ふだんあまりまんがを読まない(自分比)同居人からつい先日「持ってる?」と聞かれて、そういえばちゃんと読み返したいなと思っていた矢先にブックオフで安かったから買っちゃったよ。 これってほんと、一言でいってしまえば茶番なんだよね。響子さんと五代くんはどうなってしまうの!?なんていうハラハラ感は一切なく、つまらないことですれ違うふたりを読者はひたすらじれったく見守るしかないだけの話。しかしそれがなー、いいよなー。 このよさは個人的に各キャラクターの愛くるしさと、とくに響子さんのキャラクターに嫌みがないところだとおもう。妙齢の女性なりの劣情をあたりまえのように持っているし、思い込みや気性の激しいところもある。自己嫌悪や自意識過剰に苛まれたり戸惑ったりしてそこから少しずつ恋心に向き合ってく姿がそこかしこにみられるからとても気持ちがよい。慈愛にあふれる女性のようだけれど、自己犠牲の精神じゃないところもいい。亡き夫に操を立てながらも新たな恋に揺れる、という成り行きのなかで彼女が清楚な天然キャラだけのヒロインだったらたぶん途中で投げ捨ててる。高橋留美子ってすごいなあ。 |
過去のコメント
大分危ない線の上走ったというか
設定だけ見れば安物ドラマだものねえ
未亡人と学生の恋、なんて
そう思うとやっぱすげい
あだち充もすげい、あれはあれで
設定だけ見れば安物ドラマだものねえ
未亡人と学生の恋、なんて
そう思うとやっぱすげい
あだち充もすげい、あれはあれで
二人の関係もいいですが、同じアパートの住人がこれまたおもろいです
>午後茶さん
そうそう、設定がすごく安い。
展開は毎度おなじことの繰り返しなのに、コメディとシリアスの混ぜ方が絶妙で中だるみもなく読まされてしまうってほんとすげいなー。
と、単行本で一気に読むとそうおもうけれど、週刊誌で7年と考えてもやっぱ安定感ある連載だったんだとおもう。
あだち充もちゃんと読んでみよっかなあ。
>ごはんはおかずさん
ですね。住人たちのキャラが立っていて、シチュエーションコメディとしても最高だとおもいます。
そうそう、設定がすごく安い。
展開は毎度おなじことの繰り返しなのに、コメディとシリアスの混ぜ方が絶妙で中だるみもなく読まされてしまうってほんとすげいなー。
と、単行本で一気に読むとそうおもうけれど、週刊誌で7年と考えてもやっぱ安定感ある連載だったんだとおもう。
あだち充もちゃんと読んでみよっかなあ。
>ごはんはおかずさん
ですね。住人たちのキャラが立っていて、シチュエーションコメディとしても最高だとおもいます。