acchan.com恋愛お見合い - 無料の婚活サイト  どなたもログインしてません  

SOLILOQUY

ひとりごと

▼    ... | 100 | 101 | 102 | 103 | 104 | 105 | 106 | 107 | 108 | ...
May 28, 2012 08:58:47

再会

カテゴリー: 日記
昨日、今は地元函館でフレンチレストランのオーナーシェフをしている…以前私の部下だった男がやってきた。大阪で行われた食のイベントへの出店のため18年振りに関西を訪ね、シェフ仲間に会うことと、私の父の位牌に手を合わせるために神戸まで足をのばしてきたのだ。

私の父はとても彼を可愛がっていたので、彼は父に世話になったことが忘れられないらしい。彼が会社を辞める際に、私も彼もまだ若かった。思い返せばあまり気持ち良い辞め方とは言えなかったので、一昨年私が彼の函館の店を訪ねるまで15年間連絡不通の状態であった。思い切って予約なしで彼の店の扉を押し開いた時の、シェフのびっくりした顔が今でも忘れられない。

以後、また連絡を取り合わない月日が流れたが、今度は彼の方から連絡が入り再会できた。彼と私の二人の知るシェフの店でランチをゆっくりととり、若かりし頃の未熟さを語り合い、現在の商売の厳しさを話し合い、そして最後に“これからの人生は、自分のやりたいことをやって、楽しく生きていきたい。”と話を閉めた。

食事のあと、彼を家まで連れて行き、お参りを済ませ、とんぼ返りでまた町に戻った。いろいろな話ができ、二人の間に少し残っていたわだかまりが消えて行った。

一つ残念なことがある。車を運転するため、美味いランチを食べながらワインを飲めなかったことだ。

次回彼と会う時には杯を酌み交わしたい。
May 27, 2012 10:09:29

繰返

カテゴリー: 日記
継続がすべて力になるとは、思わないけれど…ギターの練習をしていると、一つ上を目指すために結構繰り返しが大切だと実感できる。
遠すぎて押さえられなかった指が届くようになり、押さえ方が悪くてくすんでいた音がしっかり出るようになり、一音一音ゆっくり押さえていたのが、先に指の形が整ってから一気に押さえられるようになり、ただ鳴っていただけの音に感情を込められるようになり…、繰り返すことで頭が覚え、体が覚え、どんどん上昇していく。

オリンピックを目指す選手やプロスポーツの選手…、いや音楽家も、物理学者も、みんな繰り返すと上に上っていけることを会得しているのだろう。

繰り返しで危険なことと言えば、頭を使わないで繰り返すことだろうか…、考えないで繰り返すだけだと流れについていけないことがありそうだし…もちろん頭だけで考えていても、らちが明かない。頭で考え、覚え、体で覚えるというサイクルをちゃんととったほうが良いように思う。

私の知っている老舗の主人は、商品は昔のままだけれど、販路拡大や情報発信には、昔からITを利用していた。もう80才になる主人は15年以上前に自分で自社のホームページを作っていたし、ブログもずっと書いている。それからしばらくしてお店の商品が宮内庁御用達になったし、頭を使って行動し続ける主人を私は尊敬している。

今私が繰り返しているのは、日々のストレッチとギターくらいだ。もう少し若い時から、繰り返しの大切さが分かっていたらオリンピックにでられたかな…?

繰り返しは、若いうちから続けたほうが良さそうだ。
May 26, 2012 17:38:55

日常

カテゴリー: 日記
住んでいる町の表通りを歩いていて、隣に住む年取った奥さんが経営している洋品雑貨店の前を通りがかった。見ると…奥さんの前に、このあたりでよく見かける知的障害のある若い女性がいて、二人は話し込んでいた。そこへ、やはり近所の人だと思う老いた男性が通りがかり知的障害のある女性に向かって“このアホが、また町の真ん中をうろうろしとる。”と吐き捨てるように言って通り過ぎようとした。言われた女性は“なんや、おっさん…私は知ってるで…!”と、老人に詰め寄った。

