acchan.com恋愛お見合い - 無料の婚活サイト  どなたもログインしてません  

SOLILOQUY

ひとりごと

▼    ... | 101 | 102 | 103 | 104 | 105 | 106 | 107 | 108 | 109 | ...
May 18, 2012 14:37:19

断弦

カテゴリー: 日記
今日は“ピアノとギターのコンサート”の最終回だ。朝からピアノの調律師がきて仕事をしているが、高音域の弦が一本切れてしまった。張り替えるか、それとも3本の弦のうち残りの2本だけで演奏してもらうか…の問題あると説明を受けた。
張り替えた弦は音が安定するまでに時間がかかり、今から張り替えたら演奏中に大きく狂う可能性があると言う。反して一本足らずに演奏するとその音だけパワーが小さくなると言う。
そう言われても、私にはピアノの音に関する造詣が足らず答えられない。続けて説明を聞いてみると…よほど耳の良い人でないと一本足らないことは気付かないし、演奏者も分からないかも知れないと言う。

結局、現時点での調律師のベターアンサーは2本の弦でコンサートを迎えたほうが良いと言っているのだと分かった。
私に相談したように聞こえたが、ピアノのことが分からない私に確認を求めただけなのだ。そこまでは理解できた。

なんにでも、分かる人と分からない人・気になる人と気にならない人・繊細な人と鈍感な人がいる。

今、調律師と私は、まだ来館していないピアニストに、最初に弦が切れていることを伝えるかどうかを思案している。伝えてしまえば、ピアニストの心にかえって迷いが出るかも知れない…と心配したのだ。

結論は…言わないことに決めた。気がついた時に説明したほうが良い…という判断だ。

何回も顔を合わせているギターの先生のお気に入りのピアニストには、気が付いてほしいと思う気持ちと、何事もなく終わってほしいいと言う両方の気持ちが私の心に去来する。

もしも、誰も気が付かなかったら。私と調律師の二人だけ…それとあなたとの秘密として、永久に封印されることになるだろう。

分かったら、謝って説明するしかない…。
May 17, 2012 15:16:49

買物

カテゴリー: 日記
1週間に一度火曜日の午後に、町の若手の人達が集まって話し合うミーティングがあり、いつもなら私のところのホールで行うところ…、今週は予約が入っていたものだから、メンバーの一人が経営するカフェで開かれることになった。この経営者は夫婦で事業を展開していて奥さんは高級輸入婦人服を扱い、ご主人は紳士物とカフェを経営している。近くで合わせて1000㎡の店舗展開をしているやり手である。

カフェの隣に紳士物のショップがある。今まで入る機会はなかったが、早く着いてミーティングまでに時間があったものだから主人の説明を受けながら見て回るはめになった。すると、案の定なにか買わないといけない雰囲気のなり、関西人らしく仕舞い込まれたタグを引っ張りだして値段を見てみると、薄手のジャケットで安いもので8万円以上、ブランド物で17万円以上とある。最近私が買っている若い子の店の品と比べて一桁違うことが分かった。

一番安い商品はどれかさがして、白いYネックのT‐シャツを手に取ってみたら、¥12,600.とあった。ミィーティングのメンバーも揃ったようだし、“また今度来た時に見せてもらいます。”と言って隣の部屋に行こうとしたら、主人が“着てみますか?そのくらいの時間なら、みんな待ってくれると思いますよ!”なんて言ってきて、引くに引かれず、とうとう試着して買ってしまった。

こんな高額のT‐シャツは、はじめて買った。バブルの時でも、この手のT‐シャツを買った記憶がない。
しかも普段の私のサイズがなくて、少し小さ目だったことが悔やまれる。

