渡邊淳一の‘泪壺’という短編小説を映画化した同名の作品を観たことがある。そのなかで死んでしまった愛する人の骨粉を材料に混ぜて、壺を作るというくだりがある。 以来私は死んだら、周囲に墓などいらぬから、壺にしてほしいと言うようになった。 因みに映画のなかでは、壺が壊れるシーンがあった。 こんなことを考える私は、残された者には、やっかいものにうつるだろうか? 仏壇や墓に、意味を見いだせない私である。 |
渡邊淳一の‘泪壺’という短編小説を映画化した同名の作品を観たことがある。そのなかで死んでしまった愛する人の骨粉を材料に混ぜて、壺を作るというくだりがある。 以来私は死んだら、周囲に墓などいらぬから、壺にしてほしいと言うようになった。 因みに映画のなかでは、壺が壊れるシーンがあった。 こんなことを考える私は、残された者には、やっかいものにうつるだろうか? 仏壇や墓に、意味を見いだせない私である。 |