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風天

風の吹くまま、気の向くまま

 
2008年12月14日

上々颱風 シャンシャン・ナイトフィーバー!2008

カテゴリー: 日記
昨晩は私の大好きなバンドの上々颱風のライブへ。
場所は鶯谷の東京キネマ倶楽部。
土地勘がある人はなんとなくわかると思うけど、ココは場所柄、もとはグランドキャバレーだった所。
上々颱風というバンドは昔から、その「場」を活かした独特のライブ活動を行ってきたので、ある意味、彼ららしい。
数年前から暮れにはここで演奏しているから、もう恒例と化してきている。

ファンの年齢層が上がってきた配慮?だろうか。
途中に休憩を挟む変則的な構成。
ツインボーカルの歌姫の衣替えも兼ねているのだろうけど。

前半はニューアルバムに入る新曲を紹介。
作詞作曲をした紅龍さんのありがたいコメントもあり、どちらかといえばしっかりと演奏を聴く感じ。
単なるラブソングとかじゃなく、紅龍さんらしいメッセージ性のあるいい曲だった。
これらの曲はファンだけじゃなくて、えらい人たちにもじっくりと聴いて欲しい。

そして、後半。
ツアータイトルは「シャンシャン・ナイトフィーバー!2008」。
今時「フィーバー」なんて死語になりかけているのに(苦笑)。
そのタイトル通り、昔、ツアーでよく演奏してくれた、オールドファンには懐かしい選曲。
演奏にあわせた独特の手拍子や踊り、掛け声など、会場に詰め掛けたアラフォーと思われる人々が、若かりし頃を思い出してまさにフィーバー!(笑)。
白崎映美嬢お約束の「Let it be」ではフロアに下りるだけではあきたらず、フロアのテーブルの上に登って歌うパフォーマンスまで披露♪
昨晩が「始めての上々颱風」だった人はホントに驚いたでしょうね。

新聞でもラジオ・テレビのニュースでも暗い話題ばかり。
生きていくだけでも大変な時代、昨晩聞いた「Let it be」は、言葉だけの「頑張って」じゃない、本当の意味での応援歌だったのかも。
「だから泣かないで」
悪い事ばかりじゃないさ。