さて、どんな服を合わせたらいいだろう。T‐シャツが身に着けている者で一番高い…なんて誰も思わんだろうな…。店の主人に、やられたな…。

はやく、夏にならんかな…。
May 16, 2012 17:26:29

老化

カテゴリー: 日記
スーパーで、食料品を買った時に袋詰めで、引っ張り出して使う薄い半透明の袋の口を開こうとしても開かない。若い時には簡単に開けられたのに…。

取れたカッターシャツのボタンを自分でつけようとしたら、針に糸が通らない。子供の頃には祖母の代わり糸通しをしていたのに…、

そういえばこの間、公園の鉄棒で懸垂してみたら、1度たりと体が上がらない。もちろん蹴上がりなんてできなくなっていた。逆上がりは試さなかった。どんどん、もっていた能力が失われていく。

体の表面から脂分が抜け、各器官の能力・筋力は衰え、女性に対する胸のときめきがなくなり(少しはまだあるけれど)失っていくものばかりと溜息をついた。

しかし、反面…他人(女)の心も少しは分かるようになり、相手と協調する術もダメ―ジを与える術も覚え、この世で生きていくうえでの自分の法則も形になってきた。
失うものがあり、得るものがあり…この世はうまくできている。

でも、若さは失いたくないものだ。

こんなことを考えるという事が…老化なんだろう。
May 15, 2012 14:26:27

根性

カテゴリー: 日記
第4回目となるギターとピアノのコンサートも、5月18日で最後となる。昨日最終リハーサルのために演奏者とその関係者がやってきた。回を重ねるごとに全員が打ち解け、そして内容が良くなってきたことが分かる。全員、リラックスしながらも、いい具合の緊張感が張りつめているように思った。

これまでのティーブレークでは、私はいつも馬鹿話をして全員の笑いをとったが、昨日は近寄らずに遠くからじっと眺めていた。

早めにリハーサルも終わり、帰り支度を始めた頃…待ってましたとばかりに、私はギターの先生に話しかけた。
「先生、もし戦うなら、勇気のある奴と根性のある奴と…どっちと戦いたいですか?」
先生は即座に答えてきた。
「勇気のある奴やね…。」
「なんでですか?」と再度問うた。
「根性のある奴は、負けてもまた向かってきよる…。やっかいや…。」

先生…さすがだと思った。

なに言ってるんでしょうね…私は…、先生は「その話、僕の今日のブログに書いてもいいかな?」と、おっしゃった。

いい先生やなぁー
May 14, 2012 12:56:55

青春

カテゴリー: 日記
昨日、香川県にある工場の敷地内で行われたイベントの音響の手伝いに行ってきた。出演者は本場高知で行われたコンクールで1位になったことのある地元“よさこい”チームの踊りと神戸からやってきたオールディーズのバンドだった。
昨年は、高校生のよさこいチームが出演していて、上手いと思ったが昨日のチームは、さすがにワンランク上のキレがあった。

続いてオールディーズのバンドの番になり、私にすればすべて聞き覚えのある曲ばかりなのだが、工場の若い工員たちには馴染がなさそうで最初のうちはノリが悪かった。そのうちに60才過ぎのおばさんが若い子を引っ張り出して何人かが踊りだし、最後は20人以上がステージの前で騒いでいたが、ツィストを踊る者は一人もおらず、ただただ手を振り、腰を回し、無意味にターンを繰り返すだけで、決してダンスとは言えないしろものだった。
オールディーズというジャンルの音楽は、おそらく現在60才半ばの人達に馴染みがあるのだろう…。私の若かりし頃の音楽ではなかった。演奏しているバンドの連中も私より若いから、おそらく彼らが子供の頃、両親が家のなかでレコードをかけていて耳に残り、好きになったのではなかろうか?

私の青春の音楽ってなんだろう…と、考えてみた。
オールディーズではなく、ビートルズやグループサウンズではなく、イーストコーストでもなく、ハードロックでもなく、UKではなく、ジャズではなく、フォークソングでもなく、クラシックや歌謡曲でもない。
ちょうど学生運動が下火になりはじめて、ノンポリ学生が増えてきた頃である。どのジャンルにもどっぷり浸かることはことなく、しかしどのジャンルも聞きかじったように思う。

