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SOLILOQUY

ひとりごと

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May 19, 2013 14:08:11

功罪

カテゴリー: 日記
昨日、20年ほど前に町の商業団体の会長をされていた方の家を訪ねた。彼は、その後ある会合での暴言がもとで団体から永久追放され、以後人前に出ることは無くなった。今では75才は越えているだろうか…。
私は、どんなに他人が悪く言おうとも、その人の優れた部分を見続けることができる人間だ。だから、今でも数年おきに訪ねて行って話をする。

彼は“私は、町の商売で功罪を犯した。私が最初にやり始めたために、同じことをやる人間を増やしてしまい、結局町が似非になってしまった。だから私は今やることは、本物のことをしたいんだよ…。”と言った。
私は“それを、今あなた自身が言うことがかっこいいと思います…。”と言った。すると彼は若い時のように目を輝かせて笑顔そみせた。

彼は、私がどんな人間かを知っている。私が彼の良い部分を見続けることができる人間だと知っている。思いどおりの私の反応に、彼は充分満足したのに違いない。

私は、彼から幾つもの新しい刺激を受けて、町へ下りて行った。
May 20, 2013 11:50:50

職人

カテゴリー: 日記
仕事場の近くに洋菓子屋ができた。当初は客もほとんどなかったが、そのうちオーナーパティシエがフランスの菓子コンクールのチョコレートの部門で金賞をとったことが知れると日に日に客足が伸びて行った。
私も何度か、賞をとったその菓子(チョコレートケーキ)を食べたことがある。おいしいとは思うが、少し私には甘さが強すぎるような気がして、わざわざ買いにいくことは無かった。

その店が土曜日と日曜日の午前中だけ、クロワッサンを焼いていると聞いた。フランスでは菓子屋がパンを作ることが普通かどうか分からないが、私の知る限り日本では聞いたことがない。売価の高い洋菓子を作っている菓子屋が、それに比べて安いクロワッサンを作っているのが不思議に思い、昨日焼き上がりの時間を待って店の入口をくぐった。

すでに、ほとんど売り切れていたが、残っていた6個を全部買った。食べてみると、バターの香りが強すぎる感もあったが、なかなか美味い。手の込んだ細工のできる菓子職人がパンを焼くと、こんなパンを作るのかと感心した。

近くには、美味いパン屋もあるから、どちらがいいかと言われても答えに困るが、たまには菓子屋のパンも食べたくなりそうだ。

なんだか、菓子屋の物づくりの姿勢をみたような気がした。ともかく自分が美味いと思うものを貪欲に作りたいに違いない。

だが、今のところ、クロワッサンだけにしておいてほしい気がするのだが、皆さん私の気持ちを察していただけるだろうか…?
May 21, 2013 10:24:22

本意

カテゴリー: 日記
今…していることが、自分の本意とは違うものだと思って生きていることは、辛く悲しい。
今していることの全てが、自分の目指すものを手に入れるためにある…と、信じていたい。
そして、そのように思う事が、自分の目指すものを手に入れる近道のような気がする。

生きるということが、国のためではなく、会社のためではなく、家族のためではなく…、
国や会社や家族の繁栄を願うことが、自分が生きていくために自らの下した決断であり、
どんな障害にぶつかろうとも、そお…自分が望んだことを忘れないでいたいものだ。



…などと…おっさんは…ときどき…しんけんにかんがえることがある
May 22, 2013 14:26:42

理解

カテゴリー: 日記
人の話を聞いて…

相手の言いたいことを理解しようとしない人
相手の言いたいことを理解しようとして少しだけ理解できる人
相手の言いたいことを理解しようとして、理解できないと言える人
相手の言いたいことを理解したふりをして、自分に都合の良いところだけ納得して全部分かったと言う人
相手の言いたいことを理解したふりをして、自分に都合の良く正反対の理解をする人
相手の言いたいことを理解していないうちに、自分の話題にすりかえたがる人

悪意はないんだろうけどなー
自分の思いをすべて分かってくれる人なんていないよなー。
一度で分かってもらえるなんて思わないほうがいいよなー。
何度もくり返し言うしかないよなー。

May 23, 2013 17:13:35

警鐘

カテゴリー: 日記
朝から携帯の留守電にある取引先から伝言が入っていた。
胸騒ぎがして腹の底に重たいものが溜まった。
昼から別の取引先の社長が面談を申し出てきた。
さらに重たいものが腹に溜まった。
物事を悪い方に捉えると、体を壊すと知っているのに…、
心のなかで不安が増長し、呼吸が小さくなる

あの時の辛さが蘇る。たまに、そんな時がある。

不安な思いは的中することなく一日が過ぎていく。すべて思い過ごしだった。

この体に悪い感覚は、私の大切な経験から生まれたに違いない。

体も事業も調子に乗らないように…手を抜かないように…
常に備えよ…との警鐘だと思いながら、帰路についた。
May 24, 2013 10:37:38

電源

カテゴリー: 日記
昨日、家に帰るために電車に乗った。最後部の電源OFF車輛だ。いつものように私は電源を切らずにマナーモードの状態で乗った。ほとんどの乗客が座れるほどの空き具合の車輛に2~3名が携帯電話を触っている。さすがに電話するものはいなかったが、ネットかメールしていたのだろう。

