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今日は新宿のHMVへ。 目的は奥井亜紀さんのインストア・ライブ。 先月、発売になったセルフカヴァーアルバム 「うたの素 弐巻」の発売イベントでした。 今まで私はあまりカヴァー曲は好きじゃなかった。 大抵のカヴァー曲はあれこれやりすぎて厚化粧な感じになり、原曲にあった勢いとか熱い思いが消えてしまう感じがして。 でも、亜紀さんの歌うカヴァー曲は違っていた。 当時の録音もしっかりと作りこまれていて、それはそれでとても好きだった。 それが今回はギターとピアノのシンプルなアレンジに。 あえてそぎ落とす事によって出てくる、やわらかくて繊細な雰囲気。 何度も聴いた曲なのに新鮮さがあり、改めて好きになっていく感じ。 途中、MCで亜紀さんが「この年齢になって、素直に感じられる」というような話をしてくれた。 多分、曲のアレンジという、衣の変化だけじゃなくて、歌う亜紀さん自身の心境の変化も歌声などに反映されているのかも。 人は肉体的には20歳代がピークともいわれる。 確かに体力的にはそうかもしれない。 でも、気持ちの部分では、まだまだ子供なのかも。 年齢を重ねる、というとネガティブなイメージしかないけど。 精神的には成長し続けらる、と思えば、まだまだ上を向いて歩ける気がする。 |
今朝の日経新聞に97円の看板を掲げたガソリンスタンドの写真が掲載されていた。 私の住む横浜では、まだそんなに安い店は無いが、ガソリンの小売価格は着実に下がってきたようだ。 でも、もう「クルマに乗らなくてもなんとかする」と生活様式を変えてしまった。 だからだろうか。 以前のようにクルマを乗り回す機会も減り「ガソリンが下がった」という実感があまり感じない。 とても蒸し暑かった夏の頃、訳知り顔をした経済評論家や教授と呼ばれる人々がこぞって「年末にはWTIは200ドルを突破する」とか「仮に下がったとしても100ドルを下る事は今後ありえないだろう」と言っていたっけ。 あの頃、世間皆が金融バブルの絶好調の頃だったから、誰もバブルだとは考えない。 むしろ「まだまだ行ける」と。 2000年頃のITバブルの頃もそうだったが、バブルがはじけてから「やっぱりバブルだった」とみんな言う。 よく言われる「歴史の教訓」とやらはどうなったのでしょうね。 前回、ガソリン価格が安かったのは、日経平均が安値をつけた2003年頃のこと。 状況もなんとなく似ているような気がする。 今度こそ、同じ過ちを犯さないように。 |
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