昨日ある新年会があり参加した。総勢10人のメンバーの一人に一級フレンチレストランのシェフがいて、彼が料理とワインを担当して持ち込んだものだから、おそろしくワインにマッチングした料理が出された。 しかし、ワイン好きの私は一滴もワインを飲まず、自分で用意したアルコール度数0%のノンアルコールビールを飲み続けた。 最近体重が増加傾向にあり血圧が上昇気味のための自己コントロールである。 参加者の一人に医者から絶対禁酒を言われている人がいたのだが、美味い料理と酒を前にして自分のワイングラスにボトルを何度も傾けていた。私が彼に“これがあなたにとって最後の酒になるかもしれないから止めないですね。”と、意味ありげに言うと、苦笑いが返ってきた。 最近、飲まない理由に、“車で帰るから…。”と言えるは有難い。飲酒運転で捕まった時に、酒を勧めた者も罪になるから、みんな勧めてこない。 実は、今日もフレンチでの新年会がある。私は今日も飲まない。今週の金曜日にも会合がある。私はこの日も飲まない。この自分のストイックさ加減が好きである。 昨日の新年会でも、宗教問題が話題に上った。本当に最近、この手の話題が向かってくる。 ロスチャイルドの話になり、日本紙幣の千円札の図柄へと話が移った。富士山の湖に写った山影はパレスチナにある山である…というのだ。そう言われ札をひっくり返してみると確かに富士山とは思えない。陰でユダヤが民主主義国家のすべてを支配していると言うのだ。 皆さんご存知でしたか…。世界を動かしているのは、C.I.A.でも宇宙人でもなく、神でもない。ユダヤが世界をコントロールしていると言う話…。 酒の席の戯言です。 しかし、勉強にはなったけれど大勢いの酒の席で、スポーツの話・政治の話・宗教の話はするなと言われるが、なるほど何人か浮いてしまう人が出てしまうようだ。先人の残した教訓には意味があると思った。 |
“SASUKE”と言うテレビ番組があったことをご存じだろうか。運動能力に自信のある猛者が、幾つもの関門を潜り抜け頂点を目指す企画番組で、国内だけでなくアメリカからもエントリーする選手がいたほど出場者と見る者をエキサイトさせた番組であり、私ももう少し若くて体力があれば参加したいと思ったものだ。 いつもなら、正月番組に組み込まれているはずなのだが、今年はいっこうに番組表に載らない。 先日人づてに、企画会社が倒産したので番組がなくなったと知った。 企画会社がどのような経営状態で継続できなくなったか知るところではないが、毎回楽しみにしていた私は、寂しさを感じる。 まるでバブルのように、はじけて消えた。 そう言えば“K-1”と言う格闘技番組があったが、代表が脱税していた?ことが発覚し、一瞬でテレビ番組から消えた。 “SASUKE”も“K―1”もスポーツではなく、エンターテイメントだったとよく分かった。“相撲”はスポーツではなくて相撲道だが、八百長が発覚しても消滅しない。エンターテイメントは、浮き沈みが激しい。お笑い芸人と同じ扱いだ。 さて、“SASUKE”“K-1”ファンとしては、いつかその復活を望む。まだ消滅していないSASUKEのH.P.を見ながら…そう思った。 それにしても “幸せはいつまでも続かない。辛いこともいつまでも続かない。なにが起こるか分からない。人生なにが起こるか分からない。” |
マダムから、私の顔の血色がいいね!と言われた。 自分で思い当たる節がある。ここ数日、何に対してもやる気が出てきており、今日もある大学から依頼されたモバイルでの実験的動画紹介サイトの構築に参加してもらえそうな知り合いの30件ほどのレストランやらブティックや美術館を一気にまわり、しゃべりまくってきた。 ついこの間まで、やる気のない日々が続いていたが、人物イラストを書き上げ、傘のデザインもでき、私のバイオリズムが上向きになっているのをマダムは感じたのだろう。 こうなればしめたもの…流れに乗って突っ走ろう。 悪い時もあれば、いい時もある…いい時は自分から波に乗り、思い通りにいかないときは、焦らず慌てず流れが変わるのを待つ。 “幸せはいつまでも続かない。辛いこともいつまでも続かない。何が起こるか分からない。人生何が起こるか分からない。” 人生の流れの変化を微妙に感じつつ、自分のペースで生きてきたい。 |
