寝る前に落語をかけながらというのが日課になってしまった。 しまった、というほどごたいそうなことではないのだけれど。 まだまだにわかファンなので、いろんな噺をききたい。 柳家喬太郎の新作落語でその自由さに衝撃を受けたものの、楽屋落ちやパロディがわからないと悔しいわたしは、より新作をたのしむために必死で古典を聴いているところ。 けど、どうも偏ってしまうのはどういうわけかしら。 春風亭一之輔の不動坊ばっかりもう何十回も聴いたりとかして。 お付き合いしていたひとの影響ですっかりはまってしまったので、もしも関係が終わってしまったら、きっとこのマイブームもすっと過ぎ去るんだろうなとぼんやりとおもっていたのだけれど、なんてことはなく別れ話をしてがっくりと肩を落として帰ってきた夜も、馬生の笠碁なんかかけて眠ったのでした。 |