知人の奥さんが数年前に癌になり、すでに3回の手術をした。昨年末から肺に水が溜まるようになり、何度も水を抜いた。その間隔が徐々に短くなり今年に入ってすでに2回行っている。つい先日二日間入院した。9年前に私が手術をした後、同室の患者が夜中に病室で水抜きをしたことがあったけれど、体を叩くような音と共にうめき声が聞こえたことを覚えている。 回復が見込めずなんとか現状維持ができればと言う状況で、光を見いだせない奥さんは苦しいに違いない。知人も苦しいに違いない。 私は、二人がどんな形でも楽になるようにと祈るしかない。 |