昨日、私の知人のすすめで、ある作家の展覧会に行った。会場には知人がいて作者の話しの聞きかじりだろう作品の説明をしてくれた。作家は宇宙人と会話ができるらしい。 知人は作家の描画技術を褒めたが、私には素人にしか見えない。 作家に紹介され、1分も経たないうちに私は彼女に“このタイプの絵を描く人は、なにかが欠けているんですよね。そのことが自覚できていれば将来伸びていくと思います。”と言った。彼女はその一言にひるんでしゃべらなくなった。 私が言いたかったのは、“他人にない秀でた力が備わっている人は、その分なにが劣るものがあり、そのことを自覚して、力を備わったことへの感謝と、足らない部分があることへの周囲への謙虚さが必要だ。”と言うことが言いたかったわけで…、決して悪く言ったつもりはないのだが、上手く伝えられなかったようだ。 それにしても、初めてあった人に言う話ではなかったと反省している。 |