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ひろ日記

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2010-09-05

「生まれ変わりとカルマ(因縁)について」(つづき2)

カテゴリー: 日記
「大切なことは、忍耐とタイミングだ。………すべてのことには時がある。人生をあせってはならぬ。人生は多くの人々が期待するように、うまく予定通りにゆくことはない。したがって、人はその時々にやってくるものを受け入れ、それ以上を望まない方がいいのだ。命には終わりがない。そして、人は決して死なないのだ。新たに生まれるということも本当はないのだ。ただ異なるいくつもの場面を通り過ぎてゆくだけなのだ。終わりというものはない。」
(『前世療法』 ブライアン・L・ワイス著 山川紘矢・亜希子訳 PHP研究所[文庫]刊より)
2010-09-06

「生まれ変わりとカルマ(因縁)について」(つづき3)

カテゴリー: 日記
「人の道は、基本的には誰にとっても同じだ。人はこの世に生きている間に、その道を学ばねばならぬ。ある者は速く。他の者はゆっくりと学ぶ。慈悲、希望、信仰、愛、………。人はこれらすべてを学ばねばならぬ。一つの希望、一つの信仰、一つの愛というように、切り離されたものではなく、すべてはつながっているのだ。それを実行する方法はいろいろある。しかし、人はまだ、どれも、ほんの少ししか知らないのだ………。」
(『前世療法』 ブライアン・L・ワイス著 山川紘矢・亜希子訳 PHP研究所[文庫]刊より)
2010-09-07

「生まれ変わりとカルマ(因縁)について」(つづき4)

カテゴリー: 日記
「聖職についている人々は、一般の人々よりもこれらのことをよく知っている。彼らは純潔と従順の宗教生活を送っているからだ。彼らは何の見返りも求めずに、多くのものを捨てているからだ。他の者達は、見返りを求め続けている―――己の行動に対する見返りと正当化を求めているのだ………我々が望んでいる見返りはあり得ないのに。見返りは、行為の中にある。ただし、何も期待しない行為………利己的でない行為の中にだけ、あるのだ。」
(『前世療法』 ブライアン・L・ワイス著 山川紘矢・亜希子訳 PHP研究所[文庫]刊より)
2010-09-08

「生まれ変わりとカルマ(因縁)について」(つづき5)

カテゴリー: 日記
「………我々はこの地上にいる間に多くの段階を通過するのだ。赤ん坊の体を脱ぎ捨てて、子供の体になり、子供から成人へ、成人から老人へとなってゆく。老人からもう一歩進んで、肉体を脱ぎ捨て、霊界に行かぬはずがなかろう。我々はそうした道を歩んでいるのだ。我々は成長を止めることはない。我々は成長し続けるのだ。霊界へ行っても成長を続けている。我々はいろいろな発展段階を通過してゆく。我々がこちら側に来る時、肉体は燃えつきるのだ。我々は再生の段階、学びの段階、決断の段階を通り過ぎてゆく。いつどこに、どんな理由で戻るのか決断するのだ。ある者はもう戻らないことを選ぶ。すなわち他の発展段階へと進むことを選ぶのだ。彼らは霊体のままでいる………ある者は他の者より生まれ変わるまでの期間が長い。これはすべて学びと………不断の成長のためなのだ。我々の肉体はこの地上にいる間の乗り物なのである。永久に存在し続けるのは我々の霊魂なのだ。」
(『前世療法』 ブライアン・L・ワイス著 山川紘矢・亜希子訳 PHP研究所[文庫]刊より)
2010-09-09

「生まれ変わりとカルマ(因縁)について」(つづき6)

カテゴリー: 日記
「すべてのことは、バランスしなければならない。自然はバランスしている。動物達は調和して暮らしている。人間だけがまだ平和に生きることを学んでいないのだ。人間は自らを滅ぼそうとし続けている。そこには調和もなければ、自らが行うことに何の計画ももっていない。自然とはかけ離れてしまっているのだ。自然はバランスしている。自然はエネルギーと生命と再生である。しかしながら、人間は破壊しているだけなのだ。人間は自然を破壊している。人間は他の人間も破壊している。結局人類は自らを破壊することになってしまうだろう。―――――――人間は今とても堕落している。………貪欲で、権力を追い求め、野心でいっぱいだ。人は、愛と理解と英知を忘れている。まだまだ学ばなければならないのだ。」
(『前世療法』 ブライアン・L・ワイス著 山川紘矢・亜希子訳 PHP研究所[文庫]刊より)
2010-09-10

