皆様今年もいろいろお世話になり、誠にありがとうございました。m(_ _)m 3月に兄が亡くなりましたので新年のご挨拶は控えさせていただきたいと思います。 また来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。m(_ _)m 擴生(ひろなり)◉ |
皆さま、今年もいろいろありがとうございました。 来年もどうぞよろしくお願い致します。m(_ _)m 皆さま、良いお年を。( ^∀^ ) ひろ |
『さあ/\身上の処に、どうかどういう事情、一つ身に一つの障り、どういう事である。尋ねる事情、どんな事もこんな事も皆んな一つの身に掛かる。身に一つの事情というは、何でも彼でも凭れる。それ、めん/\も長らえての事情であって、身の処どんな事もこんな事も身に掛かる。掛かりたどんな処が思案要らん。どんな事ありても一つの理である。安心して事情どうであろう、身に一つ案じる理は、一つめん/\掛かる/\はどういう事、どんな事も、どんな事情でも掛かる。何ぼ掛かりても、寄せ/\の理も掛かる。他の事情も掛かる。掛かりても神が皆治める。』(M24.05.21) |
『さあ/\身上の処/\、どういう事である。何程思えども分かろうまい。よう聞いてくれ。難しい事情をどうせいとも言わん。年限経てば一つよう聞き分け。この道というは、どういう理、成程の理も分かりあるやろう。又日々尽す理は受け取りて居る。世界という、有る無き理はあろうまい。内々一つという、何かの事情一つという。治め方、治まり方、生涯の理、まあ内々めん/\家内それ/\、明らか一つの理を以て日々という。いんねんという、成るもいんねん、成らんもいんねん。一代の理はどうでもこうでも通らねばならんは、絡んだいんねん、どんな事見るもいんねん。この事を聞き分けるなら、何よの事も分かるであろう。一日経てば又明日という。これだけ諭し置くから、よう聞き分けてくれるよう。』(M24.03.04) |
この世の元初りは、どろ海であつた。月日親神は、この混沌たる様を味気なく思召し、人間を造り、その陽気ぐらしをするのを見て、ともに楽しもうと思いつかれた。 そこで、どろ海中を見澄されると、沢山のどぢよの中に、うをとみとが混つている。夫婦の雛型にしようと、先ずこれを引き寄せ、その一すじ心なるを見澄ました上、最初に産みおろす子数の年限が経つつたなら、宿し込みのいんねんある元のやしきに連れ帰り、神として拝をさせようと約束し、承知をさせて貰い受けられた。続いて、乾の方からしやちを、巽の方からかめを呼び寄せ、これ又、承知をさせて貰い受け、食べてその心味を試し、その性を見定めて、これ等を男一の道具、及び、骨つっぱりの道具、又、女一の道具、及び、皮つなぎの道具し、夫々をうをとみとに仕込み、男、女の雛型と定められた。いざなぎのみこと いざなみのみこととは、この男雛型・種、女雛型・苗代の理に授けられた神名であり、月よみのみこと くにさづちのみこととは、夫々、この道具の理に授けられた神名である。更に、東の方からうなぎを、坤の方からかれいを、西の方からくろぐつなを、艮の方からふぐを、次々と引き寄せ、これにもまた、承知をさせて貰い受け、食べてその心味を試された。そして夫々、飲み食い出入り、息吹き分け、引き出し、切る道具と定め、その理に、くもよみのみこと かしこねのみこと をふとのべのみこと たいしよく天のみこととの神名を授けられた。 かくて、雛型と道具が定り、いよいよここに、人間を創造されることとなつた。そこで先ず、親神は、どろ海中のどぢよを皆食べて、その心根を味い、これを人間のたねとされた。そして、月様は、いざなぎのみことの体内に、日様は、いざなみのみことの体内に入り込んで、人間創造の守護を教え、三日三夜の間に、九億九万九千九百九十九人の子数を、いざなみのみことの胎内に宿し込まれた。それから、いざなみのみことは、その場所に三年三月留り、やがて、七十五日かかつて、子数のすべてを産みおろされた。 最初に産みおろされたものは、一様に五分であつたが、五分五分と成 人して、九十九年経つて三寸になつ時、皆出直してしまい、父親なるいざなぎのみことも、身を隠された。しかし、一度教えられた守護により、いざなみのみことは、更に元の子数を宿し込み、十月経つて、これを産みおろされたが、このものも、五分から生れ、九十九年経つて三寸五分まで成人して、皆出直した。そこで又、三度目の宿し込みをなされたが、このものも、五分から生れ、九十九年経つて四寸まで成人した。 その時、母親なるいざなみのみことは、「これまでに成人すれば、いずれ五尺の人間になるであろう」と仰せられ、につこり笑うて身を隠された。そして、子等も、その後を慕うて残らず出直してしもうた。 その後、人間は、虫、鳥、畜類などと、八千八度の生れ更りを経て、又もや皆出直し、最後に、めざるが一匹だけ残つた。この胎に、男五人女五人の十人ずつの人間が宿り、五分から生れ、五分五分と成人して八寸になつた時、親神の守護によつて、どろ海の中に高低が出来かけ、一尺八寸に成人した時、海山も天地も日月も、漸く区別出来るように、か たまりかけてきた。そして、人間は、一尺八寸から三尺になるまでは、一胎に男一人女一人の二人ずつ生れ、三尺に成人した時、ものを言い始め、一胎に一人ずつ生れるようになつた。次いで、五尺になつた時、海山も天地も世界も皆出来て、人間は陸上の生活をするようになつた。この間、九億九万年は水中の住居、六千年は智慧の仕込み、三千九百九十九年は文字の仕込みと仰せられる。 月日よりたん/\心つくしきり そのゆへなるのにんけんである |