ある方の日記に、昔々の思い出の事を書いてはった。 あるお家にまつわるお話で。 読んでて、目の前にその風景が写るようで、他人様の事なのになぜか懐かしいような気になった。 そのお家は、今も残っているという。 なんか、見に行ってみたいような気になった(苦笑) 人様の思い出なのに、なにか懐かしいような、うらやましいような気がするのは・・・・。 自分には、そういう子供時代の記憶が残っていないからだな、と思い至った。 中学、高校と、本当なら人生でももっとも楽しい事があるであろう時期。 自分は刑務所のようなカトリックの進学校に行ってしまった・・・。 何度思い返しても、取り返しのつかない時間を過ごしてしまったと思った6年間。 信じられないかもしれせんが。人は自分の記憶を消すことができるのですよ。 思い出したくもないようなあまりに味気のない6年間、自分はその期間の記憶をほとんど消してしまいました。 今となっては、学校とは関係ない断片的な事しか思い出せません・・・。 それでも、時々、卒業式の夢は見ます。 決まって、卒業式から脱走する夢(苦笑) 今朝も見ました。 ああ、もう明日からはこんなところに来なくていいんだ! と、嬉しく清清しく思いながら、講堂を抜け出したところで目が覚めました :-) |