“携帯の電源をOFFに…”と、言うことは“電話をするな!”という意味で…メールやネットはかまわないと言う事のなのだろうか?…であるとするならば“車内での電話は禁止!”と、書いた方が良い。もし電源が入っていることでペースメーカーに誤作動を及ぼす危険があるなら、電話を触っている人に誰かが注意すべきなのだが、誰もしない。私もしない。
後部車輛だから車掌の目にも見えているはずなのに、社内アナウンスで決められた言葉で注意を呼びかけると、第三者を決め込んでいる。
一人の若者が、携帯を触り、もう片方の手で菓子パンをほおばりながら最後尾の車輛に移って来て扉にもたれかかった。
さて電車のなかでの飲食は許されるのだろうか?熱中症とかの季節だから、水分補給のためのペットボトル所持は許されるだろうが、菓子パンはなぁー?
一人のおばさんが、その若者をにらみつけた。だが彼は気が付いていないふりをしているのか、おばさんとは目を合わせない。

途中の駅で空いた席に若者が座ろうとした。その席に座ろうと進んできた老婆に気が付き、席を譲った。

みんな悪い人ではないのだと思った。

ただ、標語・表示を掲げるものは、その責任のもとに周知徹底してほしい。そうでないと、悪意のない悪人を生んでしまうことになるのだから…。
みんながやれば、恐くない…と言うルール軽視の風潮は、良くないものね。
今日から、最後部の車輛に乗る前に、携帯の電源を切っておくようにしよう。
May 25, 2013 15:38:19

自責

カテゴリー: 日記
“儲かる商売はない。儲かる場所もない。しかし儲ける奴はおる。”

私が若い頃、尊敬する経営者が私に語った言葉だ。確かにどんなに人通りの多いところで商売していても、やっていけない人はたくさんいるし。そんな人は、必ず止めた理由に…“場所が悪かったから…。”と、言う。逆に山の中の一軒家や、昼間人通りのない通りのレストランでも、なかに入ると満員の店もあるし…、そんな店にしたら、立地や業種の問題ではなくて、自分の信じた場所で、信じた商売を妥協せずにやっているだけだと言うだろう。

商売は私には向いてないと気が付いたから、私は、もお今は…商売においては部外者なんだけれど…、失敗を他人のせいや、場所のせいにするような人は、何をやっても壁にぶち当たっ時に、つぶれるのが早いような気がする。

もう一人の尊敬する経営者が私に語った言葉に…“なんとかせい!”と、いうのがある…。
そうなんだよね、どんなことでも、なんとかなるんだよね。それが自分の思ってた結末じゃーないこともあるけど、要は人生の終末を迎えた時に、後悔することが多過ぎなければ、それでいいんだよ。そのために自己責任で生きていかなくちゃーね。

少しは、次の人生のために、やり残しもあったほうがいいと思うけどね。
May 27, 2013 13:07:39

講和

カテゴリー: 日記
昨日、母の妹の三回忌に行った。読経の後に、いつものように住職の短い話があった。
“人に頭を下げる…と、人に頭が下がる…は、まったく意味が違う。”と言うものであった。

頭を下げる…は、挨拶・詫び(意識した自己表現)
頭が下がる…は、感謝(うちから自然に溢れ出る感情)

私は、そう理解した。
どちらも大切だと思う。
生きていくためには、普段は姿勢を正して真っ直ぐ前を見つめ、時と場合に応じて頭を低くすることが大切なのだろう。

法事の講和のなかでは、感じるものがあった。
May 28, 2013 12:05:11

飼犬

カテゴリー: 日記
知人の家に遊びに行っていたら、飼い犬が泣き始めた。するとその家のおばあちゃんが台所から蒸したサツマイモを持ってきて “これをあげないと泣き止まないから、ご近所さんにうるさいもんで…。”と、言いながら犬に与えようとした。
それを見た私は“それは間違いですよ。犬が泣く理由は、おばあちゃんを呼んでいるからです。鳴いたらあなたが来てくれると…あなたが躾をしているのですよ。”

おばあちゃんは、悲しそうな眼をして下を見た。

飼い犬を馬鹿犬にするのは飼い主だ。飼い犬を黙らせるために無条件に飴を与えると、犬は自分を中心に世界が回っていると…大きな勘違いをする。
上に立つものは片方の手に飴を持ち、もう片方の手に鞭を持たなければならない。そのスタンスが上下関係を存続させるためには大切なのだろう。

“おばあちゃん、飼い犬に自分より下の位置に見られないようにね!”…と、悲しげに自分でサツマイモを食べるおばあちゃんの姿をみながら、心のなかで呟いた。
May 29, 2013 10:42:08

名札

カテゴリー: 日記
昨夕、町のある団体の総会に出席した。私には会員資格がなく部外者なのだが、議事が進み、続いて用意された勉強会で講演をされる大学教授の話が聞きたくて、主催者に無理を言って参加させてもらったのだ。
会場に入ると、テーブルセッティングもロの字型で、各席には名札まで用意してあり、軽い気持ちで参加した会だが、そうそうたるメンバーが顔を並べることが、その時…分かった。

私は私の名札の置かれた席に座った。会の冒頭、司会者から私の紹介があった。
“本日は権威ある会にもぐりこませていただき有難うございます。静かに勉強させていただきます。”と、立ち上がって自己紹介した。もぐりこむ…と言う表現が受けたのか、軽い失笑がおこった。しかし重い雰囲気は変わらない。

事務的な議事進行のあと、私は静かに尊敬する先生の講演を聞いた。実はこの度のテーマの先生の講演を聞くのは、昨日が3度めである。もともと私は沢山の本を読むより、気に入った本を何度も読むタイプであるが、同じ内容であろう先生の話が、回を増すごとにより深く理解できるようになってきた。

私は、先生のファンになったようだ。

会の終了後に行われた懇親会には参加せず、参加を了解いだいた御礼を関係者に伝え、雨のなかを駅に向かった。
その道すがら、先生の夢の実現のお手伝いができればいい…と心から思った。
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