横浜でも桜がほぼ満開。 部屋の窓からももちろん、通勤時の電車の車窓からも。 冬のモノトーンな景色から一変。 春先は季節風が強くホコリっぽくて嫌だけど、花がキレイなので気がまぎれる。 個人的に気になっていた事が。 最近のソメイヨシノは少し白っぽくなったかな?、感じていた。 昔、見たソメイヨシノはもっピンクでキレイだったような。 開花時期が早く、開花してから満開までの期間も短くなり、あっというまに散ってしまう印象。 何の根拠も無いのだけれど、これも温暖化や都市部のヒートアイランドの影響!?、とか思ったりして。 ところが、今年の桜はちょっと違って見えた。 開花時期は早かったが、その後の冷え込みでなかなか満開にならなかった。 そのせいだろうか。 昨年よりもピンク色が濃いように感じる。 ココからは勝手なこじつけ。 最近、何事につけて「結果が全て」や「成果主義」など短期間に結果を求める傾向がある。 つまづいて少しでも出足が遅れるような事でもあったなら、それこそ非難の嵐。 二言目には「スピード感を持って!」と。 企業経営者も評論家も投資かも。 でも、何でも早い方が本当にいいの? 短期の結果を求めすぎた為に、今の金融危機が起きたのでは? 青色発光ダイオード、超電導技術、薄型マディスプレイ技術、ハイブリッド車開発。。。 もし、これらの研究開発が短期間での成果を求められていたら、全て世に出なかった技術だ。 桜の花も人も、あまり急がせるとろくなことがない。 ながぁ~い目で、ね。 |
昨日、お出かけしたので今日はインドアな一日。 朝から洗濯やらヒーターを片付け、部屋の整理整頓など。 なにせ要領がわるいから、こんな事をしているうちにアッという間に時間が経ってしまう。 休日は時間の過ぎるのが早いね。 お昼。 気温が低めだったので暖かいものがいいと、うどんにする。 TVをつけニュースを見ながら食べようかと思ったら、 「にゃ~ぁ」といつもの大きな鳴き声。 視線をあげるとお隣の猫がガラス越しにこちらを見ている。 「お前もランチか・・・」 思わず苦笑。 夕方。 相撲中継も終わり、日が傾いた頃、夕飯の準備を。 するとまた「にゃ~ぁ」と。 あまりのタイミングの良さに笑うしかなかった。 「お前はどこかで俺を見ているの?」と猫に問う。 それでも返事は「にゃ~ぁ」 猫は気楽でいいよなぁ。 |
昨日のこと。 都内の桜の開花宣言が出てほぼ一週間。 そろそろ見ごろかな?と思い、散歩がてらにお花見。 墨田公園や上野公園の桜を見に出かけた。 ここのところの寒さで花は二分から六分先程度。 個人的には八分咲き程度が好きなので、ちょっと物足りない感じ。 それにしても、桜の樹によって随分と違いがあると感じていた。 「このあたりは日当たりがいいから早く咲いたんだろう」とか 「川縁だから気温が低くて開花が遅かったのかな?」とか。 上野公園の桜は開花が早かったらしく、中には八分咲き程度の樹も。 歩いている時には「駅も幹線道路も近いので、このあたりはヒートアイランドが一因かな?」って思っていた。 確かにそれもあるだろう。 けど、ちょっと気になる事も見聞きした。 それは桜の樹の防衛本能も関係しているらしい。 上野公園などでは桜の樹の下にシートを敷いて宴会をしたり、樹のすぐ真下まで人が近づいて根元の土を踏み固めてしまう。 その結果、桜は弱り「早く子孫を残さなければ」と開花を早くするのだと。 上野公園に限らず、桜の樹の真下まで人が入れる場所の樹は、確かに開花が早いような気がする。 得にソメイヨシノはそういった周囲の環境変化に弱く樹齢も短いのだとか。 私の中のベスト花見スポットは地元横浜の保土ヶ谷公園や三渓園、そして都内だと谷中霊園かな。 ここではさすがに宴会をしている人は少ないから。 |