今の若い人達が年よりになった時、青春の音楽っていうのが“少女時代”とか“AKB48”なんてことになるのかな…。
そういえば、私が学生の頃…寮生活で同部屋になった先輩が“キャンディーズ”とか“ピンクレディ”が好きで、否応なしにレコード聞かされたし、青春なんてそんなもので良いのかも知れない。

それでも、青春の音楽が“オールディーズ”とか“70 年代のウエストコースト”です…なんて、すっきり答える人のほうが、かっこいいと思うんだけれど、これは偏見だろうか…。

まぁー…私に青春の音楽なんてないし、これ以上考えるのは止めておこう。
May 13, 2012 18:58:36

害虫

カテゴリー: 日記
昨年から私の文章を読んでいただいている方はお分かりだろうが、私は毎年、音響の仕事をしている知人の手伝いで、この季節に香川県に出かけている。今朝も5時半に家を出た。途中…6時頃、去年と同じように、大阪湾を一望する山に登り写真を撮った。一枚は、眺望スポットに向かう山道の一コマである。オゾンをいっぱい感じられるこの道は私のお気に入りだ。
ここを真っ直ぐ進むと山と海と町が織りなす絶景が眼前に広がる。








もう一枚は、大阪方面を撮った写真だが…どうも空気に妙な淀みがある。黄砂が飛んできていると言う話も聞くが、そうではないような感じがする。別の化学物質が大陸からやってきたのではないだろうか…。子供の頃の光化学スモッグ注意報なんて思い出した。
人間は。自然界にとてつもない毒をまき散らしている害虫かも知れない。

なんてことを考えながら、ガソリン車で二酸化炭素をまき散らして片道150kmの行程を往復して帰ってきた。

香川の“うどん”はコシがあって美味かった。
May 12, 2012 16:03:52

先端

カテゴリー: 日記
学校を卒業後、しばらくの間、アパレルのデザイナーの仕事をしたことがある。アパレルと言ってもある上場企業の紳士ナイトウェアだから、あまり華やかなものではなかった…。
洋裁のことは無知だったから、会社の休みの日に自費で洋裁学校に通って勉強した。もともとファッションにはあまり興味がなかったから、世の中の流行を知るために、当時昼休みを仲間といっしょに過ごさず会社近辺のブティックを徘徊した。

会社のデザイン室には、数十万円もする2年先の世界的な流行色を予測する海外のコンサルタント会社が提案する数百色の生地サンプルの入ったボックスがあり、そのサンプル生地を一部切り取って、私もニットの染色カラーを指示したものだ。

その頃、私は世の中には“踊らす人間”と“踊らされる人間”がいる事を知った。

1年半先のシーズンのデザインをしている自分が決める色の大きな流れを、その数年前に決めている人間がいる。その逆に、数年前に考え出されたことを最先端だと思って今、使う者がいるのだ。

私は、しばらくしてアパレルのデザイナーを止めた。当時“踊ったり、踊らせること”が自分の性に合わないと思ったこともあるが、根本的にデザイナーの仕事をするために大切な要素となる“物質欲”が低すぎたことが大きかったと思う。

最近の私は、スマートフォンを手に入れるし、アイパッドにも興味があるし…自分が踊らされて生きていると理解している。

大抵の人間は、踊らされ生きている。

他人を踊らすことができるのは、莫大な資金と綿密な広報活動ができる一部の人間しかいないのだと思っていたのだが…

インターネットはお金をかけずに人びとを踊らせるツールと考えていいのだろうか?
今からでも、踊らせる人間になれるだろうか?
May 11, 2012 15:45:53

空席

カテゴリー: 日記
先週“バトルシップ”を観た。予想どおり最近観た映画のなかでは際立って良かった。

なにしろ頭を使わなくて済むのが良い。“くるぞ!くるぞ!”と思うと予想通りに展開し“やっぱり来たか!”と…なる。“ギャー”と叫びたくなるような脅しがない。例え、とんでもないシーンが出てきても“そんなアホな!”の一言で終わる。後であれこれ思い巡らせることのないハッピーエンド…。この手の映画大好きです。

