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SOLILOQUY

ひとりごと

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June 29, 2013 15:38:32

話合

カテゴリー: 日記
話の途中で“何を言っているのか訳が分からん!”と言う人がいる。じつは、私は昨日もある人から言われてしまった。

私は未熟だから“何が分からんのか分からん!”と言い返した。

話し合いというのは、自分の思いを伝え、相手の言い分を理解することだと思う。話の途中で“何を言っているのか訳が分からん!”と、言ってしまうとそこで話が中断してしまう…そして言った方は黙ってしまうのだ。この言い方は話し合いにおける禁じ手だと思う。分からない側は分からないところが何かを伝えることが大切で、分からないと言われた側は、相手が理解するまで根気よく説明することが大切に違いない。

世の中…こんな簡単な話し合いの常識が通じないことが多い。相手が分からん奴だと思って喧嘩し、裁判し、戦争まで引き起こす。

私は分からんことは分からんと言うが、“何を言っているのか訳が分からん!”だけは言わずにおこうと思う。

相手の言い分をしっかり理解して、自分の主張を展開できる人間を目指したい。
June 30, 2013 11:09:41

犬猿

カテゴリー: 日記
私には互いが犬猿関係の二人のどちらとも親しく付き合っているケースがいくつかある。彼らの多くは、最初は互いにある程度友人関係で、場合によってはとても親密な関係の場合が多い。そしてもう一つの共通点は利害関係にあるという事だ。

犬猿関係になるための手順を整理すると…、先ず利害抜きの親しい関係であることから始まる。そのうちに意気投合して利害関係が発生し、しばらくすると相手の、それまで見えていなかった常識外れの言動や行動が目に付き始め、そうなると相手のすべてに嫌悪感をいだくようになる。こんな手順である。

相手との関係を完全に切ってしまいたいと思っても、利害関係があるから離れられない。そこで犬猿関係が生まれるのだ。

私は、親しく付き合う人とは利害関係を持たない。逆に利害関係を持つ人とは必要以上に親しくならないように付き合うことを鉄則としている。
それを心がけたらいつでも客観的にいられるし、離れられるし、煩わしくもない。

私に親友と呼べる人間が一人もいない理由は、そんな鉄則をもっているからだろうか?
July 01, 2013 10:16:12

郷愁

カテゴリー: 日記
昨日、昼食をとるためマダムの店に行くと、町で有名なフレンチレストランのオーナーシェフがカウンターでコーヒーを頼んでいた。私は軽い挨拶を交わし持っていた本を読み始めた。すると狭い店名なのでマダムとシェフの会話が耳に入ってきた。“最近グランフロント等の新しい商業施設から出店を持ちかけられているが、条件が厳しく二の足を踏んでいる。それより大阪の路面に高級フレンチのレストランを出したい。”と夢を語った。“若い時にホテルのグランドオープンのシェフを任されたことがあったが、あの時の充実感が忘れられない。チャンスがあればまたやりたい。”とも言っていた。
そして“昔のように、レベルの高い料理の分かる人が増えてほしい。今の人は安くて、そこそこの料理で満足してしまうし…。”と嘆いた。

話を聞いていて、私はシェフが疲れているのだと思った。

夜に、知り合いシェフのフレンチの店が企画するブルゴーニュ産オマールを食べる会に出席した。完全予約制で小さな店に10人の客が集った。シェフの店は今回のようなイベントがないとディナーは静かである。見渡すと客の年齢はとても高く、私がまだ若造だった。
手抜きのないシェフの料理の素晴らしさを分かる人が、毎回同じ顔ぶれの年よりしかいないと嘆くべきか、それでもこれだけの人達が集まったと喜ぶべきなのかと、ふと考えた。

昔、名声を得たフレンチのシェフ達が、今…もがき苦しんでいるように思えた。
July 02, 2013 14:44:57

前置

カテゴリー: 日記
私は、初めての人と話をする時、理解できないことがあると…途中で“私は頭が良くないので…”と、言う。それは英語しかしゃべれない人と話をする際に“英語は、あまり得意でないので…”と前置きするケースに似ている。英語がしゃべれると思われ、まくし立てられると何を言っているか分からなくなるが、不得手だと認識されればゆっくりしゃべってくれる…それに似ている。

