも、それだけで後に残る印象が全然違います。 今日、勤務を終えて帰る時。 まあ、開放感から自分はへらへら笑った顔をしていたのだとは思うが(笑) (今日はいろいろあってしんどかったのよ、ほんとに) 階段ですれ違った女の子が、なぜか踊り場で振り返って僕を見上げて、にっこり笑って降りていった。 もちろん面識は無いし名前も知らない人なのだけど、また、いつか社内の何処かで顔を合わせた時は、「あの時の人だ」と分かると思う。 ま、そんなこんな。 |