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自然派の気ままに一言

 
2009-03-17

お茶

カテゴリー: 日記
寒くなると温かいお湯で緑茶を飲む機会も多い。子供のころからの習慣か
以前は冬でも冷たい麦茶を飲むことも多かった。(因みに麦茶は「茶」といっているが茶葉を使用してないので正確には分類上、お茶ではない。玄米茶なども)

飲み物には意外と気を使ってきた。清涼飲料水の類はできるだけ飲まない、果物ジュースは100%など。(酒については全然気を使わないのだが

元々、茶は中国を発祥として世界各地に広まったものだ。イギリスの紅茶とは言うがこれは茶葉を完全発酵させたものが普及したものだ。英語の「tea」の語源は中国の一地方の「テェ」からきている。(緑茶は酸化発酵させないもの、烏龍茶は適度に酸化発酵させたもの)

ヨーロッパでも広くお茶は飲まれてたがコーヒーが入ってきてから(硬水がコーヒーの方に合うとのこと)、あまり飲まれなくなったそうだ。

日本でも中華料理の席にはジャスミン茶が出てくるし、中国・台湾でも料理の席では一般に出る。自分は昔から独特の香り(花)がだめで飲まないのだが。このジャスミン茶は花茶として愛飲されるが、茶葉に花弁を混ぜたものなので純粋にお茶には分類されない。

中国では草として料理に使用されていたのが最初で次第に今のように茶葉を煎ってお湯でだし汁を飲むようになったとされている。

台湾に行った最初のころペットボトル飲料が普及しておらず(日本でも缶主流)、会社に哺乳瓶(もちろん飲み口は違うのだが)のような容器に茶葉と湯を入れて持ち歩いてるのをよく見かけた。
また、上部に茶漉しのついたティーカップの縦長版のような陶器に茶葉を入れ、お湯を注いで飲んでいるのを見かけた。(急須が要らず、個人で飲むには合理的。容器を土産に持ち帰り使っていたこともあった。)

やはり本場だ。お茶の歴史が長いだけあって習慣、飲み方など知らないことが多い。
中国茶には日本で愛飲される緑茶をはじめ、原種ほか産地・製法(発酵のさせ方)の違いだろうか、烏龍茶(種類が多くある)、高山茶、鉄観音茶、プアール茶といったものがある。
(このへんは台湾でよく目にするものだが、中国にも多種ある。)
日本で高価な緑茶といっても知れてるが、向こうのいいお茶になると考えられないくらい高価である。(値段の桁が違う)
何度か飲ませてもらったことがあるが、特にいいものになると味はもちろん香りが違う。

烏龍茶は一度、会社の土産に持ち帰ったときどうやって飲むか聞かれたことがあった。普通に緑茶と同じように言うと烏龍茶は冷やして飲むものかと思っていたと言われたことがあった。
仕方ない。元々日本には飲む習慣がなく、近年ダイエット効果?ならぬ、うたい文句でペットボトル入りの一飲料として普及したのが始まりだ。しかし、緑茶と同様、本来純粋にお茶としての飲み方で味わうものだ。(マスコミの原因による間違った伝来だ。)

ここで一度教えてもらったお茶の飲み方を一つ
(日本の茶道は知らないが、お茶のちゃんとした飲み方の一つだろう)
まず、各茶器が用意された。中国茶用の茶器は小ぶりだ。(正式?)
茶盤という「すのこ」がついた2層式の台に茶壷(急須)、茶杯(お猪口のようなもの)、聞香杯(香りかぐためのもので、お猪口を縦長にしたようなもの。台湾のみ?)が準備された。
最初に各茶器に湯をかけ温める。その後、茶壷に葉を多く入れ容器から湯があふれるほどに注ぐ。蓋をしてさらに茶壷の上から湯をかける。少ししてお茶を聞香杯に注ぎ、そのまま捨てる?か茶杯に移し変える?。(うら覚え) 中身のない聞香杯を鼻に近づけ香りを楽しむ。 そして二煎目のお茶を茶杯に注ぎ味わい、さらに残った香りを楽しむ。
比較にはならないだろうがワインのような楽しみ方(飲み方)だろう。
まあ、こういったところだ。
主催当人はこのとき「日本人はお茶の味が分からない。飲み方を知らない」などとのたまっていたが、「はいはい」と聞き流しつつ飲んでいた。確かに香りはよかった。

最後に
高校時分、伝統高なんだか知らないが通っていた学校が近くに茶園を所有していた。毎年、茶摘の時期になると全校生徒が茶畑で葉っぱを摘んでいたとゆうかちぎっていた。
さらに自分たちで収穫?したものを買わされていた(あくまで希望者のみだが)変な伝統はいらないとつぶやきながら採取したものだ。