「昔から変わらずそこにあって、これからも動くことなくずっとそこにあるように思える目の前の岩・・・ この岩を地球の一生で見てみると、数万年前は海の中の生物だったかも知れないし、数万年後は朽ち果ててそこには何も存在しないかもしれない。 この岩を原子の大きさで見てみると数え切れない原子核の周りを電子がすごい速さで動いている。 あなたにはこの岩が今は動かないように見えるだけ、あなたも含めてあなたの周りで変わらないものは何もない。」 うろ覚えで少し違うかも知れないけれど、昔読んだ本のなかの忘れられない一節だ。 目の前の人だけが変わるのではなく、周りの人と同じように自分自身も変わっていくということ。自分を含めた全てが変化することを前提に生きることが懸命なんだろう。 「諸行無常」ということなんだろうね・・・ |