自分の目の前に常に選択肢を複数持って生きることは大切なことで、この道しかないという事になると、最悪行き詰った時に自分を抹消するという道に向かうこともあるから要注意。 逆にこの道しかないと信じて死ぬつもりで頑張った結果、望んだものを手に入れる人もいるだろうから…。 両極だけを抜き出して考えると、生き方としてどっちがいいとも言えないなぁ。 大抵の世の中の人は、死ぬ気の努力なんてしていない。失敗を回避するための中途半端な選択肢をいくつかもって死ぬ気まではいかない程度に努力しながら生きている。 安定志向の選択肢だけもって、中途半端な努力をしたことしかない教師が教壇にったって世の中のことを教える現在の教育だから、中途半端な人間を量産してしまうに違いない。 しかし、そんな教育が私は悪だとは思わない。私が生きている一般社会はそんな教育を受けた人でなりたっているのだろうから。 ギャンブル性を兼ね備えた強い信念をもって死ぬ気で生きると、私たちの目の前には他人より抜きんでることができるラッキーな世界が目の前に広がっている。 このくらいの広い視野で生きたらスティーブン・ジョブスになれるかな… でもジョブス氏は、きっと自分と同じような人間は嫌いだろうな…。 ジョブ氏は死ぬまでに何度も死にそうな思いをしたんだろうな…。 |
今日は朝から、いい天気…。どこかにピクニックへでも行きたいところだが、午後から東京から取引先の社長がやって来る。 先月中に面談する予定であったが、その当日台風で新幹線がストップし半日待ちぼうけして、とうとう会えなかった。以後先方の社長が忙しく、こちらへの連絡が途絶えたものだから、二日前に私のほうから12日(水)に東京本社に伺いたいというメールを送ったら、遅くなった詫びとともに今日行きたいが、予定はどうかという返事が返ってきた。そういう事情で、ピクニックには出かけられない。 気がかりなのは社長が何時にやってくるかの連絡がないこと。私が現役で今でも忙しかったらこちらから電話でもして、早めに確かめ昼飯でいっしょにどうだ…くらいのアクションを起こしただろうが、最近は時間がいっぱいあるし、午後からならいつやってきても対応する心の準備はできている。私の体内時計はかなりゆっくり動くようになったものだ。 ともかく、今日の面談で、かねてから進まずいらいらさせられていた契約の一つがクリアーする。私の心は今日の秋空のように澄み渡るに違いない。 明日、爽やかな心でピクニックにでかけることにしよう。 あなたも、今日きがかりなことがクリアーできて幸せになれますように…。 |
今日はピクニック日和で、今頃、山の木立の下を歩いているはずなのだが、神様は私にささやかな試練を与えた。昨日契約は無事終了したのだが、その契約に関連して思いもよらなかったことが判明して絶句した。そして契約終了後に、信じられない提案を受け、またまた絶句…。この年でいろいろ経験したつもりだが、まだまだ世の中には私にとっての未知の出来事がたくさんあるようだ。 ご心配なく、今のところ私が不利益になるようなことではない。今後問題が発生する可能性はなきにしもあらず…だが、どちらかと言うと今は呆れている…という状態だ。 最近平和過ぎて、刺激のない日々を送っているから、呆れて終わるくらいの出来事があったほうが人生楽しい…と、自分に言い聞かせるのだが、結構昨日は帰ってからも疲労感が残り、普段家では飲まないビールを飲んで爆睡した。 さて、まだ陽はあるし、気分転換で、今からピクニックに行ってみるか…それとも最近オープンした、元部下の店で今日も酒を飲もうか… 詳しくは言えないが、昨日の絶句で今日も、気分が晴れない私である。 |
