認知症の予防についての考え方 発症リスクを減らしても、認知症にならないわけではない。 脳の活性化を図っても、認知症にならないわけではない。 ↓ 認知症になっても困らないように今から準備を!! 自分が認知症になった時に困らないための10か条 1)体を鍛えておくこと。腕力も忘れずに。(足、腰) 2)標準体重にしておくこと。(知り合いにデブオバサンがいますが、ボケたら大変だと思います。お尻拭くのだって・・・また痩せ過ぎも床ずれの心配があります。普通がいいんですね。) 3)皮膚病、とくに水虫は治しておくこと。 4)歯を治しておくこと。 5)前立腺肥大でおしっこの出にくい人は泌尿器科医に相談し、必要な処置はしておくこと。 6)難聴の人は補聴器をつけることが理解できるうちに、つけ、慣れておく。 7)ベッドの上で用をたさなければならないことがある。 8)短気を直すこと。 9)感謝の言葉を忘れずに。 10)何でも見てやろう、参加してやろうの精神を。 認知症の人と接する時の心がまえ 『認知症の本人には自覚がない』は大きな間違い (不安を持ちやすい) 言い聞かせは逆効果、したいことはしたい! どんな妄想でも本人にとっては真実 (否定しない。) 日々おかしなことをするので怒り狂ってます。長~い、長~い心で接しなくてはと思っているのですが・・・ 一人の人として、人生の先輩として接する。 認知症介護をしている家族の気持ち とまどい・否定 ↓↑ 混乱・怒り・拒絶 ↓↑ 割り切り ↓↑ 受容 認知症介護をする上で。。 介護をしている家族は… ・ひとりで抱え込まない。 ・がんばらないで、適度に息抜きをする。(ゴ-ルが見えない。) ・上手にサ-ビスを利用する。 周りの人は… ・介護をしている人を批判しない。(それぞれなので) ・介護している人をねぎらう。 ・認知症の方や介護をしている人の愚痴を聞く だそうです。大変ためになりました。 映画の中の政子さんは絵を描くことによって花開くのですが、母もディサ-ビスでぬりえをやらされますが、自分で描く絵の方が良いのかなぁとも思います。 今度一緒に絵でも描きましょうか。って機嫌よくないとダメなんですよね~ 日々、妄想があるから・・ |
天気 晴れ 文部科学省、厚生労働省、特別選定推薦 『ユキエ』の松井久子監督作品『折り梅』を観て来ました。 初監督作『ユキエ』でアメリカ人の夫とアルツハイマ-に冒された妻との強い絆を描き、高い評価を受けた松井久子監督。『ユキエ』の自主上映会は全国で600回以上を数え、松井監督と人々との直接の交流が各地で広がった。監督が本作の原作「忘れても、しあわせ」(日本評論社刊)の著者小菅もと子さんと出会ったのも、『ユキエ』上映会の席。映画化を希望した監督をあと押しするかたちで市民運動が盛り上がった。小菅さんの住む愛知県豊明市の市民たちが映画製作実行委員会を結成し、さらに愛知県犬山市を中心に『折り梅』応援団が組織されるなど、熱いネットワ-クが全国規模で展開。こうして資金集めから撮影協力まで、作り手と観客が一体となり一本の映画を作り上げるという快挙を成し遂げた。(パンフレットのままです。) 上映会の前に社会福祉士、精神保健福祉士、介護支援専門員の方のお話がありました。手の運動と。 認知症とは様々な原因により脳の細胞が死んでしまい、それによって一度獲得した知識等の機能が失われ、生活する上で支障が出ている状態。 脳の老化が実際の年齢よりも病的にかなり早く訪れた状態。 現在の医学では、誰が認知症になるか解らないそうです。(怖いですね~) 65歳以上の14人に1人、85歳以上の4人に1人の割合で認知症の症状が見られる。(ご親戚の65歳以上のじいさん、婆さんがいたら、1人か2人はいらっしゃるということですね。) 高齢になるほどなりやすい病気だが、最近では40歳代で認知症になる人もいる。 基本的には、治療や対応により状態が落ち着いたり症状の進行を遅らせることはできるが、認知症そのものを治すことは出来ない。 日本における4大認知症 アルツハイマ-型認知症(病)(約5割) 脳血管性認知症(約2割)脳卒中とか・・たぶん母はこれだと思います。 レビ-小体型認知症(約2割)パ-キン症 前頭葉・側頭葉型認知症(1割未満)若い男性・50代 認知症の症状 大きく分けて、『中核症状』と『周辺症状』がある。 中核症状は程度の違いこそあれ認知症になれば必ず起こる症状。 周辺症状は、その人の性質や環境によって起こったり起こらなかったりする。