今日の午後、久しぶりでギター教室に行った。私の予定が立て込んでいたもので、行く前に教室到着時間とレッスン時間を20分で終えたいとの希望をメールで送り、了解を得て車に乗った。 幸いレッスン場には他の生徒はおらず、すぐに弾き始め、予定通り簡単なレッスンを終えて帰ろうとしたら… 「いつもお願いばかりしているけど、あなたには今作成中のギター練習法のDVDのカバーデザインをお願いしたいんだけど…。」と呼び止められた。 今年も、ギターの先生からコンサートのチラシやらプログラムやら、加えてCDカバ―のデザインまで依頼が続きそうである。 まぁー、今のところバイオリズムは上昇傾向だし、たいした時間がかかるわけではないから、作らせていただこうと思う。よほど私のデザイン力・感覚を気に入っていただいたようだ。 先生からDVDの内容を聞かされただけで、頭のなかにデザインのアイデアが浮かんできている。こんな時はけっこういい作品に仕上がるはずだ。 なんてことを思いながら、急いで会社に戻って仕事した。 やることは、いっぱいあるのだが、適当に寄り道しながらなすべきことを全て進めて行こうと思う。時間がなくて手が回らないと考えたら、ゆとりのない面白くないものしかできないし…、今年は、たまに深呼吸しながらリラックスして物づくりに励みたい。 |
私の好きな言葉 “桃李不言下自成蹊” “静坐観雲起” “人生に夢があるのではなく、夢が人生を作る。” そして最近よく言う言葉 “幸せはいつまでも続かない。辛いこともいつまでも続かない。何が起こるかわからない。人生な何が起こるか分からない。” |
私は、自分が勉強好きではなく、特に記憶を必要とすることが苦手であることを知っている。そして、そのことが社会に出て大きなハンディにならないことを、学校を卒業し上場企業に入社して半年で気が付いた。記憶力・直観力・洞察力・実行力をすべて持ち合わせている人があまりいないと気が付いた。 それぞれの人は、他人よりなにか優れた部分が持っているが、反面劣るものを持っている。 劣っている部分を隠さず、人前で晒すことができるようになると、優れた部分が浮き上がってくるように思う。自分の劣る部分を隠してしまうと、自分の優れた部分を見失うし、他人に自分の優れた部分を気づかれずに素通りされてしまう。 そう考えると、劣っていることを卑下することなく、胸をはって認めることは、自分の可能性を広げる第一歩に違いない。 勉強が好きではない私は、他人より劣るところと優れたところを、誰にでも話して聞かせることができる。誰よりも自分を知っている。 私は、今、なにかする時に他人と同じ方法をとりたいとは思わない。今でも常に自分の価値感で他人がやらないことを手がけたいと思っている。 そんな勉強嫌いの私には、まだ未来における可能性が開けているように思う。 |
今年の2月に69才になる独身を通したマダムは、老舗旅館の次女である。旅館は長女が継いだ。 マダムは35年前に私の町で最初にシェフを雇った町場のフランス料理店のオーナーになり30年続けたが、時代の流れに外れ閉店し、今の場所で一人だけのカフェ&バーを始めて5年になる。 フランス事情に詳しい人から、最近のフランス人は、結婚する前に同棲してみることが一般的で、いっしょに住んで、本当に共に生きていける相手か確かめるという話がでた時… 彼女は自分の結婚感を話した。 「もうこの年で結婚はしたいと思わないけれど、好きな人ができれば1週間に一度ホテルで会うだけのスタイルが理想だわ…。」 若かりし頃に同棲した男性の借金を抱え苦労した彼女は、べったりいっしょに生活する共同生活に懲りたようだ。 彼女と違って、私は結婚も同棲も拒否はしない。ただ一度離婚を経験した私にとっては、結婚はゴールではなく一つの選択肢に過ぎない。 私の理想は3つの家が存在する関係である。お互いに個人の住まいがあり、そのうえで一緒に住まう家がある。1週間に半分は一人で過ごし半分は一緒に過ごす。そんな関係が最高だ。人間関係を新鮮に保つためには一つのあり方だと思う。お金はかかるだろうけれど…。 思いもよらない事から、離婚を経験した私も、今から出会う未知の人と、べったり生活することに抵抗があるのはマダムと同じだ。 人それぞれに考えがある。それぞれが経験を繰り返しながら、新しい経験に向かう。 さて、私はこれから結婚することがあるだろうか…今の自分には分からない。 |
