時間’というものは、時計をイメージするように、この世の全てにとって同じ間隔を刻んでいるように思われがちだが、実は明らかに全て違う進み方をしており、条件の変化のなかで一つの個体でも時と場合によって流れの速さが異なっているように思う。 完成させることが目的であるのなら、同じことをするのに一日かかる人と、1年かかる人や、一生かかってもできない人もいるだろうから、それらの人達が同じ時を刻んでいるとは思うには無理がある。 時間というものは、他人との共通認識の概念としてあるだけで、生きた成果を基準とすると所謂同じ年齢であっても300才と10才くらいの開きのある人間がこの世に混在しているように思う。 そう考えるなかで自分の年齢を考えてみると、やはり年相応かなと思うのである。 あまり、難しく考えないほうがいいかもしれない。 |