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SOLILOQUY

ひとりごと

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July 17, 2012 13:57:58

責任

カテゴリー: 日記
テレビを見ていると、“いじめ”の問題が毎日取り上げられている。事件の当事者(自殺した子供の学校)でもある親たちが、教師に対して教育の問題を指摘し詰め寄っている様子が報道されているが…、なんだかおかしい。

親と子供達と教師とが、三者揃って解決に向かわないと、解決しない問題であることは明らかであろうに…。今回のような事件が起きた時に、その当事者である親や子供たちが自分の責任を棚に上げて他人に責任を負わせ謝罪させようとする姿勢を見た子供達は、自己責任の大切さを認識することなく、問題の真の解決ができない欠陥人間になるに違いない。

教師に責任がないとは言わないが、他人の気持ちを思いやる人間性の育成は、子供達の親が最も大きな責任を負うと思う。そう考えると、事件後の報道の在り方に偏りがあることは明らかだ。

今後事件の報道が、それぞれの立場の責任検証に向かうことを期待したい。
そうならないと、同じことが繰り返されるに違いない。

普段、日記の題材としてはこの手の問題は避けて通っているが、報道機関の姿勢があまりにも目に余り、一言申し上げた。
July 16, 2012 22:55:21

産道

カテゴリー: 日記
今日は、以前から訪ねてみたかった滋賀県にある宗教団体が世界的建築家I.M.ペイに設計を依頼して建てた美術館に行った。建築家が自分の能力の限界まで引き出した仕事をするための必要条件が…、施主・立地・予算と言われるが、まさにペイ氏にとって、この仕事が設計意欲をかきたてるものであったと伺えた。

なかでも、美術館のエントランスに至る500mの道のりが圧巻であった。何故人里離れた山中に、この構造物があるのかと言う問いの70%以上の答えがこの行程を辿ると見えてくる。
まるで産道を抜けて新しい世界に足を踏み入れたような…琴線に触れる数分間が過ぎて行く…。

この美術館を知ったきっかけは、世界中でペイ氏と仕事をする知人の建築カメラマンが私に説いた熱い話からであった。この美術館の竣工写真も撮影した日本のトップ建築カメラマンである。

彼の写真をここで紹介することはできないが、かわりに私が今日…スマートフォンで撮影した素人写真をご紹介しておく、興味を持たれた方は、百聞は一見にしかず…一度自分の目でお確かめになられることをお勧めする。
July 15, 2012 14:15:54

和食

カテゴリー: 日記
私たちの子供の頃、刺身魚を食べる欧米人はほとんどいなかった。昔から生魚はギリシアやイタリアや南洋の島々でも食べられてきたが、いずれもオリーブオイルに合わせてマリネにしたりビネガー漬けにしたり…、日本の刺身とは少し趣が異なる。

魚を生で食す文化は、日本の集落が海岸線沿いに発展し、魚が陸にあがってから直ぐに食卓に上ったことと、醤油という素材を引き立たせる調味料があったからだと記憶している。
今では、流通網の発達と冷凍技術の発達で世界中どこでも新鮮な食物が手に入るようになり、醤油も一般化した。生魚の消費はこれからますます拡大するだろう。

日本が世界一の長寿国と言われるようになり、日本食が長寿食としてもてはやされ、その勢いもあって世界の生魚食人口が急増したことは明らかだ。
長寿国になれた理由は食事のおかげだけではなく、国内の医療施設の発達もあったように思う。
聞くところによると、世界の透析患者の40%が日本人だというし、入院ベッド数は人口で3倍以上の米国よりもはるかに多いという。簡単に入院できることが…、そして長生きすることが、私は一概に幸せだとは思わないが、恵まれた国に生活していると思い、感謝することは大切のように思う。

昔欧米人は、生魚を食べる食習慣を野蛮だと言って敬遠してきた。それが長生きのためには、彼らは自ら野蛮人に変身した。
人間は、生きるためには価値観を変えられる生き物だ。しかし、それはそれで変えられずに命を落とすよりはましかも知れない。

高齢化社会に向かう日本において、動けないのに長生きする人が増えるのはどうなんだろう…?

