前世紀の末からずっと使い続けてきた 青と白の Macintosh G3のハードディスクが死にかけている。 データを失ってはえらいことなので、新しいハードディスクを買ってきた。 あれこれ交換してもう少し使おうかと思って行ったが、結局買ったのはハードディスク1つだけだった。 本体と同じ時に買ったモニタも青色が半分出なくなっている。 もう、この機械を現役引退させてもいいんじゃないか、と思った。 <><><><><> 最近は ThinkPadとプレステ3で Linuxを使っているので、Macを触る時間もずいぶんと少なくなってしまった。 Linuxは Macほど使い心地が良い訳ではないけれど、それでも最近は気持ちよくモノを書ける道具になってきた。黎明期から Linuxに付き合っている自分にとっては素直に嬉しい。 それでもお手紙を書くときは、わざわざ Macを置いてある所へ行って、Macを起動して書くことが多い。 自分にとって家で使うコンピュータは「仕事の道具」ではない。 モノを書く道具。 「買い替え」はしないし、「買い足し」も滅多にしない。 新しい万年筆を買って、古いのを捨てる罰当たりは滅多にいないと思う。 それと同じ。 <><><><><> だが、そうも言ってられなくなってきた。 多分、近いうちに Mac miniを買うだろう。 今ある Macのハードの中で、唯一自分が魅力を感じる Macだから。 MacOS Xには Macとしても UNIXとしても、さほど魅力を感じないのだけど。今はまだ。 お疲れさま、Mac。 もう少し頑張ってちょうだい。 さよなら、ではないから。 |