初めての人と話をするとき、相手がどの程度の知識と理解力を持っているか互いに計りながらしゃべる。それを自分のペースに合せてもらう手だてが“私は頭が良くないので…”と言う言葉である。たいていの場合、この言葉を聞くとしゃべっている人はほっとしたような顔になる。

相手と真っ向から話し合いたいという気持ちは私にもあるが、本当に知識と理解力が劣るので、私はこれからの人生でも多用するだろう。

“私は頭が良くないので…”は、話のペースを私に合わせてもらうための、とっておきの言葉だ。
July 03, 2013 16:13:32

気付

カテゴリー: 日記
これからの私の人生は、会社のためではなく…町のためではなく…国のためではなく…家族や友人のためにあるのではない。すべては私が下した結論の下…私自身のためにある。
やっと、そう思えるところまで人生を経験できた。

さて、これからどんな経験ができ、何に気付くだろう?

言い訳なく、後悔なく、恨みなく、妬みなく、心からの感謝をいだいて、生きていきたい。
そうしたら、もっともっと、いっぱいのことを知ることができるに違いない。
July 04, 2013 11:48:46

警鐘

カテゴリー: 日記
昨年9月、ゲリラ豪雨の時に私の知り合いのレストランに雨漏りがあった。それは半端な量ではなく屋根に一体型になった雨トユの排水管がつまって溢れ、建物の内側に水が回ったから大変だ。店の内は滝のように水が落ちていた。

昨日の夕方の豪雨で彼の店が気になった私は、店を覗いてみた。すると案の定、店内に水が落ちており店主が一人で雨漏りと格闘していた。ほっておく訳にもいかず、私は彼を手伝った。

雨トユの昨年の教訓が活かされていなかったのは残念だが、それにしても雨はしばらくして止み、従業員も店に帰ってきて片付けを手伝ったので6時から予約で満席だった店は、何事もなかったように、ぎりぎりでオープンした。

これは、雨の季節に入る前の単純な点検ミスだ。

もし…と考えてみた。

もし、誰もいない夜中にゲリラ豪雨が降っていたら…下の階まで浸水していたに違いない。
もし、私が店を覗かなかったら…店主一人では、追いつかなかっただろう。
もし、営業中にゲリラ豪雨が降っていたら…食事中のお客に店から出てもらうことになっただろう。
もし、5時から予約が入っていたら…お客に失態を気づかれたに違いない。

このタイミングで降るなんて、正に警鐘としか思えない。
店主に根本的な改善をしなさいと、天が囁いたに違いない。

“油断するな”“やるべきことをやっておけ”…と私も肝に銘じた。
July 05, 2013 15:51:49

旅路

カテゴリー: 日記
9月にアメリカに行くことにした。本土は35年ぶりだ。ニューヨークの美術館巡りと、私が作成した画文集のタイトルとなった田舎町を訪れることが目的だ。ミュージカルを観る予定はない。
前回の旅では、グレイハウンズ(北米大陸の各都市を結ぶ長距離路線バス)で旅をした。今回も簡単にバスで移動を…と思っていたら、今のアメリカ事情に詳しい知人から止めとけと忠告された。
バスの旅は治安が悪いから危険だと脅されたのだ。当時の私の風体ではアメリカ人にはお金を持っていないと思われただろうから、なにもなかったが、今の年齢の私はそうは見えないから他の交通手段を考えたほうが良いと言うのだ。
そう言われても鉄道の路線も通っていない場所だし、最寄りの空港もかなり遠い。仮に町と少し離れた飛行場に下り立って、そこからタクシーで向かうとすると交通運賃が馬鹿高くつく。かといってレンタカーを借りて自分で運転していくことは避けたい。
そこでいろいろ調べてみると日本人が経営するリムジンの会社があることを知った。そこに頼むと翌日の帰路も迎えに来てくれるし、おまけに日本語をしゃべれるドライバーを指名することができる。バスよりも高くつくが飛行機よりも格段に安い。リムジンと言っても芸能人が乗っているようなロングボディーの大型ではないだろうけど、ともかく目的地に辿り着ければいいわけだからと予約を入れた。ホテルからホテルまで送り迎えしてもらうことになった。