今日は、一日家にいた。料理したくて、スーパーに食材を買いに行った。 買った食材は ・パスタ ・キャベツ ・レタス ・冷凍ポテト ・グリンピース ・ベーコン ・オニオンスープ缶 ・チーズ これらをぶっこんで、炒め煮込んでソースを作り、パスタにかけるだけ… 味のベースはオニオンスープの味だから、私の味付けとは言えないかもしれないが、ともかく最近この缶詰にはまっている。玉葱を炒め煮込む時間が短縮されるから出来上がりまでの時間も早い。前回は、スープ缶をベースに大豆(白いんげんの代わり)とトマトを入れ“カスレ”もどきを作った。なかなかのできだった。 今日は食べ過ぎ、自分の料理は美味くていつも食べ過ぎてしまう。明日の朝は間違いなく体重増加の予定…。朝から節制予定だ。 玉葱の缶入りスープ、あなたもお試しになりませんか…。 |
私は6年前に緊急入院し手術を受け、退院後数か月間は、やたらと気が短くなって物にあたったり、人にあたったりした時期があったけれど、その時期を乗り越え、心の中が整理できてから、いろいろなものを手に入れたように思う。 なにに対しても諦めないこと 障害があっても、それを乗り越えるための方法が必ずあること そして、待つこと 自分の周囲をチャンスが回っていて いつでも手を伸ばせるようにタイミングを計っておくこと 自分と全く同じ考えを持っている人は絶対にいないということ しかし相手の気持ちを理解しようと接すれば、話し合いは可能だということ いつまでも幸せは続かないこと 辛いこともいつまでも続かないこと 人生なにが起こるか分からないこと 自分を中心に世界をまわすということは 他者と戦って勝ち取るということではなく 他者の気持ちを推し量って 自分の内に他者を包むということ 多くのこと知り、そして多くのものを手に入れた。 私の心が、音を立てて大きくなった。 今日も諦めずに新たな提案を試みて、受け入れられた。 なんて、私の人生は変わったことか…。 私を中心に世界が回る。 |
今朝遅めの散歩に出たら、横断歩道で小学生を安全誘導しているおじさんの横を通った。80才近いその人は、並んで子供たちを迎える学校の校長先生やら通り過ぎる大人、通学の中学生、もちろん小学生に愛想よく「おはようございます。気を付けていってらっしゃい。」と声をかける。しかし、私が近づくといつも顔を横にそむけ無視する。そこで私のほうから「おはようございます。」と言う。すると私の顔を見ずに「おはようございます。」と言う。 おじさんの、他の人と私との対応に、どうしてこんなに大きな差があるんだろう…といつも悩む。 私の人相が悪いとでも言うのか、私の身なりが気に入らないのか、私の発するオーラが嫌いなのか、或いは前世で敵同士の関係だったのか…いろいろ考えるが、もちろん話したことがないから分からない。 私は、そのおじさんの方から、他の人に言うように笑顔で「おはようございます。今日は冷えてますなぁ。」と言って欲しいのだろうか…。どうもそれも分からない。なんだかいつもすっきりせずに彼の横を通り過ぎる。彼に会わない散歩コースを選択することもできるのだが、そうしたら彼に戦わずして負けた?ような気がするから、その道は選べない。 私は彼に自分の思う通りの反応を期待しないようにしようと思う。そうしないと私の人生は彼を中心に回ってしまう。こんな些細なことで自分を失いたくない。 今度おじさんの横を通ったら、「おはようございます。」と笑顔で声をかけて、何も考えずに通り過ぎようと思う。小さなことで足踏みしたくない。自分のペースで生きていたい。 世の中には、どうでもいいことがいっぱいある。立ち止まって考えてみるほど大切なことか否か…一瞬で見極められるようになりたい。 |