昨日は、先日オープンしたイタリア料理の店に顔を出した。33歳の若きオーナーシェフの店だ。 我々がその日最初の客となったようで、カウンターの一番奥の席に通された。他に3人連れのセッティングがなされていたが、それ以外の予約客はないらしい。 産声上げたてのこの店は、まだ厨房の試運転期間のようで飛び込みで扉を開けた8人ずれの客は、料理が回らないという理由で断られていた。 オープニングスタッフで予定していたメンバーが一人もそろわず、結局オーナーと彼の友人の奥さんとの二人だけでの船出となったようだ。満席時25席余りの店をまわすことは、難しいのだろう。 しばらくして二人ずれの客が入ってきて、予約客の3人と我々とで計7名で手一杯となった。 予約していた3人のうちの一人は、私がレストランを経営していた時の3代目の店長だとシェフから聞かされた。彼と出会うのは、彼が大阪でイタリア料理の店を持つために退社して以来およそ10年ぶりである。彼は優秀な人材で彼が店長だったときが一番売上が良かった。 向こうから私に気が付くかどうか声をかけずにいたら、彼の連れの二人の女性が私に気づいて声をあげた。チョコレートショップのスタッフと企画会社のスタッフだ。3人とも私の部下だったから驚きだ。 昔を思い出しながらワインと料理で楽しいひと時が過ぎて行った。 彼が独立を果たした大阪の店へはまだ行ってあげていない。私も最近心に余裕ができたし、遅ればせながら、近いうちに行ってみようと思った。 |
風邪引いたようです 油断しました やすむことにしました みなさん おへそ出して寝ないように おやすみなさい |
昨日の朝、高級住宅地にある百貨店のイベントホールでおこなわれるジャズライブのイベント会場の音響の仕事でJRに乗った。 新快速のほうが目的地に早く着くと思いつつ、通勤時間帯ですし詰め状態に違いないし、音響の先生との待ち合わせの時間にも余裕があるので、普通列車に乗りこんだ。 つり革につかまった私の目の前に座っている気の弱そうな小柄の会社員風の男性が口元を手で覆い隠しながら電話を握っていた。 指の隙間からら漏れてくる話の内容から相手にパソコンの操作方法を小声で指図していると分かった。 数駅が過ぎ、車内に空席が出始めた頃、会社員は立ち上がって扉の前に向かって歩きはじめ降車客の列に並んだ。ちょうどその前にアーミールックの長髪で大柄な男性が、まだ携帯電話を握りしめている会社員に「電車の内や、切らんかい。」とすごんで見せた。会社員はそれから間もなく停車し扉が開くと大柄の男が掴んでいた手を振り払って外へ出ようとした。するとその大柄の男は右足を見事に伸ばし会社員の背中にヒットさせて押し出した。会社員はそれでも携帯を話さず振り向きもせず改札口に向かって階段を下りていった。 大柄の男は「この野郎!」 と言って、会社員を追ってホームに降りた。 二人の間で合意できたものか、それとも会社員が二三発殴られ、警察が間に入ったか… その後の顛末は分からない。 車内で携帯電話を使い続けて話すことは良くないことだ。だが正義をかざして暴力を振るうことは、もっとダメだろう…。ここのところの道理を二人に誰が教えてあげるのだろう。 誰も他人事のように見て見ぬふりをしていた。私もその中の一人だ。 もし携帯電話を使用していた男性が、こわもてのプロレスラーであったなら、アーミールックの男性は注意できただろうか…などと考えた。そして、それ以上は考えないことにした。 |
風邪がすっきりせず数日が経過した。一昨日は喉に痛みを覚え体がだるく…日記を書く気力もなくなった。 昨日朝起きた時にはしばらく声が出ず、このあたりが風邪のピークではないかと思った。 そんな日に限って打ち合わせが目白押しに入っていた。おまけに夕方には音響機材の搬出という肉体労働が待っていて冷たい汗をびっしょりかいた。夜には予約を入れていた髪の毛のカットに行ったが、疲労感からいつになくシャンプー時に一瞬寝てしまった。熟睡しようと思い家では飲まないはずのビールを飲んで、床に就き体温を測ってみると36.9°…私は普段35°代の体温だから少し高め…。 主治医が木曜日休診のため、家にあるありったけの薬を飲んで抑えようと試みたが、いま一つすっきりしなかった。 今朝の目覚めは、喉に痛みが残り痰がからんでいるものの、わりとすっきりしていた。朝、主治医を訪ね6種類の薬を渡され服用し始めたら、さすがに内科の主治医だ…。完璧な対処療法で残りの症状をすべて抑え込んでしまった。 風邪は治っていないのに、症状が消えてしまい、楽になったものの、今の体調は“?”がついた状態である。 これから風邪気味だと思ったら、葛根湯を飲むことにしよう。 錠剤やカプセルの服用過多の私は、そう思った。 風邪をひき始めてから、私は他人にうつさないようにマスクを着用しているが、町のなかにはマスクをしている人をほとんど見かけない。 豚インフルエンザの記憶は、日本国民の教訓にはならなかったようだ。 |