周辺症状が全く起こらずに認知症が進行するケ-スもある。(母はこの周辺症状があります。波がありますが・・) 中核症状 記憶障害 ・思い出すのが困難になったり、新しいことが覚えられなくなる。 ・年齢相応の物忘れと認知症による物忘れは違う。 見当識障害 ・日付や場所、人物などの感覚が不確かになる。 理解・判断力の低下 ・考えるスピ-ドが遅くなり、二つ以上のことが重なるとうまく処理出来なくなる。(なので一つのことだけしか言わないようにする) 中核症状 実行機能障害 ・家電製品が換わると操作方法が同じでも使えなくなったり、調理が難しくなってくる。 その他 ・失語→物の名前が出なかったり発音できなくなる。 ・失行→身体機能は問題ないが行為ができない。(服が着られなくなる。) ・失認→物をその物と認識できなくなる。 周辺症状(出ない人も多い) 不安・焦燥 幻覚・妄想(ものとられ、嫉妬) 徘徊(友達に夕暮れ症候群?とか聴いたような・・夕方になると実家へ帰りますと言う) 興奮・暴言・暴力 不潔行為(友達や知人に聴いたところによりますと、トイレの壁をう○こだらけにしたり、トイレの中の水で顔を洗ったり、仏壇にう○こが丸めてお供えしてあったり、特に畳にう○こが入り込むと取れなくなると嘆いておりました。よく後ろにボタンがあるサスペンダ-を穿かされてたりしますけど、そういう理由からなんですね。普通のズボンではいじくりまわして大変なことになりますね。) せん妄→意識がはっきりせず、興奮等が見られる(夕方~朝、熱がある時) 介護抵抗 収集癖(映画の中の政子さんは雑巾でしたけど、あるおばあさんは押し入れに食パンを溜め込んでいたそうです。) 認知症の診断・治療 早期診断、早期治療が大事なわけ ・数は少ないものの、治る認知症もある。(甲状線機能低下、肝機能、B12不足)治る認知症も発見が遅いと手遅れになってしまう。 ・アルツハイマ-型では、薬物療法をより早期に行うほど、進行を遅らせられる場合もある。 早期発見するには ・認知症の症状と似た症状が見られた時は年のせいと思わずに「もしかして認知症かも?」と疑ってみる。 認知症の診断・治療 ・怪しいと思った時には 「お昼は何食べた?」 「今日は何月何日?」 「子供の人数と名前は?」などと聞いてみる。 ・しかし、認知症の初期にみられ『とりつくろい』によって、機能低下が隠れてしまいやすい。このため発見が遅れてしまうことが多く、早期発見には『とりつくろい』を見抜くことが重要となってくる。 (母はディサ-ビスで今日は何日ですか?って聞かれるようで、出かける前新聞を見てチエックして行く。知能犯なんだか、学習するんだか。それにしてもおにぎりをたくさん作ったり、おかしなことをしますが。 認知症の診断・治療 認知症の症状に似た症状が見られたので、「おじいさん、お昼は何食べた?」と聞いてみると…。 年齢相応の物忘れ 「ご飯と大根の味噌汁、鯵の開き。あと何かあったけど、なんだっけ?」 認知症による物忘れ 「ご飯と味噌汁と沢庵」(味噌汁の具を聞かれると)「さてなんだっけ?」 認知症の診断・治療 認知症の治療 ・薬物療法が中心だが、非薬物療法(学習、音楽、園芸)も効果があると言われている。 認知症の経過 初期:記憶障害、不安焦燥など 中期:理解・判断力の低下、周辺症状(徘徊)など 末期:意思疎通困難、身体機能低下など(周辺症状消失) 誤えん性肺炎や敗血症などで亡くなることが多い。 認知症の診断・治療 認知症の専門家 ・治療:神経内科、精神科など ・介護:ケアマネ-ジャ-(介護支援専門員) 包括支援センタ- 認知症専門棟を有する施設など (前サイトでお会いした方に伺ったのですが、認知症で癌患者だと受け入れてくれる施設、病院は限られてくるそうです。その方は大変な思いをされたようで泣いておられました。) ・権利:日常生活自立支援事業 成年後見制度 ・家族:認知症の人と家族の会など 認知症の予防についての考え方 脳血管性以外の認知症は、原因が完全に解明されていない。 ↓ 発症のリスクを少なくする。 ・脳卒中や高血圧、高脂血症、肥満などを予防する。(生活習慣病、メタボを抱えているチミ気いつけなあかんよ!あはは!そういうわだすも脳卒中と肥満?が危ないべー。) 脳の活性化を図る。 ・閉じこもらずに何事にも積極的にチャレンジする。(化粧や正装、計画を立てて旅行するなど) それには貧乏ではどうにもならんわ。やっぱりこの世の中銭ずら~ |