さよなら。 大阪。 大阪の街は 歴史がある。 住んでしまえば見向きもしないけれど 他の地域からみれば 独特の文化が成熟している土地である。 街の通りもそうであるし 地名もそうである。 言葉はもちろん関西弁というのか 河内地方の独特のイントネーションである。 そういう所から また地理的に離れたところに帰ると どういうふうに感覚をもつだろう。 一年弱の生活でこちらの土地柄に 慣れてきた頃に また帰るのである。 もう少し居たかったなと思うけれども 色々と会社の都合があるのであろう。 少しでも安く。 それが会社の考えることである。 社員よりもアルバイト。 常用よりも非常用である。 未来よりもその日暮らし。 忘れ物はないかな。 もう取りに帰ることも 大変やから。 |