3月21日。 この日は奥井亜紀さんのライブ。 11月下旬のライブからだから約4ヶ月ぶり。 ちょっと間が開いたから随分と久しぶりの印象だった。 内容は、もちろん最高のライブでした。 (って、毎回言っているね・・・笑) ちょうど桜の花が咲く時期だら「目黒川」と「Close to the sky」が聴けると期待していましたが、それは無し。 そのかわりに期待していなかった「Lost Melodies」と「夢の帆船」が聴けたからチャラかな。 それと、いつ聴いても「AKA」と「アスパラガス」はいいね。 今回は新しいDVDの発売記念ライブだったので、毎回恒例の終演後のサイン会は物凄い列。 亜紀さんもこれだけの人にサインをするのは大変だろうと思い、今回はサイン会は辞退。 DVDだけ買って帰宅。 また新しい宝物が増えた。 6月のライブまで、仕事ガンバろ。 |
今日は外出の予定無し。 でも朝から久しぶりにいい天気。 不意にどこかに出かけたくなるような気にもなるけど。 まずは思いっきり寝坊。 その後は部屋の片付けと掃除。 ここのところ残業続きで部屋は散らかりっぱなしだったからな。 お気に入りのCDを引っ張りだして音楽を聴きながら片付け。 掃除機をかけると聴こえなくなっちゃうのが残念だけど。 こんな呑気な週末はいいね。 |
金曜日なので定時で会社をあがる。 いつもならさっさと帰る週末。 でも今晩はちょっと寄り道。 東海道本線の下り線が見渡せる場所へ。 明日は3月14日。 JRグループのダイヤ改正がある。 今晩、東京駅を出発する富士・はやぶさ号が最後の下り列車になる。 汽笛が聞こえる。 横浜駅を出発する合図だ。 EF66のヘッドライトが見えてきた。 深い青色の車体が軽やかなジョイント音を響かせながら目の前を通る。 そしてディーゼル発電機の音を発しながら12両目の客車が通過していく。 富士山をデザインしたトレインマークと赤いテールランプが徐々に小さくなっていった。 すると、ぽつぽつと雨が。 私の代わりに空が泣いているようだ。 便利になる反面、時代遅れのものは消えていく。 今晩、列車と共に、 その昔、鉄道少年だった自分の、淡い思い出も静かに去っていった。 |
もう一つ、鉄道ネタ。 14日はJRグループのダイヤ改正。 東海道線も変更があるようだが、通勤にはあまり影響はないかな。 ところが鉄道ファンの間では、とても大変な改変になるらしい。 一番のトピックスは九州行きの寝台特急が廃止になること。 先月の下旬頃から、通勤時間帯にも関わらず列車を撮影している人を目にするようになった。 上京してくる「富士・はやぶさ」号を撮影するためだろう。 晴れの日はもちろん、風雨の中、カメラを構えている人がいたのには驚いた。 そして昨日。 東京に出かける為に上りの東海道線に乗ったが、順光になる線路の海側にはカメラを構えた人、ひと、ヒト・・・。 昨今の鉄道ブームもココまできたか、という感じだった。 私の知り合いで熱心な鉄道ファンがいる。 ただ、その人はこのブームを冷静にみている。 撮影に夢中になって一般の人に迷惑をかけるのは真の鉄道ファンじゃないと。 あまりに一方的な流れは、何事においてもあまりよい結果を生まないようだ。 |
