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気付いたら
寝る前に
寝てた
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”監査会議が行なわれる 作業場に刃物類があってはならない ”
片づけを
する間もなく
一斉に
作業机が
運び出され
椅子だけが
並べられた
”ちょっと待ってよまだあちこちに落ちてる・・・”
小さな欠片を
拾おうとすれど
なかなか
摘み切れない
それに
ちょっと
暗いかな?
”もっと明るくならないの?”
そう言った
先から
照明がチカチカ
”これ壊れてる ”
望月君が
配電盤を指して言う
人々が
次々に
席を埋め
講義が
始まった
”まだ床の掃除もしてないけど・・・”
1人の担当者が
紹介された
振り返ると
パソコンデスクに座った彼
受け入れ監視かな?
話の展開に
付いていかれないまま
いつのまにか
矢島君と共に
機械をいじってる自分
”うまくいかないな ”
暫く経ち
”飯にしましょう ”
そう言ってもらえた
そろそろ
午後も中盤
持ち場を離れようとしたら
そこは既に桜並木
3階建ての
校舎を探索すると
今回の企画の
制御ルームがあった
プログラマーが
まるで OZ の様な画面で
システムを
操っている
彼は知り合いだった
”ここでやってたの? ”
”そうだよ ハンドヘルドコンピュータは? ”
”今使ってない・・・”
”え? みんなやってたのに・・・”
”きょうはこれでもう終わりだ ”
早いんだな
何も
成果が出ないまま終了
時刻は15:00
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好かれる事はまずありません