二日目の夜 僕は逃げた。 「今日で最後のデートだから…」 君の返事。 「じゃあ、帰りの一時間は、話しかけないでね。」 揉め事の時も、手を離した事がなかった君なのに、助手席の端っこに引っ付いて、眠りだした。 今回は、本当に離れようと思った。 一時間後… 「明日は、8時でよかったの?」 と、君が確認をして、 「うん、8時には着いてるよ。」 と、僕が返事をする。 「ずっと運転大丈夫?」 と、君の言葉。 「疲れてるけど、大丈夫だよ。ありがとう、愛してる…」 と、僕の念い。 「わかってる。」 と、君の返事。 僕たちの揉め事は、いつかしなくなるよ… 明日もよろしくね。 |
そこには、大好きな君が僕の傍にいてくれますように…