通勤で東海道線を利用している。 東海道線には昔ながらの3つドアの車両と新世代の4つドアの車両が混在して走っている。 (時々、特急形車両の2ドア、という「大当たり」もありますね。) 4つドアの車両には自動放送装置があり、女性の声で車内アナウンスがある。 ところが実際は、この自動アナウンスの後、車掌さんの肉声によるアナウンスが続く。 車掌さんとしては親切とか注意喚起とか色々な意味があってわざわざアナウンスをしてくれるのだろう。 その気持ちはわかる。 が、毎朝だとはっきりいって鬱陶しいかな・・・。 ところが、ここ何日か自動アナウンスだけで肉声のアナウンスが無い。 3日の朝に気付いたのだが「今日だけかな?」と。 ところが、それから週末まで毎朝乗る電車で肉声のアナウンスは聞かなかった。 サービス、と言うと足される方向のモノが多いが、こういった引くサービスもあってもいいのかも。 |
ぼんやりネットを見ていたら「ルパンも愛したフィアット」という文字を見つけた。 もちろんフィアット500の宣伝記事だった。 一般的には、そのイメージなんですね。 へそ曲がりな性格だからだろうか。 ルパンの愛車というと、どうしても「クラシック・メルセデスベンツ」というのが私の中でのイメージ。 劇場版のルパンVSクローン人間のイメージが強かったからだろう。 後に知ったのだが、あのメルセデスはSSKという車種がモデルで、設定ではフェラーリのV12気筒を積んだスーパーマシンだったらしい。 ある意味「天下の大泥棒」らしいハードな設定で、それはそれでカッコイイと思った。 昨日の「昭和の自動車ショウ」で、外見は40年前のクルマなのに現代のエンジンと足回り、そして内装などを施したクルマが展示されていた。 改造費はベースの中古車の値段を含めても800万円くらい。 もちろん800万円という金額は現実的じゃないけれど、一台だけのワン・オフなのにこの値段で出来ると思うと凄いんじゃないかな。 グリーンジャンボ宝くじが当たったら、、、ね |
パシフィコ横浜で2月28日と3月1日開催の 「ノスタルジック2デイズ 昭和の自動車ショウ」に行ってきた。 いわゆるクラシックカーのイベントだけど、博物館で見るようなクルマではなく、年代的には昭和40年頃から63年頃までの国産乗用車が対象。 私にとっては生まれるちょっと前から免許を取る頃までなので、現役で走っている姿を見た事があるクルマばかり。 昨今の流行である昭和レトロのクルマ版なのだろう。 とは言っても展示してあるのは俗に言う「大衆車」は少数派で、スカイラインやフェアレディZなど、スポーツカーが主の展示だった。 主催者のターゲットとしているのは、当時欲しくても買えなかった60歳以上のいわゆる団塊の世代を想定しているのかもしれないが、来場者は30歳代から50歳代の人が多かったような気がした。 私が子供の頃、当時の大人たちは国産車を「性能もデザインもイマイチで外車(特にドイツ車)には到底及ばない」と口にしていたのを、かすかに記憶している。 その影響もあったのだろう。 私も国産車よりも外国車がカッコイイと思っていた。 でも、今日見たクルマたちは違っていた。 会場にはジャガーEタイプやディーノ246GTも展示してあった。 でも、それらと並べて展示されていたトヨタ2000GTやコスモ・スポーツなどは引けを取らない美しさや個性で輝いていた。 昔の日本車、カッコイイじゃん! 会場の一角で最新型のニッサンGT-Rと「ハコスカ」の相性のスカイラインGT-Rが並んでいた。 私のうがった目で見たからだろうか。 当時も今も「打倒ポルシェ」を目指して作られたGT-R。 なのに、全く違うイメージ。 最新のニッサンGT-Rを見ていると筋肉はあるけど、お腹が出ている中年メタボオヤジのような気が。 (もちろん世界的にみても高い技術と品質で作られている超高性能車だと素直に認めます。) クルマ離れが進んでいる中、追い討ちをかけるように金融危機が起こり、大変な時代に入った自動車産業。 この大波を切り抜けるのは容易じゃないけど、このあたりにも脱出の糸口があったりして。 今こそ、温故知新かも。 |