少し険悪な雰囲気になりかけたので、私は女性に加勢をしようと“アホにアホ言う方が、本間のアホですよ!”と老人に言いかけたが、もしこれを言ったら両方の矛先が私に向かってきそうに思えて、黙っていることにした。

彼らにとっては、このような状況は日常の挨拶なのかも知れない。知らないことに首を突っ込まないほうが、みんなのためになるのだと自分を納得させた。

山本周五郎の季節のない町“どですかでん”を思い出しながら、その場を離れた。
May 25, 2012 16:03:03

真意

カテゴリー: 日記
ギターの先生が以前レッスン中におっしゃった…印象に残っているのに思い出せない言葉があり、思い切って尋ねてみた。先生は忘れたことに気を悪くするというより、改めて聞き直されたことを嬉しげに答えてくれた。

それは、“たかがギター…どうせギター…”だった。普通の言い回しだと“たかがギター…されどギター…”になるが、“されど”が“どうせ”に変わると、私には大きく心に響くものがあり、やけにかっこよく聞こえる。
この言い回しは、自殺でこの世を去った桂枝雀が高座から“たかが落語…されど落語…”とお客に向かって語った際、当時枝雀の二番弟子であった落語家が師匠に向かって、どうして“たかが落語…どうせ落語…”と、言わなかったのかと詰め寄ったという話をもじっているそうで…、なかなか趣深い逸話だと思う。

芸人が、あくまでも、舞台に謙虚に向かうべきだと説いているこの言葉を、私の先生はギターに置き換えたわけだ。

次の生徒の番になり帰り支度を始めた時、それまでの話の延長で、先生は“もし、無人島で生活することになり、なにか二つしか持っていけなかったら、あなたなら何を持っていく?”とおっしゃったので、私は先生の質問の意図とは違うと知りつつ“女二人連れて行きます。”と答えた。先生は、爆笑してくれたけど…きっとその質問はギター弾きとしてギターを捨てるか持っていくか…という問いだったに違いない。

またまた話の腰を折ってしまった。次のレッスンで真意を問うてみよう。
May 24, 2012 16:59:50

魂胆

カテゴリー: 日記

この楽譜は、私のギターの先生が書いた楽譜である。先生が作曲したわけではなく、ロボスという人が作った曲を先生の独自の音楽理論のもとに書き直した譜面である。音楽に造詣の深い方には、一見しておかしな譜面だとお分かりになるだろう。

先生は、いつも私や私よりも長く生徒をしている人達を前に自分の音楽の理解の仕方を説いている。
今日も先生はいつものように自分の考えを話し始めたが、私は“先生…、私にはまだ分かりません。”と遮った。
すると先生は“そうなんだよね…みんな分かったと言っているけれど、最近私と同じようには分かっている人が、一人もいないことが分かったんだよね…。”と、おっしゃった。
私は“先生の言われることを理解するには、先生と同じレベルの人でないと無理だと思うんです。私はレベルが低すぎて理解できない。だから私は分からないと言うんです。でも音楽的に理解できなくても、先生のお話は人生や真理の探究において、参考になるのでお話を伺うことは大好きです。”

ギターを習いはじめて2年が経つ。目標とする“アルハンブラの思い出”と“カバティーナ”が曲がりなりにも弾けるようになり、次の目標が見つからない。
今日渡された楽譜…ロボスの曲が1案に上がっている。先生なりに私を理解して、クラシックのなかでも、少し斜めから攻めている曲を私にぶつける魂胆のようである。

私のように、気楽に習いに行って、素直で?、好きなことを言う生徒は、先生にとってはやりにくいだろうか…?
そんなことないかもな…かえってやりやすかったりして…あまりギターのことを教える必要ないしなぁー。