若い時の勢いでは生きていけない。お金を払ってでも危険は回避しようと思う。アメリカの治安の悪さは35年前と変わらないが、どうやら私のほうが変わったようだ。

さてあの時の町が、私をどのように迎えてくれるだろう?
今回、私は町をどう感じるのだろう?
今から、旅が楽しみである。
July 06, 2013 15:36:04

承認

カテゴリー: 日記
昨日、以前いっしょに仕事をしたことのある花屋の主人からfacebookの友達リクエストがあった。5年ほど会っていなかったのだが、ちょうど二か月ほど前に彼の店の近くに住む大学教授を訪ねた際、彼の店からオリーブの苗を購入したと言う話が出たものだから、教授から共通の知り合いだと言う話が回って友達リクエストしてきたのだと思ったのだが、その予想は違っていた。

彼とは以前…気まずい別れ方をした。彼は私の頼んだ仕事の見積もりで大きなミスをおかし、納品後に詫びとともに大きく追加請求をしてきたもので
だから、突っぱねたことがあり(私は甘い人間だから少しだけ追加で支払ったけれど…)、それ以来音信不通になっていた。

彼は、facebookで短いメッセージを送ってきた。
“ご無沙汰しております。承認ありがとうございます。私が今こうして花屋できているのもあなたのおかげです。今後とも宜しくお願いいたします。”
“最近…教授のご自宅にお伺いすることがあります。あなたの話を聞きました。人にはいろいろな出会いがありますね。縁というのでしょうか。これからもよろしくお願いします。”と返事した。

彼とは、仕事抜きの関係を保ちたいと思った。
July 07, 2013 14:27:16

住家

カテゴリー: 日記
数年前、自分のルーツを探す旅に出たことがある。徳島・四国を巡った。そして家系図ほど精度の高いものではないけれど、おおよそ450年の間に、一族がどのように住まう土地を変えたかを知った。
まさに戦の勝敗の結果で居所を変えたのだ。悪く言えば追手から逃げた。人里離れた不便なところに人が住んでいることがあるが、彼等にとってそこは、命がけで辿り着いた安全な場所なのだろう。

故郷を大切にする気持ちは大切だと思う。生まれた土地は特別だと思う。先祖の墓は守らなければならないと思う。
しかし、私が名乗る姓のなかに戦いの結果で居所を移ったという遺伝子があるとすれば、今住まう土地から将来離れることがあるかも知れないと予感する。

土地は私のものではない。国のものでもない。誰のものでもない。

そんな思いを持って、いつでも今の住家から移り住む心構えをしておきたいと思う。
July 08, 2013 12:19:35

背伸

カテゴリー: 日記
セレブの知人と話をしていて、彼女の事業家の息子が最近引っ越したマンションの話題になった。バブルの後半フランスの設計家が手がけた建築である。20年以上経過したが、いまも古さより風格がにじみ出る。

二世帯だけの最上階のフロアーへは直通のエレベーターが用意されている。共益費が月額20万円で、その分最高のコンシェルジュが24時間常駐する。
私の知る限りではメージャーで活躍した…そして現役で活躍する野球選手も数人いる。その他上場企業の社長クラスが住んでいる。
そういうところには、そういう場所に住むに相応しい人たちが集まる。そこには住めそうにないと思っている私はいつまでたっても住めないだろう。

身の丈で生きていくことを身に付けたことで楽に生きていけるようになったけれど、伸びていくためには背伸びしないといけないんだろうな。

すでに、心の面でも老化しはじめている自分を感じた。
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