松茸の話が良く出る季節になってきた。今年はまだ、レトルトの松茸ご飯の元のなかに入っている松茸の小片しか食べてないなぁ…。 キノコで忘れられない事件がある。今から20年ほど前、私に家族という概念があった頃、家の中に置かれた観葉植物の鉢の根本に見慣れないキノコが生えていた。家族の誰もが前日には無かったと記憶している。不思議に思いながら仕事と学校とに全員が外出し、帰宅した時にはキノコの跡形もなく消えていた。 その頃近くに、自称“キノコ博士”と名乗る知人がいて、彼に話してみたら「キノコは不思議な生き物でね…そういう現象はよくあるものなんだよ。うまく説明できないけど…。」と言われた。 そんなもんだと思うしかなく、今まで生きている。 私の不思議な体験の一つである。 みなさん、“キノコの不思議”、経験あります? そう言えば、キノコの事件以来、なにかが壊れ始めたのかな。 あのキノコをもう一度見てみたい。 |
一月ほど前の朝、車で会社に向かおうとした時、エンストしていてJAFを呼んでチャージしてもらった。 バッテリーも、まだすぐに替えるほど悪くないとJAFのスタッフに言われ、そのまま家を出たが、ラジオとCDのチューナーが全くダウンしており、うんともすんとも言わないものだから、数日後にディーラーに行って調べてもらうと、デッキのメーカーに送ってチェックしてもらうのに1週間かかると言われ、デッキ部分だけを取り外して不細工にも穴のぽっかり空いて配線が見える状態で乗り続けていた。 1週間過ぎても連絡がないので、こちらから電話して尋ねてみると、CDが動かないので修理に3万円弱かかるといわれた。私にとって3万円は予想外の高額だったから、「修理せずにそのまま戻してくれ。さらに装着しないままで構わないので、ラジオさへ聞ければいいから…。」と言って、取りに行って、そのまま電気製品に詳しい知人に見せてチェックしてもらうと、全くすべてにおいて異常がないと言われた。まさかと思ったが、確かに装着すると普通に作動した。 ディラーかデッキのメーカーのどちらかが、素人相手にぼろ儲けしようとしたことは明かだが、私は大人だから誰にも何も言うつもりはない。 腹も立てずに、世の中ってこんなものだ…と、思った。 せめて、壊れていないものを壊れてると言って請求するなら、今回の場合であれば請求額を1万円以内にするか、私の車にまだナビがついていないことを見越して、今回を機にナビの装着を勧めるくらいの営業すればいいのに…全く…。 最近、世間では手間のかかる電気製品のまともな修理なんて、どこもしてくれなくなったものだ。 本当に…全く…。 |
昨日、家に帰ろうと思いながらマダムの店の前を通ったら、ガラス越しにバラのおじさんがいるのが見えたものだから、コーヒーでも飲みながら少し話をして帰ろうと店の扉を開けた。そのおじさんは、私より10才年上で5年前ほぼ同じ時期に私と同じ病名の大病を患い、私は手術をしたけれど、そのおじさんは手術しないで食事療法と薬の加減で生き延びた。 明らかに今では私のほうが元気である。おまけに彼は今年になって前立腺の手術をしたようだから、風邪をうつしてはいけないと思い、マスクをしたままで話をした。 彼は、私がマスクをしているにもかかわらず、「調子良さそうだね!」と、言うものだから、調子にのって「今日は、今まですっきりしないでいたものに光が見えた日で…解決したわけではないんですが、なんとかうまくいきそうなことが幾つかあって、ホッとしているんです。」と言ったら、いつものように笑いながら「それは、良かったね!」と言うから、私は「幸せのお裾分けをしますから、持って帰ってください!」と、調子に乗って答えた。 そのまましばらく談笑して別れ、一人になってから“うまくいくぞ!”と、自分に言い聞かせた。 今朝起きて犬の散歩をしていたら、今日の午前中にホールでコンサートがあったことを、すっかり忘れていたことを思い出し、散歩も中断して、あわてて引き返し大急ぎで身支度して会社に向かった。何事もなく今、コンサートが行われている最中だが…、 こんな私が、他人に幸せを振る舞うなんて、とんでもない。 油断してはいけない。人生なにが起こるか分からない。平穏におもえる時にやってくる災難というものもあるのだから…。 だけど、守ってくれているなにかもあるのよね! 感謝! |