話すだけで、満足して帰っていくしなぁー。
May 23, 2012 22:06:08

日食

カテゴリー: 日記
知人からメールが届き、ご覧のような写真が添付されていた。メッセージには“金環日食 素敵過ぎる画像を”とあった。どうして手に入れたかと尋ねると、友達が送ってきたとかえってきた。再度“素敵な男性からこの写真を送られてプロポーズされたら、おちそうやね!”と、送り返したが、答はかえってこなかった。

離婚歴ありの独身女性には、微妙な突っ込みはしないでおこう…と思った。

それにしても、私にはこの写真がCGに見える。
夢のない…私だ。
May 22, 2012 13:58:45

見直

カテゴリー: 日記
数日前に、私が2年前に発起人となってある団体を発足させるために計画した企画書の原本をコピーし、1年ほど前にメンバーに参加してきた新しい仲間に渡した。企画業を本業とする彼が当初の企画書を見ることは初めてであり、最近メンバーの多くが離れ、限られた有志の集まりになり、発展性を感じとれない彼が、自分のできる範囲で会の活性化に力を注ぎたいという気持ちから、これまでの会の経緯をつかもうとして資料の開示を要求してきたものだ。
昨日、彼から話があると電話があり会ってみると、いきなり“すごいじゃーないですか…規約・役割分担・活動スケジュール・予算等、最初からすべて完璧にできていたんじゃーないですか…”と言いながら、彼がまとめ直した私の計画書をみせられた。実のところ企画書を作成した私も、当時のことを忘れており他人事のように“すごいですねー。”と言ってしまった。

考えてみれば、大変恥ずかしい話である。おそらく当初考えていた会の趣旨が、回を追うごとに方向が少しずつずれてしまい、結局全く違う方向を向いてしまったと指摘を受けようなものだ。

“すごいですねー。”と言われ、喜ぶわけにはいかない。早い話が“なにやってたんですか?”と馬鹿にされたようなものだ。
ただ、おかげで、なにが良くなかったが見えてきた。

議事録を見直すことが大切だと、自分の会社を大きくできなかった私は改めて思い知った。他人の意見を聞くのもいい加減にしなくちゃー。世の中、勉強!勉強!と言ってられる年でもあるまいし…。

もう一度、芯を見直して出直しやぁー。

私は、個人プレーに徹したほうがいいんだわぁー…。
May 21, 2012 12:34:25

日食

カテゴリー: 日記
知人の家で、先日もらったフォアグラを食べることになった。

昨日の午後、チーズの計り売りのお店でウオッシュタイプのチーズを1/4カット買い、マダムのお店でワインを安く分けてもらい、知人のパン屋にバケットを買いに行った。すると、ちょうど主人が店にいて、バケットに手を伸ばすと“うちのフランスパン、本当はおいしいねんで!”と声をかけてきたものだから“本当って、どういう事ですか?”と聞き返した。
こちらは、美味いから買いに来ているのに妙なことをいうものだ。調理パンが沢山売れて、バケットがあまり売れないということだろうか…、私には関係ないことなのに…。

ともかくフォアグラと私が揃えた食材をかかえて知人の家に向かった。

知人の家の近くから電話してみると、誰も出ない。留守電とメールを入れてしばらく車のなかで待ちぼうけていたら、電話がかかってきて、昼寝していたと聞かされ思わず口が開いてしまった。案の定知人担当のメイン料理は何もできておらず、取り敢えず私の持ち込んだものだけで酒盛りをはじめた。

ワインとチーズとパンと、それにフォアグラだけで充分楽しい時間が過ぎたが、ワインが無くなった頃、腹が空いてきて、焼き鳥屋に行くことにした。ワインの後にビールと焼鳥という合わせ方がどうかは分からないが、酔ってしまっているから、なんでも美味い。
4時頃から始まった酒盛りは、9時頃には終了したようで、気がついたら知人の家で朝を迎えていた。朝飯も喰わずに金環日食を背に車を会社に向けて走らせた。

