知人の出演する催しを観るため“兵庫県立芸術文化センター”に初めて行った。たいしたもんや。関西にこんな素晴らしい施設があるやなんて・・・嬉しなってくる。世の中、景気悪いと言いながら芸術のためにこんなに人が集まるなんて日本は文化度高いんやと思うわ。そもそも“文化”なんてものは“エコ”とか“もったいない”なんて言うたら育つわけないし、このホール空間の空調の電気高いやろなとか、こんなところに大きい石置いてなに考えてんのやとか、苦しい庶民の生活のこと考えんとなに無駄遣いしてるんや!とか言い始めたら最悪や・・・ガウディのサグラダ・ファミリアなんか百年かけて、経済活動からみたら無駄の極致を世界中から人が集まってやっとるわけやし、馬鹿ができんと人生面白ないわな。 それに比べて“西宮ガーデンズ”は商業主義の金字塔やね。入り口に白人外人の男の子が日本語で“いらっしゃいませ”言うて入館者を出迎えとったけど。文化度の低さまるだしや。そんなん見たら、このホールの空調費もったいないと言いたなったわ。今日はちょっと疲れとんな・・・ このへんで神戸弁?は終わりにして・・・ だけど、どちらも人がいっぱいでした。私は世の中の人と少し好みが違うと思います。毒舌を吐きましたが、私の方が間違っているような気もしています。ガーデンズを設計した人や、二人の白人外人を含めこれらの施設でプライドをもって働いておられる方々にお詫び申し上げます。 今日は、二つの施設を同時に見ることができ、とても有意義な一日でした。今日誘ってくれた知人に感謝したいと思います。 |