昨日のこと。 都内の桜の開花宣言が出てほぼ一週間。 そろそろ見ごろかな?と思い、散歩がてらにお花見。 墨田公園や上野公園の桜を見に出かけた。 ここのところの寒さで花は二分から六分先程度。 個人的には八分咲き程度が好きなので、ちょっと物足りない感じ。 それにしても、桜の樹によって随分と違いがあると感じていた。 「このあたりは日当たりがいいから早く咲いたんだろう」とか 「川縁だから気温が低くて開花が遅かったのかな?」とか。 上野公園の桜は開花が早かったらしく、中には八分咲き程度の樹も。 歩いている時には「駅も幹線道路も近いので、このあたりはヒートアイランドが一因かな?」って思っていた。 確かにそれもあるだろう。 けど、ちょっと気になる事も見聞きした。 それは桜の樹の防衛本能も関係しているらしい。 上野公園などでは桜の樹の下にシートを敷いて宴会をしたり、樹のすぐ真下まで人が近づいて根元の土を踏み固めてしまう。 その結果、桜は弱り「早く子孫を残さなければ」と開花を早くするのだと。 上野公園に限らず、桜の樹の真下まで人が入れる場所の樹は、確かに開花が早いような気がする。 得にソメイヨシノはそういった周囲の環境変化に弱く樹齢も短いのだとか。 私の中のベスト花見スポットは地元横浜の保土ヶ谷公園や三渓園、そして都内だと谷中霊園かな。 ここではさすがに宴会をしている人は少ないから。 |