今度は、怠け者の知人にちゃんと料理をさせようと思う。

言っておきたいことがある。“バケットはとても美味かった。”
パン屋の主人に言っておこう。
May 20, 2012 11:46:23

老後

カテゴリー: 日記
昨日、電話が入り、話があるので日曜日にこちらに出てくるから時間がとれないかと言われた。
明日も1週間後も予定が入っていることを伝えると、同じ電話で先方から話はじめた。
話の内容は、彼女たちの母親の老後のことである。彼女は58年前に二人の娘を生まれ故郷に置いて神戸に出稼ぎにやってきて、83才になる今も私の傍にいる。私にとって彼女は第二の母親のような存在であり、これからの彼女の行く末について私は真剣に考えている。

我が子と幼い時に分かれて住むようになった彼女は、今でも子供に対して母親としての役目を果たせなかったことに引き目を感じており、私がみる限り子供とのつきあいが、潤滑とは思えない。

私は昨年3月に彼らの生まれ故郷に住む長女を訪ね、母親の老後について、親子3人のなかに私も入れてもらい、話し合いをする場を持ってほしいと伝え、昨年中に神戸で大阪にいる次女も含めた4人で話をすることを約束した。
しかし、以後連絡がないもので、3月に大阪に住む次女に電話し、早く場を持つことに尽力してもらうように依頼した。

昨日の電話は大阪に住む次女からであった。その内容は、思いもよらないものだった。事態が悪化するまで、今の状態を静観させてもらいたと伝えてきたもので…、私の提案した全員揃っての話し合いの話はどこかに行ってしまっていた。
詳しくは書けないが、私が昨年動いた意図が彼女たちに伝わっていないことに気が付いた。年取った母親を娘に押し付けようと言う話をしているのではない。みんなが納得できる母親の老後を全員が揃って今のうちに確かめておきたいと思うだけなのだが…

そうですね……。
平和な日本では、こんな問題が、あちこちで起こっているんだろうな…。

ともかく自分の思いが、うまくわらないジレンマを今感じている。

私は、逃げるつもりはない。
第二の母親の幸せを祈り、私のできることを謙虚にこなしていくだけだと思っている。

火曜日に次女と話をする。私の思いがうまく伝わるように精一杯努力したい。
May 19, 2012 12:07:56

電話

カテゴリー: 日記
昨日のコンサートの間に、私の携帯に登録していない番号から二度電話が入っていた。演奏中に電池切れして充電していたもので、終演後、掃除を終えた午後10時半まで気が付かなかったのだ。
遅い時間だったから、覚えのない番号には翌日の朝にかけてみようと思い、今朝携帯を手にしたら、タイミングよく相手の方からかかってきた。

電話の主は、2年前に彼の故郷の函館で20年ぶりの再会を果たした私の元部下のフランス料理店のオーナーシェフだった。来週大阪で行われるデパートが主催する物産店への出店のために、こちらに出で来るので、私の父の位牌に手を合わせたいと言うのだ。9年前に逝った私の父が彼を至極可愛がっていたもので、私の会社を辞めて、一度も関西にやってくることのなかった彼にすれば、この機会に母にも会って話がしたいという気持ちが湧くのも察せられる。

当日私は昼から、ある外資系ホテルで行われる“ビール祭り”に参加する予定だったが、お参りに来てくれる彼をぞんざいにはできず、予定を変更してランチに、彼の友人で私の知り合いでもあるオーナーシェフのフランス料理を食べ、その後車で自宅まで連れて行き、それからもう一度町に戻って“ビールまつり”に参加することにした。“ビール祭り”は諦めない。

昨日のランチもフランス料理だったし、再来週も知人のフランス料理店が企画する“羊を食す会”に出席予定である。
最近、なんと体に悪い食生活だろう…。

体重が増加傾向にあり夏を前に極度の節制が必要だと肝に銘じる。
▼    ... | 100 | 101 | 102 | 103 | 104 | 105 | 106 | 107 | 108 | ...