城の旅日記の第3弾。 やはり世界遺産の「姫路城」は訪ねないといけないだろう。 まずは現在まで勇姿を残せた奇跡と偶然について。 最初の危機は幕末の戊辰戦争。 旧幕府側の姫路城は西からの新政府軍の総攻撃を受けるピンチがあった。 しかし西日本は東北勢ほどの抵抗はなく早めの降伏で姫路城も開城している。 次の危機は太平洋戦争。 各地で空襲がありついに姫路市にも大空襲が襲った。 天守や城郭などに焼夷弾が直撃したが不発弾となり奇跡的に戦火を免れた。 翌日、焼け野原になり打ちひしがれた市民の目にいつもの雄大な城が立っていた。 姫路市民も不死身の城に涙したことだろう。 さて城の探索に移ると天守に行き着くまで迷路のような通路を歩く。 途中、伝説の播州皿屋敷の井戸も見ることができる。 天守に登り絶景の街を眺めると大名になったような気分を味わえる。 城には満足したのだが交通にタクシーを利用したのがケチをつけた。 JR姫路駅からタクシーに乗り「姫路城へ。」と言うと嫌な顔をされた。 到着してわかったのだが歩いて15分くらいの距離のようだ。 あとで近すぎて悪い気はしたが初めての土地なので仕方ないじゃない。 では気を取り直して次の「大阪城」へと。 太閤秀吉のイメージが強い大阪のシンボル的存在。 現在の城は鉄筋コンクリート製の頑丈な城でエレベーター完備。 多分これなら大地震にも耐えるだろう。 大阪は従兄が住んでいたことがありワンルームマンションに泊まりに行った。 夜、従兄が仕事でいなかったので狭いマンションで一人ぼっちもつまらないので 大阪の夜を自転車で探検することにした。 大阪城の周辺を走っていたら警官にまさかの職質されてしまった。 どうやら不審な自転車泥棒に見られたようだ。 自分の自転車じゃないので少し困ったが従兄のだと本当のことを言った。 登録番号がどうとか言っていたが結局調べることなく夜遅く出歩かないよう注意だけ受けた。 内心、もし従兄がこの自転車盗んでたらヤバクない?っとは思ったけど。 昔はちょっと借りるといいながら自転車を盗むやつが多かった。 従兄のはちゃんと買っていたみたいだけどね。 ではでは次回、関西PART2へ続く。。 |