78.4kg 26% 26BMI 今日のNHKのクローズアップ現代はマイケル ムーア監督のインタビューだった。 録画しながら観て、涙が出るほど共感してしまった。 まあ、前からそうは思っていたのだが。 この人とは兄弟じゃないかと思うほど共感を覚えた映画監督がこれまで二人いる。 一人はジェームズ キャメロン。もう一人がマイケル ムーア。 ムーア監督の主張と、自分の主張は、完全に一致する訳ではない。 だが違いはあっても、この人は自分と同じ世界を望んでいるのだな、ということを強く感じる。 <><><><><><> 話少し変わって。 日本ではムーア監督は「銃嫌い」「アンチ・ガン派」のように思われているのではないだろうか。 日本で知られたのが「ボーリング・フォー・コロンバイン」だったから仕方ないが。 あの人、ガンマニアといっていい銃好きです(ホント)。 「銃」というものは、慣れている人、好きな人と、そうではない人とでは、見る視線も持ち方もまるで違ってくる。 自分は「ボーリング・フォー・コロンバイン」の冒頭の床屋さんのシーンで、「え?!この人、鉄砲が好きなの?!!」って驚きとともに気付いてしまった(笑) まあ、その辺の事はストーリーが進むに連れて監督自身の言葉で語られている。 こと日本では「ボーリング・フォー・コロンバイン」はアンチアメリカのプロパガンダに利用されて、ちょっと妙なニュアンスが入ってしまっている。 特に初公開時の字幕は酷かった。 「これでは別の映画になってしまう!」と思い、途中から字幕は読まずに観たぐらいだ。 その辺は、分かる人には分かっているらしく、NHK BSでは再放映される度に字幕が手直しされている(ように思う)。 言いたいのは「ボーリング・フォー・コロンバイン」は「銃反対!銃をなくせ!」なんて単純幼稚な映画ではないということ。 興味があったら観てください。 できれば、字幕は無視して人々の言葉をしっかり聞いて観てください。 個人的には、この映画のおかげで、マイク○ソフトの極めて悪辣なビジネスの正体が掴めました。 <><><><><><> 実は「銃社会」という言葉は日本でしか通用しない言葉です。 もともと朝日新聞などのマスコミがアメリカの体制を批判するがためにつくった「造語」。 まあ語感にインパクトがあるので誰も彼もが使うようになってしまいましたが(ため息)。 |