絵本は、本の一部というよりも、絵と文で構成された、芸術の一分野といったほうがいいと思っています。 私が好きな絵本はたくさんありますが、おもなものを書きます。 あおくんときいろちゃん レオ・レオニ あかいふうせん いわさきちひろ おおきなかぶ ロシア民話 おこんじょうるり さねとうあきら 木のうた イエラ・マリ ぐりとぐら 中川季枝子・文 大村百合子・絵 しゅてんどうじ たかしよいち・文 那須良輔・絵 しろいうさぎとくろいうさぎ ガース・ウィリアムス スイミー レオ・レオニ ちいさいおうち バージニア・リー・バートン 八郎 齋藤隆介・文 滝平二郎・切り絵 はるにれ 柿崎一馬 ひさの星 齋藤隆介・文 いわさきちひろ・絵 100万回いきたねこ 佐野洋子 ふしぎなえ 安野光雅 なかでも、 「しゅてんどうじ」がいちばん好きです。 酒の大好きな子どもが、鬼と酒の飲み比べをして、青鬼が赤鬼になるほどの酒を飲み、鬼が酔い潰れても平気で飲み続けたあと、九州の山野一面にまいたおしっこが、さくもつを豊かに実らすという、壮大で愉快な絵本です。 絵も、あたたかい雰囲気で描かれていて、民話のもつおおらかなイメージにぴったりの絵です。 ここ10年くらいに出版された絵本はあまり知りませんので、おすすめの絵本がありましたらご紹介ください。 |