「さて、現在の肉体平面を通っているこの実体の経験は、地上の経験をくぐりぬけている発展途上の実体として見ると、肉体的状態よりも興味深い、というのはこれらは、助力や救済はもたらされるかもしれない一方で、疲れを知らぬエネルギー、骨折り、忍耐、そして根気によるのでなければ、体の通常の力をもたらすという点では、ほとんど何もできることはない、という性質のものだからだ。というのも、頚椎と第一脊椎に、脊椎の間の軟骨性の力の一部が押し潰されたという状態が過去に於いて存在していたことを見出だすのである。エネルギーの流れをそらしたり、ふせいだりするよう状態をもたらすくらいで、脊髄を直接傷つけるには不十分である。」(33-1) つづく |