やはり“ピンコロ”に魅力を感じるな…。ピンコロとは、医学用語(?)で、ピンピン生きてコロッと逝くことらしい。

日本食がそんな食事に進化していくことを期待する。
July 14, 2012 11:48:22

血肉

カテゴリー: 日記
昨日、奇しくもfacebook上で二人のカメラマンと友達になった。一人はファッション関係で…、あるコレクションの専属カメラマン…。もう一人はオーロラを撮影するためにアラスカの大地を一人で旅するフリーのカメラマンだ。同じ写真家と言っても全く違うタイプの人間二人だ。

モデルを撮影するカメラマンは、一見女性的な…しかし、よく見ると攻撃的な性格を持っている。大自然のなかでオーロラが現れる瞬間を一人で待ち続けるカメラマンは、がっしりした体つきで一見攻撃的(実際に合気道の有段者である)に見えるが、正確はおっとりした猫と言った正確だ。

同じ職業でも被写体によって、向き不向きがあるのだろう…。
二人のカメラマンの撮影する対象が逆転したら、お互い優れた写真が撮れるとは思えない。客観的にみて、どちらのカメラマンも常に自分の本質に違わない被写体に向き合っているわけで…要するに二人は幸せな人生を歩んでいる。

私も、事業をしていた時の束縛から離れ、今は好きなことに時間をとれるようになった。これから豊かではなくとも心にゆとりのある人生を送りたい。

それにしても、自分自身が事業家には向いていなかったと…いまさらながら…思う。
自分の本質と違う人生を歩んだことも、自分の血肉になったのだと思いたい。
July 13, 2012 14:13:02

本音

カテゴリー: 日記
昨日、約一月半ぶりにギター教室を訪ねた。そしてしばらく行かなかった本音を先生に話した。“弾きたかった曲が、曲りなりにも二曲とも弾けるようになり、この曲だけを弾き続けたいと思って来なかったのです。そうでないと新しい曲を習うことになるような気がして…。”
そう言って…、私は“アルハンブラの思い出”を弾き始めた。それも非常にゆっくりと…。

以前からずっと、スピードが速すぎると先生から指摘を受けていた。いつも“もっと遅く…もっとゆっくりと…”と言われ続けた。
しかし、どうしてもゆっくり弾くことができなかった。

昨日は、とてもゆっくり弾くことができた。ゆっくり弾くと言うことは、粗がみえてくる。

教室を休んだ間に、上手くなったとは言わないが、ゆっくり弾くことが苦ではなくなった。
先生がおっしゃった。“遅く弾けるようになったね…。この曲は早く弾くものだと思っている人が多い。みんな完成した弾き方を真似しようと…、早く弾こうとするけれど、正確にゆっくり弾くことができない人が早く弾いても良い演奏にはならないのだよ。”と、講評いただいた。

決して上手く弾けるようになったとは思わないが、数か月前よりずっとこの曲が自分のものなったような気がしていた。

自分の演奏レベルが、新しいステップに入ったと実感した。きっと近いうちに一皮むけた演奏ができるように思う。

…と、いう事で私が飽きるまで、先生からこの二曲の指導を受けることになった。

新しい曲に向かって歩を進める日は、いつになるだろうか…?
July 12, 2012 18:01:10

好調

カテゴリー: 日記
今朝NTTのひかり回線の工事の下見で担当者がやってきた。実は数週間前にすでに別の担当者が見に来ていて、その結果建物に、ひかり対応の配管が不足していることが分かり、配線のルート確認した結果、ある個所に点検口を設け、さらにボード壁の一か所を貫通する必要があると説明を受けていた。
今日はその点検口の位置の最終確認にきたわけだが…、今日の担当者は、前回の担当者よりも慎重に粘り強く確認作業を行い、新しい引き込みルートを見つけ、点検口も壁の貫通も必要がないと報告にきた。

すでに点検口の設置と壁の貫通の費用(躯体に関する費用はビル側の費用)の見積もりをとっていた私は、なんだか得した気持ちで、気持ちよく今日の担当者に礼を言って、ささやかではあるが、彼らの帰り際に冷たいお茶を紙コップに入れて差し出し二人の労をねぎらった。
二人とも気を良くして帰って行った。

確認作業も作業者によって、こうも違う結果になるものかと思い知る。
他人にものを頼むときは、それぞれ優秀な専門家にまかせたほうが良いのだね。

今日は良い日だね…。

調子に乗って、明日は宝くじ買いに行こうかしら…、あっ これ別の話ね…。
ともかく、宝くじ買いに行こうっと…。5億円だったよね。確か…。
July 11, 2012 22:46:17

