今朝、20年前にある会合で毎月会っていた人に会いに行った。彼は震災前、漬物屋を営んでいたが震災で家が焼け、その直後から疎遠になっていた。 彼は以前とは全く違う…、町の古写真アーカイブの管理をしている。私は、ある明治時代の古写真の出典を探していて出会うことになったのだ。 懐かしかった。以前出会ったことに彼との縁を感じた。また、今日出会ったことにも彼との縁を感じた。 それらを踏まえ、新しいお付き合いをさせていただきたいと思う。 運命とは、そんなものだと思うのだ。 |
支えてくれている人への感謝 この世を去った人も含め支えてくれた人への感謝 忘れてはいけないことがあること 自分ができることがあるということ 生かされていること そんな思いを大切に 自分自身を見つめ 日々を過ごす |
数字に置き換えられないものもあると思うが、人の命も戦後補償も保険金も前例とか常識と言う基準で、最終的には数字で決着するしかない。 “お金ではない。人の命は地球より重たい。”なんて言うのは、ヤクザか政治家だ。 そう言い続けたら、いつまでも前へ進めないし、最悪戦争するしかないのだろう。 ある程度の数字で、自分に決着をつけることは大切だと思う。 |
知人の奥さんが数年前に癌になり、すでに3回の手術をした。昨年末から肺に水が溜まるようになり、何度も水を抜いた。その間隔が徐々に短くなり今年に入ってすでに2回行っている。つい先日二日間入院した。9年前に私が手術をした後、同室の患者が夜中に病室で水抜きをしたことがあったけれど、体を叩くような音と共にうめき声が聞こえたことを覚えている。 回復が見込めずなんとか現状維持ができればと言う状況で、光を見いだせない奥さんは苦しいに違いない。知人も苦しいに違いない。 私は、二人がどんな形でも楽になるようにと祈るしかない。 |
最近になって、農家の人たちと交わるようになった。今まで考えていなかったが、いろいろな意味で日本の農業が頭打ちをしていて、農家の人たちが将来に不安を抱えている様子を知る機会が増えてきた。 安くて、そこそこのものではなく、安全が担保され、そこそこのものを、私達が欲しなければ日本から農業が消滅すると言う現実を知り、生産者と消費者が直結することが大切だと、理解できるようになってきた。 そう気が付く人が増えていくことを願わずにはいられない。 |
なんにでも、抜け道がある。知って利用すると得することもあるが、抜け道にはリスクを伴うことがある。危険であったり、世の中の状況が変わると利用することが罪と言われることがある。 それでも、私は、抜け道は知っているほうが良いと思うし、知らなければ探す努力はするべきだと思う。抜け道がなければ、死んでしまうこともあると知っているから…。 どんな窮地に立たされても、道があると思うほうが、生き残るチャンスが広がると思うから…。 |
身体には痛点があり、当然少し怪我をしたら痛みを感じる。身体には痛点のないところがある。そこに傷を負った場合、すぐには分からない。内臓とか血管とか…おそらく心もそうだろう。問題が大きくなってからでないと分からない。 身体のすべてに、そして心も同じように、大事になる前に痛みが分かればいいのだけれど…、立っていられないようになるまで分からない。 そう思うと、人は大きな痛みを背負わなけれならない生き物なのかも知れないと思うのだ。 |