昨晩は私の大好きなバンドの上々颱風のライブへ。 場所は鶯谷の東京キネマ倶楽部。 土地勘がある人はなんとなくわかると思うけど、ココは場所柄、もとはグランドキャバレーだった所。 上々颱風というバンドは昔から、その「場」を活かした独特のライブ活動を行ってきたので、ある意味、彼ららしい。 数年前から暮れにはここで演奏しているから、もう恒例と化してきている。 ファンの年齢層が上がってきた配慮?だろうか。 途中に休憩を挟む変則的な構成。 ツインボーカルの歌姫の衣替えも兼ねているのだろうけど。 前半はニューアルバムに入る新曲を紹介。 作詞作曲をした紅龍さんのありがたいコメントもあり、どちらかといえばしっかりと演奏を聴く感じ。 単なるラブソングとかじゃなく、紅龍さんらしいメッセージ性のあるいい曲だった。 これらの曲はファンだけじゃなくて、えらい人たちにもじっくりと聴いて欲しい。 そして、後半。 ツアータイトルは「シャンシャン・ナイトフィーバー!2008」。 今時「フィーバー」なんて死語になりかけているのに(苦笑)。 そのタイトル通り、昔、ツアーでよく演奏してくれた、オールドファンには懐かしい選曲。 演奏にあわせた独特の手拍子や踊り、掛け声など、会場に詰め掛けたアラフォーと思われる人々が、若かりし頃を思い出してまさにフィーバー!(笑)。 白崎映美嬢お約束の「Let it be」ではフロアに下りるだけではあきたらず、フロアのテーブルの上に登って歌うパフォーマンスまで披露♪ 昨晩が「始めての上々颱風」だった人はホントに驚いたでしょうね。 新聞でもラジオ・テレビのニュースでも暗い話題ばかり。 生きていくだけでも大変な時代、昨晩聞いた「Let it be」は、言葉だけの「頑張って」じゃない、本当の意味での応援歌だったのかも。 「だから泣かないで」 悪い事ばかりじゃないさ。 |