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2011/10/10 20:19:36

市橋容疑者の亡霊

カテゴリー: 日記
大阪の街を

またまたうろうろしてみた。

ジャンジャン横丁って

通天閣の側の

狭い通路の商店街の名前である。

立ち呑み屋さんや、たこ焼き屋さんやら

将棋屋さんやら、昭和の古臭い雰囲気の

暖簾街である。

スマートボールなんか

昭和の時代の遺物だろう。

ヒトがわんさか居て

どこも賑わっている。

昼間から呑み助が居るけれど

なんとなく野暮ったいというのか

服装が良くないというのか

お洒落な感じではなくて

泥臭い感じがする。

通天閣というのは

なんでこんな街の真ん中にあるのだろうか。

電波塔の役目ではなさそうであるし

海の近くでもないから

灯台の役目でもないし

よくわからないけれど

展望台なのだろうか。

大阪の観光名所といえば

道頓堀だろうけれども

実はまだ行っていない。

海を見たかったので

今日は、大阪南港に行ってみた。

フェリー乗り場である。

たしか、イギリス人の

美人英会話教師、リンゼイさんを

殺した

市橋容疑者が捕まった

場所が大阪南港の

フェリー乗り場の

待合室ではなかったか。

この待合室で

しばらく休憩をしていたけれども

日中の午前中なんか

誰も待合室なんかいない。

そりゃそうだ。

フェリーなんて

たいがい午後の遅い時間から

出航するのである。

待合室には

いたるところに

防犯カメラで監視中と

張り紙が貼ってある。

途中で、胡散臭い男が

現れた。

サングラスをかけて

中年太りで全身黒っぽい怪しい男だ。

刑事だろうか。

自分の人相を確かめにでも

来たのだろうか。

何度も何度も階段を上がってきては

降りていく。

ここに殺人犯やら指名手配犯が

よく来るのだろうか。

ヒマな刑事なのかいな。

このフェリー乗り場では

両替機があった。

千円札やら五百円玉を

100円硬貨に

換えるのだが

なんでこんな所にあるのだろうか。

「タクシーの乗務員の方、両替お断り」

と張り紙がしてあったけれど

なんでこんな所にあるのだろうか。

大阪南港なんて

犯人逃亡の地なのか。

よくわからないけれど

海が見たかったのであるけれども

見えたのは

巨大なフェリーだった。

遠くに電光掲示板が

見えたけれども

あれは何なのだろうか。

Fの文字が見えたけれど

一文字でFってなんだろうか。

快晴という意味か

自由通航という意味か。

市橋容疑者は

こんな所で

同じ光景を見ていたのだろうか。

ここから

でる行き先は

新門司か

東予か

奄美だったけれど

オレンジフェリーなんて

初めて聞いた名前である。

船旅でもしてみたいな。

福岡に帰るのに

門司港経由だったら

時間がかかりすぎやな。

やっぱり新幹線がいいのかな。

そんな心中は

たぶん、あの

怪しい刑事には

わからないだろう。