北海道を除く、全都道府県に行っています。 もちろん、一度に行ったわけではありません。何年かかけて、いえ十数年かかっていると思います。 船とレンタカーでの旅でした。 たとえば九州でしたら、大阪の南港から北九州市の新門司港までの、「名門大洋フェリー」です。 このフェリーは、旅客として乗船し、レンタカーは北九州市の小倉で借ります。 帰りも、このフェリーに乗りますので、九州一周でも半周でも、小倉でレンタカーを借りるのが便利だったのです。 昔のレンタカーは、借りた店舗に返すのがルールでした。 なお、なぜ最初にフェリーでいくのかといいますと、夜(夕方)乗って寝て翌朝早く着くという便利さと、運賃の安さが魅力でした。 たしか、大阪南港→新門司港が3000円ほどだったと記憶しています。(昭和50年代) このような形での旅で、全国を巡りました。 車のなかで寝たことが多かったのですが、いま想い出しても楽しい旅でした。 車での旅で、いちばん印象的なのは、各地の露天風呂です。 温泉地には露天風呂がありまして、旅館に泊まらなくても銭湯なみの入浴料で入れました。 温泉ですので、昼間も入ることができまして、私はだいたいは昼間の露天風呂に入っていました。 飛騨高山から富山に抜ける途中の上高地の露天風呂が、高地で入った露天風呂ということで、いちばんの想い出です。 |