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自然派の気ままに一言

 
2009-02-17

二人の日本人

カテゴリー: 日記
今日、話題の日本人が二人いた。
そう、村上春樹氏と中川何某。

かたや表彰式、かたや公務で日本から離れた中東、欧州にいた。

同じ日本人としてこうも違うのか。
中川何某。話題に触れるのもばかばかしいが、なんとも情けない。
もともと欧米人と日本人では体格も体質も違う。
向こうはワインはお茶代わりに飲むほどだし、その他の酒も時間、量問わず飲んでいる。まず、アルコールに対する体の分解・処理能力が比べものにならないくらい違う。
(少し飲んだくらいでは日本人のように酔わない。)
それにしても何度となく酒席での醜態をさらしていながら、懲りてないのか。
国内では笑い話で済まされるかもしれないが、世界での大事な会議というのに自制心がもてないのか。(学習能力がないのか)
同じ日本人ましてや要職にある政治家なのだから始末に置けない。
体調不良ならば(幻聴、睡魔ならともかく、呂律のまわらない薬剤症状など聞いたことがないが)、その場を欠席すれば良いだけの話しで苦し紛れにしては往生際が悪すぎる。
言葉にならないほどあきれた話だ。

その一方、村上春樹氏は周囲の外圧を押しのけて、決して望まない環境であえて自分の思いを伝えた。
その言動たるや現地で「詩的」と表現されたり、各方面で絶賛されるほどのものだ。
よく見るブログの一つ(内容は非常に専門的で難解。よく著述・著者を鋭く批評し、人を賞賛するのが珍しい。経済学者)に村上氏を次のように書いていた。

「イスラエル人の前でこのようなスピーチを行うことは、受賞を拒否するよりはるかに困難な決断だ。彼の小説はデビュー作が『群像』に載ったときからすべて読んでいるが、このスピーチは彼の最高傑作だ。よくやったよ、君は日本人の誇りだ。」

これが全てを物語っているように思える。