どうやら最近は戦国ゲームや歴史好きな女、歴女なるものが増えてるみたい。
でも私の周りじゃそんなうれしいブームは来てないぞ。
そんなマイブームである歴史について少し語ってみます。
歴史好きとしてNHK大河ドラマは欠かせない。
今放送中の「天地人」の秀吉が亡くなるシーン。
今までのドラマではなかった演出がありましたね。
家臣の石田三成にお茶を持ってこさせるくだり。
秀吉と三成の出会いの場面を死ぬ間際で再現させるのは歴史ファンは涙ものでしょう。
まだ秀吉が大名になったころ鷹狩りをした帰りにお寺に寄りました。
「わしは秀吉じゃ。喉が渇いた。茶を所望じゃ。」
寺の小姓が1杯のお茶を持ってきました。
冷たくて沢山注がれたお茶を秀吉は一気に飲みました。
「うまいのぉ。もう一杯所望じゃ。」
2杯目は少しぬるめの量を減らしたお茶でした。
秀吉は違いに気づきその小姓を見つめます。
「さらにもう1杯いただこう。」
最後は熱~い少なめのお茶をふぅふぅしながら飲みました。
「小僧、このわしに使えてみぬか。」
そばで見てたようでしょ。
でもこれは後の創作らしいけど出会いを印象つけるいい話です。
三成はそれだけ頭がよく計算ができる人物だったけど、
人に対して好き嫌いをはっきり見せるところがあり敵も多かった。
この三杯茶の気配りをみんなに出来たら関ヶ原も勝利できたのかも知れない。
義を重んじる武将だが生まれもった性格はいかんともならないもので。。。
でもそんな三成の生き方、俺は好きです。 |