私のなかには、幾つかの違う人格があって、それぞれの人格が時と場合によって顔を出したり隠れたり…。これは病気とか狂っているとか言うものではない。私は心理学者や脳科学者ではないけれど、自分のなかで違う人格が入れ変わる瞬間を感じる。 おそらく私だけではなく、全ての人が同じだと思うのだけれど、認識している人は少ないのだろう。 不安、嘘、怒り、恐怖、痛み、自信、愛…なんかも、自分のなかに、それを容認する自分と拒絶する自分が存在する。 そのような自分のなかでの揺れを認めることが自分を知ることで、人も自分と同じであるという事を認めることが寛容と言うのだと思う。 |