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ひろ日記

 
2010-10-18

ある若者のカルマ(いんねん)〔つづき4〕

カテゴリー: 日記
1940年に、一通の形式的な手紙が「受取人死亡」と記されてAREに戻って来ました。
18年間彼は全く絶望的状態で治療面で善意のクリスチャンに完全に頼り切っていました。この経験は、ネロとして君臨したことによるカルマの多くに彼が出会い、それを克服することを可能にしたことでしょう。〔900-295〕の報告の6ページは明らかに〔33〕氏のことを述べており、こう伝えています。

「肉体的な観点からは何もたいしたことはすることはできなかった、しかしその男に与えられた情報は、他人によって彼が文盲だと考えられていたのは確かにせよ、彼の中に霊的理解のようなものを目覚めさせ、また、彼――その実体――は地上平面における経験の別の時期に於いて、人類に施した破壊のために彼に割り当てられた破壊的力を、彼の潜在意識的自己で認識するようになる。………彼は今や自分自身と向き合っていることに気が付く、そしてそれと共に彼は、創造した………」(900-925)

ですから私たちは、破壊的な思考・感情・行動に満ちた生に起因する惨状を見ることになるのです。
(『転生の教訓』 メアリー・アン・ウッドワード著 加藤整弘訳 たま出版刊より)