「生まれ変わりとカルマ(因縁)について」(つづき7)

カテゴリー: 日記
「………人は肉体を持った時にだけしかカルマを返すことができない。もし何かがそのカルマを返すことを妨げると、お前は“内省の界層”へ戻らなければならない。そこでカルマを負った相手が会いに来るまで待つことになる。二つの魂が同時期に物質界に戻ることができる時に、お前達は戻ることが許されるのだ。しかし、戻る時期は自分達で決めなければならない。また、カルマを返すためにすべきことも決めて生まれるのだ。お前は他の転生のことは覚えていない。そのレベルでの魂は直前の人生のことしか記憶していないのだ。高いレベルの魂―――すなわち聖人―――のみが、歴史や過去のすべてのできごとを振り返ることができる。人を助け、人としての道について教えるためである。」
(『前世療法』 ブライアン・L・ワイス著 山川紘矢・亜希子訳 PHP研究所[文庫]刊より)
2010-09-11

「生まれ変わりとカルマ(因縁)について」(つづき8)

カテゴリー: 日記
「………気づきの界層と移行の界層があります。人はある人生を終わり、教訓を学び終わると、次の次元すなわち次の人生に進みます。私達は完全に理解しなければなりません。そうでないと次に行くことが許されません。………学び終えていないので、同じところを繰り返さなければならないのです。私達はあらゆる面から体験しなければなりません。欲する側を学び、また与える側を学ばなければならないのです。………学ぶべきことはとてもたくさんあって、多くの精霊達が助けています。だから、私達はここにいるのです。精霊達は、この界層では一体なのです。」
(『前世療法』 ブライアン・L・ワイス著 山川紘矢・亜希子訳 PHP研究所[文庫]刊より)
2010-09-12

「生まれ変わりとカルマ(因縁)について」(つづき9)

カテゴリー: 日記
ここからは、ワイス博士が夢の中でフィロという講師(指導霊)から受けたとされる講義の内容を書かせていただきます。

「………知恵はごくゆっくりとしか身につかない。なぜならば、短期間に簡単に得られる知的な知識が“感覚的”あるいは潜在意識のレベルでの知識へと変えられなければならないからだ。一度この変化が起これば、この知識は永遠のものとして刻み込まれる。この変化のためには、触媒として行動が必要である。行動がなければ、単なる言葉だけの知識は枯れて色あせてゆく。実際に応用されなければ、理論的知識は何の役にも立たない。」
(『前世療法』 ブライアン・L・ワイス著 山川紘矢・亜希子訳 PHP研究所[文庫]刊より)
2010-09-13

「生まれ変わりとカルマ(因縁)について」(つづき10)

カテゴリー: 日記
「バランスと調和が、現代は非常に無視されている。この二つは、すべての知恵の基本である。あらゆることが、度を越して行なわれているのが現代の姿である。食べすぎから人々は体重過多になっている。ジョギング愛好家は走りすぎて、自分や他人のことをきちんと見なくなっている。人々はあまりにも品位を失くしている。酒を飲みすぎ、たばこを吸いすぎ、騒ぎすぎ、無意味にしゃべりすぎ、心配しすぎている。何にでも白黒をつけたがりすぎる。オール・オア・ナッシングだ。だがこれは自然のあり方ではない。」
(『前世療法』 ブライアン・L・ワイス著 山川紘矢・亜希子訳 PHP研究所[文庫]刊より)
2010-09-14

「生まれ変わりとカルマ(因縁)について」(つづき11)

カテゴリー: 日記
「自然はバランスしている。自然界では、動物は少しずつ殺されてゆく。自然の仕組の中では、決して大量殺りくは行われない。植物は動物に食べられて、再び育つ。栄養素は吸収されてから、また補充される。花を賞で、実を食べ、そして根はそのまま保存される。………人間は、バランスを学ぼうとしなかった。ましてや、それを実行しようともしなかった。こんなやり方では、いつかは自分自身を滅ぼしてしまうだろう。しかし、自然は生き残る。少なくとも、植物は生き残るであろう。」
(『前世療法』 ブライアン・L・ワイス著 山川紘矢・亜希子訳 PHP研究所[文庫]刊より)
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