そこで、元デザイン会社の経営者で、元神官で、東京オリンピックの国立競技場での開会式の時にライフル射撃の現場スタッフで参加していた元自衛官(80才を越えている)の知人にストーリーのさわりを話してみた。彼はお宅とは言わないが各国軍隊の装備についてとても詳しい。日本が敗戦調印した戦艦ミズリーもこの映画に登場することだから、きっと楽しんでくれると思って勧めてみたら。案の定行く気になって昨日観に行ってくれた。しかし残念ながら一昨日で近隣映画館はすべて上映を止めており他の映画を観て帰ってきたと、今日…聞いた。なんと一ヶ月続かなかった。

“テルマエ・ロマエ”は、観ていないからダメな映画とは言わないけれど、なんで、ユニバーサル映画100周年記念作品が“テルマエ・ロマエ”に負けてるんだろう?
ブランド志向の日本人は、お気に入りの有名人が出演していないと興味を示さないのだろうか…?浅野忠信…一人だけじゃー役不足と言うことなんだろうか?

ともかく、私が観に行く映画はことごとく上映期間が短い。
配給会社にとっては、私の興味のない映画作りしたほうが、儲かるかもしれん。

まぁー客席は空いていいけど…。
May 10, 2012 16:25:45

挨拶

カテゴリー: 日記
朝散歩をしていると、横断歩道で登校中の生徒に誘導と挨拶をする小学校の校長か教頭らしきらしき人が立っていた。
彼の姿は何度もみかけたことがある。彼は小学生だけでなく横を通り過ぎるすべての大人や中学生にも“おはようございます”と大きな声をあげている。もちろん今朝…、私も大きな声で“おはようございます”と、答えた。

彼は、ある中学生の一団に向かって、様子を伺いながら…“おはようございます”と声をかけた。しかし、誰も返事を返さない。返事したのかも知れないが、私には聞こえなかった。その中学生の校門の前では、やはり中学の校長か教頭が立っていて、“おはようございます”と挨拶している。中学生の一団も、校区が同じだから小学校の先生の顔は見知っているだろうに…、卒業したら無視するのが常識とでも言うのだろうか?挨拶は、自分にとって有益な直属の先輩や教師だけにすればよいと教えられたのか?

考えれば校長も、自分が校長だと知られないところでは、誰彼なしに“おはようございます”と言わんだろうに…
そこのところを子供は見透かしてしまうのだろう。大人には、表と裏がある…と。

山で出会った人には見知らぬ人でも、挨拶するのが常識だが、これは誰もいないところで知らない人に出会った場合に反応をみて相手がどんな人物か見極めるためには効果的だと思う。
もちろん私も挨拶は人間関係を築く上で大切な常識だと思う。だが単純に習慣付けすべきではなく、大切だからこそ、もっとデリケートな扱いが必要に思う。

何故、自から挨拶することが大切なのか…お互い気持ちよくなるために…、相手の人間性を見極めるために…、上席に敬意を払うために…、そしてどの範囲で声をかけるべきなのか…、挨拶しないほうがいい場所とか時とかもあるとか…

もっと実戦的に教えることはできないのだろうか…子供たちに見透かされないように…。
May 09, 2012 21:42:28

前例

カテゴリー: 日記
竜巻で、亡くなる人がいる。
夜行バスに乗って、眠っているうちに激突して命を失う人がいる。
暴走してきた車に後ろから跳ねられて死ぬ人がいる。
津波に襲われて息絶える人がいる。
地震で倒壊した建物に押しつぶされて死ぬ人がいる。

沢山の前例があるのに…
多くの人は、自分にはそんな突然の死は訪れないと考えている。
予期せぬ死がやってくることは、起こりうることなのに…。

次は自分の番かも知れない…と、私は思っている。
だから言うが…次は、あなたかも知れない。

今を、楽しくすごさなくちゃー
くよくよせずに、前を向いているほうが良い。

いつでも、生きている幸せを実感していたい。
▼    ... | 101 | 102 | 103 | 104 | 105 | 106 | 107 | 108 | 109 | ...