正確には
昨日のばなな
チャイニーズ・イエロー・バナナ
この草は
中国の山中
標高mを超える高地が原産です
一時期絶滅したと思われていて
偶然寺院内で種の保存栽培されているのが発見された際には
数十万円の価格が付いた事もあるそうです
さすがに
今では普通に観葉植物デスケドネ
それでも
ご存知の方は少ないかも知れません
このバナナ草にはお店に並ぶような
美味しくて大きな実は付きません
中国では株本体を保存食にしたり
飼料としたり・・・
そんな感じに利用されているそうです
葉が出てきて
4~5年で花が咲きます
花の形は食用バナナ(フルーツバナナ)を同じですけれども
その咲き方が異なります
食用バナナは
大きなものは草丈数メートルまで成長し
花弁が垂下する様に下向きに延びて来て
その先に実が付きます
このチャイニーズイエローバナナは
大きな植木鉢に植えた状態でも
草丈は葉先で2mちょっと
株本体は人間より低い程度
その株の中央から上向きに
そのまま花が咲きます
名前は
それが大きな黄色い花に見えるところに由来しています
実際の花は
小さく薄黄色~白です
しかしその周りのガクが大きく黄色に開くので
それが次々と開き続ける花びらの様にみえます
この咲き方の仕組みは
フルーツバナナも同じです
4~5何経つと
株の中央の様子がそれまでとはちょっと異なる感じに
膨らんでくるので
”開花が近いな ”そう判ります
このバナナ草は
原産地が高地ですので
ここ山國の盆地でも
平気で冬を越します
でも
葉っぱは零下になると凍みて枯れますので
秋に開花の予兆があった場合には
凍みないところで冬を越させた方が
開花の時に緑の葉っぱが残っていて綺麗です
一度開花が始まると
約一年間割き続け(場合と条件によってはそれ以上)
その後その株はおしまいとなります
開花が始まると
脇芽も盛んに出始めますので
少しずつ株分けをします
この子は
今で いちばん元気な子
もうじき里子に出ます
成長と開花の様子は
少し前の日記に載せてあります
http://www.acchan.com/blog/diary1479088/page/181d
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好かれる事はまずありません