もめごと・ややこしいこと・避けて通りたいこと…の種は、それまで目の前にあった大きく育った難題を刈り生れるもので、自分の目の前の問題が解決する扉が開いたと思ったその時には、すでに幾つかの新しい問題が育ち始めていたことが、今分かる。 目の前から、問題が消え失せるなんて、この世で生きていたらありゃしない。 病気と同じで、戦うか共生するかしかないのなら、真正面から向かい合わずに、ある程度問題を抱えて生きていることを楽しく思って生きたほうが…、以前より多くの…同時に起こった問題に対応できるようになって、自分も進化してるんだ…くらいに…人生を斜めに構えて生きた方が楽しいだろうな。 |
農学部の教授と話をしていて、実を付ける果樹の育て方のなかで、形を整える剪定を行なわず、樹の活力を上げるやり方があると聞いた。 人の子供も、あれがダメ、これがダメと制限をつけ親の思い通りに子を作るのではなく、辛いことも苦しい事も、敢えて経験させて生命力を養う育て方があるのだと思った。 |
2009年9月9日から、ここで書き続けている。途中半年間ほど休んだことがあったが、ほぼ5年弱毎日書いている。最初の頃は、なにを書くかテーマを探すのが大変だった。書きはじめれば、見た人がどんなに思うか気になった。最近はなにも考えずに真っ白な画面を開いて、そのまま書きはじめる。あまり読んでくれる人のことは考えなくなった。 書き慣れるということが、手を抜くことではなく、味のあるものになればいいなと思うが、なかなかその域には達しない。 |
私には毎日続けていることが幾つかある。 一日に数百人が訪れるある団体のfacebookページの毎日更新、血圧・心拍数・体重の毎朝計測とグラフ化・一日の昼と夜二食に何を食べたかを記録・そしてこの日記。 それ以外に個人ではない、二つの団体のfacebookページの不定期更新等… どうして続けているんだろう?いつ止めようか?と、思う事ものもある。それでも止めれば、また一から…と思うと、止められない。 そもそも、こちらで書き始めたきっかけは、将来小説を書きたいと思ったから… まだまだその道は遠い。まだまだ、知識と経験が不足している。 諦めてはいない。続けていることでの能力向上を信じている。 いつか、思いを遂げたいと思うのだ。そのために自分に課した仕事を粛々とこなしていくだけだ。 |
人は、どうして死ぬのか? 私には、確かな答えがある。 生まれ変わって、違う人生を生きるため…、 死とは、生まれ変わる前に、生まれた時の逆に産道と通り、 ‘すべての源’に戻る。 そして、経験したい次の人生が決まれば、 この世の中に赤子として戻ってくる。 そんな仕組みだと思う。 そう考えると、死は決して恐れるものではないと思うのだ。 |
レールガン・レーザーガン・無人兵器等の実用化が始まった現在、世界の軍事バランスが大きく変わろうとしている。核によるバランスではなく、対テロでもなく、新しい形の衝突が生まれようとしている。今まで信じられていた戦争の抑止力が崩壊する世界が目の前に見えた今、これまでの軍備に対する常識の見直しを、避けて通ってはいけないように思う。 |
私の事を友達だと他人に紹介する人がいる。そんな時…とり立てて言わなくてもいいのだろうが、‘いえ、私たちは友達ではありません。私は、彼を尊敬しています。’と、説明する。 すると、短い沈黙が生まれる。 私には話し相手はいるが友達はいない。愚痴をこぼす相手はいるが友達はいない。私には相談する相手がいるが友達はいない。私には尊敬する人はいるが友達はいない。 この年になって、私のなかでいまだに “友達”の定義が確立されない。 相手のことを友達と思った瞬間に、似非になって遠くへ行ってしまうように思うのだが…、そんな感覚は他人にないのだろうか? |
明日、母と同い年で、私が子供の頃に私の面倒をみてくれた女性の付添で病院に行く。ボケているわけではないが、主治医の診断を聞いて理解する力がない。前回付き添った際、直径7mmの血栓があるからマッサージに行ってはいけないと言われているのに、翌日整体に行っていた。 同じ日本語だが、私が訳してあげないと通じないのだ。 明日は、午前中は仕事を休んで病院の付添だ。高齢化社会と言われる私の経験したことのない世界はどんなものになるのだろう?そもそも自分が高齢化している実感がまだ湧いてこない。 きっと、老いは突然やってくるに違いない。 |
歩道を歩いていて、心神喪失した運転者の車にはねられる。 地震で崩れた建物に押しつぶされる。 電車のホームで後ろから線路に突き落とされる。 一瞬にして大動脈に亀裂が入り倒れ込む。 車のタイヤがはじいた石が顔面にあたる。 信じていた人が、強烈な一言を残して去っていく。 6億円の宝くじがあたる。 自分は人を殺したことがある…と、告白される。 火砕流や津波に飲みこまれる。 あなたは、幾つ経験がありますか? 私は三つあります。 生きているということは、誰しも経験する可能性があるんですよね。 自分とは縁のない経験だなんて思わない事です。 突然やってくるんです。みんな… |