今日は、彼女の都合で、15時までのデートになった。
「あなたがしんどくなかったら、そのぶん会う時間早めてもらってもいいよ。」
と、いう事で、いつもなら10時の待ち合わせを、8時から逢ってくれる事になった。
いつものように、アップルマンゴーパフェと飲み物を買ってから、
「着きました」メールを送ったら、
時刻が7時30分なのに、直ぐに家から彼女が出てきて、
「いつもなら、約束の1時間前には来てくれるのに遅いよ。」
と、理不尽な理由で怒られはしたけど、なんだか、とても嬉しかった。
∞§∞
†
「いつ頃、私の事を本当に好きになったの?」
「去年の2月22日かな。」
「どうして、その日なの?」
「半年ぶりのデートを喧嘩で終わらせてしまったのに、君が帰りに誕生日カードをくれたから。」
「じゃあ、2月22日まで続いていたら、付き合ってあげる。」
僕は、彼女が2月22日に付き合ってくれる理由や疑問を沢山尋ねたら、
君の答えの全てが、僕の為を考えての理由だった。
僕の意思から、僕に向けての助言が聞こえた…
「この子を失うとしたら、生涯、僕は愚か者になる。」
僕は、自分の意思を大切にしてあげたい。
自分を大切にするという事は、自分に正直でいる事。
自分以上に、君を大切にしたい。
君を大切にするという事は、僕の正直な気持ちですら、君に委ねるという事。
自分より大切な君を抱く事を、いつまでも待てるようになった僕は
いつの間にか
最高の幸せを、手にいれていたんだね。
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そこには、大好きな君が僕の傍にいてくれますように…