今朝の日経新聞に97円の看板を掲げたガソリンスタンドの写真が掲載されていた。 私の住む横浜では、まだそんなに安い店は無いが、ガソリンの小売価格は着実に下がってきたようだ。 でも、もう「クルマに乗らなくてもなんとかする」と生活様式を変えてしまった。 だからだろうか。 以前のようにクルマを乗り回す機会も減り「ガソリンが下がった」という実感があまり感じない。 とても蒸し暑かった夏の頃、訳知り顔をした経済評論家や教授と呼ばれる人々がこぞって「年末にはWTIは200ドルを突破する」とか「仮に下がったとしても100ドルを下る事は今後ありえないだろう」と言っていたっけ。 あの頃、世間皆が金融バブルの絶好調の頃だったから、誰もバブルだとは考えない。 むしろ「まだまだ行ける」と。 2000年頃のITバブルの頃もそうだったが、バブルがはじけてから「やっぱりバブルだった」とみんな言う。 よく言われる「歴史の教訓」とやらはどうなったのでしょうね。 前回、ガソリン価格が安かったのは、日経平均が安値をつけた2003年頃のこと。 状況もなんとなく似ているような気がする。 今度こそ、同じ過ちを犯さないように。 |