行員

カテゴリー: 日記
昨日午前中、税金の納付のため銀行に行った。数行行かねばならなかったので車で回った。
銀行での待ち時間を短縮するため、あらかじめ出金伝票を用意して行ったのだが、そのうちの1枚で口座名の記入間違いを指摘され訂正印を求められた。言われるままに持ち合わせていた登録印を押印して、事なきを得たと思ったのだが、会社に戻ってしばらくした時、銀行から電話があり、出金伝票での口座名の間違いは訂正印での変更が認められないので、今からこちらに来るから新しい出金伝票に押印してもらいたいと言ってきた。
おそらく、行内では業務遂行上、ちょっとした問題になったのだろう…。私は窓口で応対した女性行員の動揺を察し、穏やかに…私の方から訪ねると答え…、やはり車に乗って30分後に、銀行に押印した新しい出金伝票を届けた。
先ほどの行員と上司が、二人で問題ない伝票であることを確認した後、丁重に謝罪されたが、私は笑いながらなにも言わずに立ち去った。
さて、このような場合…一言苦言を呈したほうが行員の成長のためには良かったのか、笑いながら“今度同じ間違いをしたら怒るよ!”程度のことを言った方が良かったかどうか、少し悩むところだ。

あー しょうもな…。

この度の一件で、私は普段忙しく無い生活をしていることを再確認した。
時間に追われる第一線で動いている人や、余裕のない生活をしている人には、この度の私のような対応はできないだろう。

心にゆとりがある…今の生活ができることに感謝したい。
July 10, 2012 14:30:42

打合

カテゴリー: 日記
今朝、歴史研究家との絵本の打ち合わせに行った。場所は居留地80番…さすがに、居留地研究会の役員だけあって打ち合わせも居留地内のカフェを指定される。しかも“場所は80番”とだけ伝えられるのだ。

ここのカフェは、ビルの2階にあるミュージアムに隣接しており、一般の方はあまり利用しない。少なくとも私はこれまでに、満席になった店内にはお目にかかったことがない。
打ち合わせに適している理由はいくつかある。一つは、空いている。一つは、資料を広げられる大きなテーブルがある。一つはコーヒー一杯が290円と手ごろである。居留地時代のことを研究する研究家にとっては格好の打ち合わせ場所である。今日も顔見知りの店員に笑顔で挨拶しながらオープン前に店内に足を踏み入れた。

私が用意した絵本用のレイアウ見本をパソコンで見てもらったら、研究家はイメージが湧いてきたようで次回打ち合わせまでに全てのページレイアウトを私が作り、それを待って2週間以内に研究家が文章を作成する…と言う段取りになった。急げば秋までには、完成見本が出来そうである。すでに市・県・新聞社・NHK・観光学科の教授等にはすでに大枠の話は通しているので、告知・広報の協力を得て、予定通り年内には完成させられそうだ。
要件が終わると、すぐにミーティングはおしまい…。いつものように勘定を割り勘で店をでた。私は、このシンプルな打ち合わせが結構気に入っている。

もし絵本ができたら、どうしよう?
皆さん買ってくれますか?それとも欲しいですか?

何を言ってんだろうね…気が早すぎますよね…ったく…。
July 09, 2012 12:57:27

旅人

カテゴリー: 日記
私の仕事場の近くの交差点の今朝10時の一コマである。この場所は六叉路であり、計画停電に備えて、警察官が50人ほど寄って…、交差点内の信号機を全てダウンさせた状態での歩行者と通行人の誘導練習をしていた。
この一つの交差点を見て…、現代社会において都会での停電が、大きなパニックを引き起こすことを予感できた。
かと言って、原発が必要とは言わない。原発が必要か否か云々の話は別の次元の話だと言うことは頭の悪い私でも理解できる。
我々の前に差し出された問題に対して、一人一人が真摯に向き合うことが求められているように思う。
生活を守るために自分になにができるかを自問していかなければならないと思う。


住まう土地に執着している人の気持ちが私には今一つ分からない。人は旅する動物であり、昔から豊かさを求めて都会に出たり、戦に敗れて山奥に移り住んだりしてきたものだ。人里離れた山中に住まう人達は、きっと追手から逃れて命からがらそおの土地に辿り着いた一族なのだろう。私の祖先もルーツを辿れば、いろいろなところに移り住んでいる。それも戦に負けて…。
土地とは、人生において“仮の宿”のような気がする。
いつか、私は今住む町から出ていくことになるだろう。私自身…自らが“旅人”だと思うかぎり、その結末は必然のことのように思う。
July 08, 2012 16:29:06

維新

カテゴリー: 日記
明治元年。幕府が崩壊…王政復古し明治政府が誕生した…まだ政府が列強との政治交流の術を確立していなかった頃…、私の町でその後の日本の運命を左右しかねなかった事件が起こった。
この事件の顛末で、国のため、藩のため、家族のためにと覚悟して、名もない一人の武士が切腹した。
当時彼は30才、26才の妻と二人の幼子を残して逝った。

今日、岡山から足を運んだ…切腹した武士のひ孫にあたる方の講演会に参加した。

今日の日本の発展が、無念の死を含む数多くの若い命の犠牲のもとにあることを実感した。

彼らに感謝するとともに、彼らの魂のやすらかならんことを祈りたい。
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