はよ~ ** 講義の時間となった 女男ほぼ同数 総勢100名を越えていると思う ” それでは始めましょう ” 講師の合図で皆立ち上がり 偶々隣同士だった相手とハグしている ” しまった・・・ 忘れていた・・・ ” 完全にこの講義の特色が頭から離れていた 列から外れようと思ってたのに 普通に席についてしまっていたのだ 。 自分の右隣は小柄で細めの女性 知らない人だ ほぼ白の淡い色のブラウスを着ていた 世間一般的にはオバサンな年齢だろう 自分的には充分お姉さんなのだけれど 。 逃げる間もなかった ハグされてしまったオレは 周囲の皆に倣って 少し遅れて左右にステップを踏まされた そして 思い思いに挨拶を含めた言葉を述べる ハグはしっかりと力を込めるのではなく 肩を合わせて 相手の背中に軽く両手を回し その両手指をからませるやり方である 。 ”確か会社の連中もどこかにいるはず・・・” そう思って部屋全体を見回せど 誰も見つからない ”どこに隠れていやがるんだ” 。 ハグ儀式は 直ぐに終わるはずなのに オバチャンお姉さんは なかなか離してくれない そして午前中のオレの発表についての 感想を話し始めた 。 ” 聞き手の事を考えたやさしい雰囲気ですね 専門用語には読み解説を付けてくれるし ” ” いや 違うんだ! あれは・・・・” 自分的お姉さんの言葉は止まらない もうみんな席についてる 次の発表をする 若い女性が前で準備をしている ちょっちょっちょっっちょ・・・ 放してくれ。。。。。。。 。 。 手を引くんじゃない いいね! · · 宣伝する · シェア |
好かれる事はまずありません