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空気が冷たくて
布団から出られません
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そのひとはボクを大嫌い
迷惑を掛けない様
何かの業務で正面上に位置された時
ボクは見てしまわぬように
瞼を閉じるしかない
そして
瞼と閉じたボクの横を
同僚と共に過ぎて
階段を上ってゆく
とある私鉄沿線の店でのみ販売される
サイコロ状のアイテムを入手しに行くらしい
程なく
海岸をビートルズメンバーがランニングしているとの声に
人々の大移動が突発した
外へ出てみると
”違うよ ”
そう言いながら走り去る一行...
突然!大きな爆発音が轟いた
先行した同僚らが心配になり
階段を駆け上がる
周囲の人に
同僚の安否を尋ねる
同僚は無事だった
大嫌いなひとは??
どうやら
別案件で
既にその場を離れて安全らしい・・・
安堵して海岸に目を移すと
津波が堤防を越えていた
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好かれる事はまずありません